隠れた郷土の遺産、石段の魅力をあなたに!
青山氷川神社の位置 | 石段の地形的な位置 |
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所在地 埼玉県小川町青山1312 | |
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段 数 | 63段[標準] | 磨滅度 | 小規模 |
長 さ | 約23m[短い] | 方 角 | 南東 |
高低差 | 約12m[標準] | 石 材 | 天然材(砂岩・花こう岩) 人工材 |
幅 員 | 1.82m[標準] | ||
踏 面 | 25~29㎝[標準] | 手すり | 有(両側・中央) |
蹴上げ | ❶19~22㎝(大部分)[標準~高い] ❷25~27㎝(一部)[高い~かなり高い] |
併置物 | 小社・石碑・看板・手水舎・社務所・ベンチ |
傾 斜 | ❶34~38°(大部分)[急] ❷40°(一部)[急] |
築年代 | ? |
踊場数 | 0ヵ所 | 植 栽 | ヤブツバキ・クスノキ・ケヤキの大木あり。 |
袖 石 | 有(14㎝幅) | その他 |
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蹴上げのコケ 季節には、蹴上げがコケに覆われていたのだろう。強い日差しと乾燥に耐えかねて剥離してしまった。石段とコケが織りなす一つの姿である。次の季節の到来を待つ(下段付近)。 |
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手すりの支柱は花こう岩 青山氷川神社の石段の手すりは3本ある。中央の手すりの支柱は金属パイプであるが、両サイドは花こう岩が支柱として使われている。堅固であると同時に風格がある。写真の支柱は一部破損している(下段付近)。 |
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波打つ石段 石段の一部が波打っているのがわかる。上から撮影した写真である。真横から撮影した写真は、下に掲げる。地盤が滑った影響か?(上段付近) |
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谷型部分 上の写真の下側の屈折点。谷型に折れ曲がっている。黄色の破線で食い違いが確認できる。下側から上側にかけて、角度が36°から40°へと変化する。その差は約4°である。 |
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山型部分 「波打つ石段」の写真の上側の屈折点は、山型になっている。黄色の破線を参照。下側から上側にかけて、角度は40°から37°へと変化する。その差は約3°である。 |
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蹴上げが特に高い 上の写真のように、角度が谷型に急変する部分では、蹴上げが高くなる。通常19~22㎝であるが、25~27㎝と移り変わる。写真の場合の蹴上げは、約27㎝。 |
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袖石を外側から固める 袖石の外側は急な地形である。石段の角度を一定に保つために、石段の底部は石垣で支えられている。袖石の外側もがっちり固められている(下段付近)。 |
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石段を支える石垣 上に向かって左側の石垣の方が、右側のものより高く、規模が大きい。緑色岩、粘板岩、片岩などの石が使われている。この付近で採取可能である(中段付近)。 |
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天水桶のある本殿 急な石段を上ると、天水桶に水をたたえた本殿がある。踊場がなかったので、ここで一息。 |
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青山氷川神社の豊かな森 境内の周囲は、天然記念物指定にふさわしい植栽が広がっている。樹木の名札もつけられている。大木も多くあり、フィトンチッドを感じる癒しの森である。 |