隠れた郷土の遺産、石段の魅力をあなたに!
虚空蔵禅寺の位置 | 石段の地形的な位置 |
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所在地 埼玉県秩父市上宮地4704 | |
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段 数 | 95段[標準] | 磨滅度 | きわめて軽微 |
長 さ | 約53m[標準] 石段部分=35m(66%) 踊場部分=18m(34%) |
方 角 | 北西 |
高低差 | 約15m[標準] | 石 材 | 天然材(花こう岩) 両脇は天然材の丸石による石垣 |
幅 員 | 2.84m[広い] | ||
踏 面 | 35~36㎝[標準] | 手すり | 有(中央) ステンレス製でしっかりしている |
蹴上げ | 18~19㎝[標準] | 併置物 | 石碑・標柱・灯篭・街路灯 |
傾 斜 | ❶ 26°[標準] ❷ 28~30°[標準] |
築年代 | ? |
踊場数 | 7ヵ所 | 植 栽 | スギ・カンゾウ・ササなど |
袖 石 | 有(幅16㎝) | その他 |
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リズミカルな石段 11段の石段と踊場がセットになり、7回(または8回)繰り返している。左側の袖石を見ると、そのいくつかが確認できる。適度に足休めができ、無理なく上れる。縁日には子どもからお年寄りまでたくさんの人が訪れるので、ありがたい構造である(下段付近)。 |
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袖石の排水溝 幅16㎝の袖石の所々に、幅約7㎝の溝が切られている。雨水を石段の外に導く排水溝と思われる(下段付近)。 |
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上品な踊場 方形に切られた花こう岩が、ていねいに敷き詰められている。踊場の長さは1.9~2.3mのものが多い。最初の踊場のみ5.3mと長い(中段付近)。 |
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木立をバックに裸電球 石段を横断して電気配線がほどこされ、裸電球が吊るされている。縁日の夜に訪れる大勢の参拝者の足元を照らすためか、はたまた単なる電飾か? 杉木立と裸電球のコントラストがおもしろい(中段付近)。 |
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だるま市 縁日には、境内に所狭しとだるまとお宝飾りの店が並ぶ。今年一年の福と健康を願い、だるまを手にする人が絶えない。だるまは大から小(豆)までさまざまなサイズが並べられている(境内)。 |
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出番を待つ福だるま 本堂の裏手の空きスペースにストックされた大量のだるま。店の棚に並べきれなかっただるまが、出番を待つ。さすが秩父一の虚空蔵様のだるま市である(境内)。 |
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縁日の本堂の提灯 夕闇が迫るにつれ、火の入った提灯が本堂に浮かび上がる。提灯には「虚空蔵菩薩」とある。1月の寒空のもと、境内は夜遅くまでにぎわう。 |