原爆ドームの模型作りに挑戦してみませんか


1945年8月6日、広島市に原子爆弾が投下されました。
おびただしい数の命が奪われ、被爆者の苦しみは今なお続いています。
爆心直下付近に産業奨励館があり、核爆発の劫火にさらされました。今の原爆ドームです。
原爆の永遠の証人である原爆ドームの模型を作り、核兵器、戦争、平和について考えてみませんか!

原爆ドームの模型作りに挑戦してみませんか

原爆ドームの模型作りに挑戦してみませんか

 
  •  上の写真は、埼玉県立秩父高校2年6組(2105年度/平成27年度)の生徒が、文化祭の平和展で製作した原爆ドーム模型。現在、埼玉県東松山市にある原爆の図丸木美術館に保管、展示されています。


  原爆の惨禍を伝える証人
 1945年8月6日、広島に原子爆弾が落とされ、20万人を超える人々の生命が失われました。爆心点直下に旧産業奨励館がありました。これが現在の原爆ドームです。原爆ドームは核兵器の惨禍を伝える貴重な証人です。

 私たちは日本と世界の仲間に原爆ドームと旧産業奨励館の模型を作り、文化祭や平和展に展示し、平和を学び、平和を創ることを呼びかけています。
取り壊しの危機を越えて
 戦後まもなく原爆ドームは取り壊しの危機にありました。しかし平和を願う多くの人々の熱い心がひとつに集まり、原爆ドームは永久に保存されることになりました。

 原爆でボロボロになったドームを補修するためには多額の資金が必要でした。平和を求める声に支えられ、保存工事のために全国津々浦々から4億7千万円もの寄付金が集まりました。多くの子どもたちも、小遣いのうちから願いを届けたそうです。
  原爆ドーム模型は海外でも
 日本中の小学校、中学校、高校、特別支援学校、高専、市民団体・・そして世界ではトルコ、スリランカ、モロッコ、ロシア、アルゼンチン、チェコ、ザンビア・・などの国々で、たくさんの原爆ドームと旧奨励館模型の作品がつくられています。下記をクリックして、ごゆっくりとギャラリーの作品の数々をご覧ください。
 
 
 
  世界遺産原爆ドーム
 原爆ドームは、1996年(平成8年)にユネスコ世界遺産に登録されました。絢爛たる建築物でも美しい自然でもなく、無残な姿を見せる原爆ドームが、世界遺産に登録されたことには大きな意味があります。
 ユネスコは登録の理由を以下のように述べています。<(原爆ドームは)人類史上初めて使用された核兵器の惨禍を如実に伝え、時代を超えて核兵器の廃絶と世界の恒久平和の大切さを訴え続ける人類共通の平和記念碑>
模型を作ってみませんか
 文化祭、総合学習、部活動、地域の平和展などで、原爆ドームの模型を作ってみませんか。旧産業奨励館模型もどうぞ。

 でも、どうやって作ったらよいのか、戸惑うことと思います。そこで、誰でも取り組めるように、わかりやすいドーム作りの指南書を刊行しました。原爆ドームと旧産業奨励館を多数のパーツに分けて、それらの型紙を約120枚収録しています。詳細は下記の案内をクリックしてください。
 


以下の私の2つのホームページにもぜひお立ち寄りください(^_^)

   『シーラカンスと私を結ぶ2億のおかあさん』
 約4億年前のシーラカンスから6万年後の未来人まで、壮大な生命の歴史を縦軸に、いのちの重みと輝きを描く。「強いものが生き残ったのではなく、弱いものが生き残った」という進化の真髄が通奏低音として流れる。
   SEKINEが選ぶ埼玉の石段ベスト33+α
 山寺や奥社の石段を訪ねてみませんか。古来の人々が作り上げた技が自然と溶け合う。私が長年の地質調査の折に、心に触れた埼玉の石段を紹介。幾多の人々の願いを運んできた石段。あなたの心にリフレッシュと癒しを。

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