隠れた郷土の遺産、石段の魅力をあなたに!
愛宕神社の位置 | 石段の地形的な位置 |
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所在地 埼玉県大里郡寄居町鉢形 | |
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段 数 | 335段[かなり多い] | 磨滅度 | 軽 微 |
長 さ | 約214m[かなり長い] 石段部分=193m(90%) 踊場部分= 21m(10%) |
方 角 | 南 東 |
高低差 | 約54m[かなり大きい] | 石 材 | 天然材(砂岩・チャート・結晶片岩) 人工材 |
幅 員 | ❶ 1.7~1.8m[標準] ❷ 1.2m/2.4m[狭い/標準] |
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踏 面 | ❶ 25~45㎝[標準~広い] ❷ 40~100㎝[広い~かなり広い] |
手すり | な し |
蹴上げ | ❶ 12~18㎝[低い~標準] ❷ 10~18㎝[低い~標準] |
併置物 | 側溝・灯籠・鳥居 |
傾 斜 | ❶ 24~26°[標準] ❷ 8~20°[緩い] |
築年代 | ? |
踊場数 | 7ヵ所 | 植 栽 | カエデ・マツ・サクラ・アオキ・スギなど |
袖 石 | 有(玉石部分) なし(杭部分) |
その他 |
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自然石の玉石の石段 石段の踏み面には、3~4個の自然石の玉石が配置されている。玉石のサイズや形が変化に富んでいて、目を楽しませてくれる。玉石は人工材で固定されている。 |
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玉石の二大石材は? 玉石として利用されている石材は、チャート(右上)と砂岩(左下)が最も多い。チャートは硬くてゴツゴツした岩石。砂岩は硬いが、流水の運搬過程で削られて丸くなっている。 |
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側溝が貫いている 石段の左手(上に向かって)に、側溝が設けられている。石段の上から下まで、続いている。上段付近の側溝は、底が隠れるくらいの落葉等が重なっている。 |
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ゆったりとうねる石段 濃い緑の中を、杭の石段が右に左にうねっている。手すりがないが、杭がしっかり固定され、無理のない踏み面と蹴上げなので、とても歩きやすい。 |
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ほとんど埋まった蹴上げ 最上部では、杭2本分の、2.4mの幅員がある。蹴上げ部分は土砂に埋まり、ほとんど連続した坂のようになっている。まわりの岩石が風化しやすく、流されやすいためであろう。 |
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改修新装の本殿 2015年に改修されたりっぱな本殿が鎮座している。写真左手の奥には、小さなお稲荷さんの社もある。 |
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すばらしい眺望 愛宕神社境内には、鐘突き堂がある。脇にはベンチが設けられている。落ち着いた寄居の街並みと、山の遠景が、長い石段上りの疲れを癒してくれる。 |