隠れた郷土の遺産、石段の魅力をあなたに!
四津山神社の位置 | 石段の地形的な位置 |
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所在地 埼玉県比企郡小川町高見1125 | |
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段 数 | 162段[多い] | 磨滅度 | 軽 微 |
長 さ | 約117m[長い] 石段部分=59m(51%) 踊場部分=58m(49%) |
方 角 | ❶ 西 ❷ 南西 |
高低差 | 約44m[大きい] | 石 材 | 天然材(砂岩・花こう岩) 人工材 |
幅 員 | 2.1~2.2m[標準] | ||
踏 面 | 26~30㎝[標準] | 手すり | ❶ なし ❷ 有(中央) |
蹴上げ | ❶ 17~20㎝[標準] ❷ 21~22㎝[高い] |
併置物 | 石碑・大黒天碑・手水舎 |
傾 斜 | ❶ 28~30°[標準] ❷ 34~38°[急] |
築年代 | 1907年(明治40年) |
踊場数 | 7ヵ所 | 植 栽 | サクラ・アオキ・ツツジなど |
袖 石 | 有(幅15㎝) | その他 |
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最初(下方)の石段 短い石段である。踊り場が適度にあり、上りやすい。上の「データの解説2」に示したように、上段にいくにつれ、傾斜が急で、蹴上げが高くなることを実感してほしい。 |
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苔むした袖石の親柱 最初(下部)の石段の親柱。四角錐の端正な親石に、うっすらと苔がついている。整った石段によく似あっている。 |
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袖石と石段のずれ わずかな隙間に落ち葉が入り込んでいる。長い間に地盤が動き、影響を受けた結果だろう(上部の石段の上段付近)。 |
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ピカピカの支柱 2011年、奉納により設営された手すり。支柱は花こう岩(御影石)からできている。上部の石段は、傾斜がきついので(34~38°)、しっかりした手すりは助かる(上部の石段の中段付近) |
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風で飛んだ紙垂 上の表題写真にみるように、石段にしめ縄が張られている。それに付けられた紙垂(しで)が、雨風に打たれて石段脇にある(白い部分が紙垂。上部の石段の下段付近)。 |
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広い境内にある社殿 石段を上りつめると、上の地形図にみるように、平坦な場所が広がっている。その西の端に瀟洒な社殿がある。この右わきの道を進むと本郭跡などに行ける。 |
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すばらしい眺望 眼下に街並みと、遠くにかすむ山々が目を楽しませてくれる。長い石段上りの疲れが癒される。 |