隠れた郷土の遺産、石段の魅力をあなたに!
秩父札所24番法泉寺の位置 | 石段の地形的な位置 |
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所在地 埼玉県秩父市別所1586番地 | |
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段 数 | 117段[標準] | 磨滅度 | 中程度 |
長 さ | 40.6m[標準] 石段部分=40m(98.5%) 踊場部分=0.6m(1.5%) |
方 角 | 北 西 |
高低差 | 約17m[標準] | 石 材 | 天然材(砂岩) 人工材 |
幅 員 | 2.0~2.1m[標準] | ||
踏 面 | 25~35㎝[標準] | 手すり | 両側に有 |
蹴上げ | 12~21㎝[標準] | 併置物 | 灯籠・地蔵 |
傾 斜 | 26~30°[標準] | 築年代 | 江戸時代中期?補修有 |
踊場数 | 1ヵ所 | 植 栽 | 桜など |
袖 石 | 有(幅12㎝) | その他 |
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懐かしい香りの石段 かつてはどこにでもあったような、郷愁を誘う石段。少し磨耗がすすんだ踏み面はぬくもりがあり、いぶし銀のような風格さえ感じる(下段付近)。 |
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すり減った石段 江戸中期に作られたという石段。健康と心の平寧を願ういくたの民衆がこの石段を上ったことだろう。それは今も変わらない(中段付近)。 |
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風化している石段 石段の天然材が風化して、堆積した時の細かい面があらわになっている。創建当時の石がそのまま現代にいたっているのかもしれない(中段付近)。 |
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石段上のさくらんぼ 石段脇に植えられている桜の木からたくさんの小さなさくらんぼが石段の上に落ちている。割れた実が青紫色に踏面を染めている(上段付近)。 |
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法泉寺観音堂 正面の唐戸の両袖に仁王像が安置され、その柱は八角柱である。昔、口の腫物に困った女性が、僧が与えた楊枝で口を洗い治ったという言い伝えがある。 |
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石段の上からの眺望 法泉寺境内からは秩父市と、そのシンボルである武甲山、荒川の清流と河岸の眺望がすばらしい。初夏の新緑と秋の紅葉が美しい。 |