隠れた郷土の遺産、石段の魅力をあなたに!
御嶽神社の位置 | |
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所在地 埼玉県飯能市大字坂石580 | |
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石段の地形的な位置 | |
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段 数 | 370段[かなり多い] | 磨滅度 | 中程度 |
長 さ | 約154m[かなり長い] 石段部分=136m(88%) 踊場部分= 18m(12%) |
方 角 | 西北西~西南西 |
高低差 | 約79m[かなり大きい] | 石 材 | 人工材 |
幅 員 | 1.7~1.8m[標準] |
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踏 面 | ❶38~52㎝[広い] ❷21~35㎝[標準] ❸13~18㎝[狭い] |
手すり | 有(両側/中央) |
蹴上げ | ❶21~26㎝[高い] ❷14~20㎝[標準] |
併置物 | 幟端・鳥居・池・石垣・祈祷殿 |
傾 斜 | ❶42~48°[かなり急] ❷33~40°[急] ❸18~24°[ゆるい] |
築年代 | 1921年(大正10年) |
踊場数 | 8ヵ所 | 植 栽 | アオキ・カエデ・スギ・シダ |
袖 石 | 有(幅11~17㎝) |
その他 | 他の社にいたる番外ルートがある(下のデータの注に記載) |
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幟旗が両脇をうめる 秩父御嶽神社の370段におよぶエリアBの最初の石段である。①の石段の上り口。秩父御嶽神社本殿に続く長い石段の両脇には、幟旗(のぼりばた)が賑やかだ(①の石段の下段付近) |
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急に傾斜が変わる 石段左側の袖石を見てください。上部から4段目の石段を境に、傾斜が急変している。約40°から48°へと大きくなる。地盤地形の反映か?(②の石段の中段付近)。 |
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踏面が斜めになった 下から3段目の石段の踏面が、右方向に傾いている。関係者の話によると、地盤が不安定であることが原因らしい(①の石段の中段付近)。 |
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手すりの鉄棒がぐにゃり・・ 中央の手すりの直径2.2㎝の鉄棒が、この部分のみぐにゃりと曲がっている。不思議に思い、関係者に尋ねてみた。原因は杉の倒木によるとのこと(①の石段の中段付近)。 |
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あと一息! エリアBの石段は、思わず気力が萎えるほどの急な石段の連続である。幟旗の先に小さな空間が見える。もう一息だ。しかし実際は、石段の先に見える石垣の向こうに、さらに42段の石段が待っている(②の石段の中段付近)。 |
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石段のまもり人 台風通過直後で、枝葉が多数石段を覆っていた。長い石段を箒で一段、一段掃き清める青年がいた。例祭日が近いということだ(②の石段の中段付近)。 |
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この奥に祈祷殿がある 祈祷殿と社務所の建物。①と②の石段の踊場を右方向(北方向)に行く。自動販売機も置かれていて、喉を潤すことも可(①と②の石段の間付近)。 |
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がっしりした造りの本殿 370段の石段を踏みしめて、やっと着いた秩父御嶽神社本殿。境内は広く、ベンチもある。「幸せの鐘」があるので、鳴らしてみてください。晴れた日にはスカイツリーも見えます。丁寧な案内板があるので挑戦してみてください。 |