隠れた郷土の遺産、石段の魅力をあなたに!
百代橋・矢立橋の位置 | |
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所在地 百代橋:埼玉県草加市松江1丁目 矢立橋:埼玉県草加市神明2丁目5 |
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下の2つの地図はよく似ています。矢立橋の方が百代橋より少し長くなっています。 | |
百代橋・矢立橋の地形的な位置 | |
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段 数 | 228段[多い] 百代橋: 98段[標準] 矢立橋:130段[標準] |
磨滅度 | 百代橋:なし 矢立橋:なし |
長 さ | 約177m[かなり長い] 百代橋:78m[標準] 石段部分=49m(63%) 踊場部分=29m(37%) 矢立橋:99m[長い] 石段部分=64m(65%) 踊場部分=35m(35%) |
方 角 | 百代橋:北北西-南南東 矢立橋:北北西-南南東 |
高低差 | 百代橋:約5.5m[小さい] 矢立橋:約6.9m[小さい] |
石 材 | 百代橋:人工材 矢立橋:人工材 |
幅 員 | 百代橋:4.2m[かなり広い] 矢立橋:4.2m[かなり広い] |
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踏 面 | 百代橋:50㎝[広い] 矢立橋:51㎝[かなり広い] |
手すり | 百代橋:なし 矢立橋:なし |
蹴上げ | 百代橋:11.5~12㎝[低い] 矢立橋:11.5~12㎝[低い] |
併置物 | 百代橋:ランプ・装飾板・置石 矢立橋:ランプ・装飾板・置石 |
傾 斜 | 百代橋:13~14°[ゆるい] 矢立橋:13~14°[ゆるい] |
築年代 | 百代橋:1986年(昭和61年) 矢立橋:1994年(平成6年) |
踊場数 | 百代橋:5ヵ所 矢立橋:7ヵ所 |
植 栽 | マツ・ヒイラギなど |
袖 石 | 百代橋:有(約35㎝幅) 矢立橋:有(約36.5㎝幅) |
その他 |
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木調の上品な欄干 百代橋、矢立橋ともに木調の欄干が太鼓橋を優美に演出している。百代橋は濃い茶色で、矢立橋は明るい茶色で塗られている。太鼓橋に合わせて欄干も曲線状に作られている(ただし最初の部分だけ直線状)。 |
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矢立橋の上から街並みをのぞむ 太鼓橋の上から交通量の多い道路と、草加の街並みを楽しめる。綾瀬川をわたってくる風が心地よい。百代橋は「獨協大学前駅入口」交差点、矢立橋は「谷古宇(やこう)橋」交差点の直上にある。 |
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欄干にある瀟洒なランプ 欄干には趣のあるランプが設けられている。宿場町の行燈を思わせる。かつての草加宿を照らした明かりもこのようなものだったのだろうか? |
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百代橋の石段の装飾板 百代橋も矢立橋も、石段の中央部には幅が約60㎝の自転車用スロープが設けられている。そこに数枚の気の利いた装飾板が埋め込まれている。百代橋の装飾には松並木の松ぼっくりがデザインされている。 |
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矢立橋の石段の装飾板 矢立橋の装飾板には、「日光街道草加」と書かれていて、当時の旅模様が描かれている。下から2番目の位置には、なぜか絵ではなくただのタイルがはめ込まれている。 |
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百代橋の踏面の模様 百代橋の踏面には、一見市松模様状のタイルがはめ込まれている。矢立橋の踏面には、規則正しい長方形のタイルが敷き詰められている。 |
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太鼓橋の下を車が走る 道路をまたぐ矢立橋。車の往来が激しい重要幹線である。道路の喧騒な空気に優美な太鼓橋が潤いを与えている。歩道橋以上の役割を果たしている。 |
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綾瀬川の対岸からのぞむ矢立橋 綾瀬川の穏やかな川面と、落ち着いた矢立橋の風景が調和している。 |
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百代橋の桁下の置石 桁下のスペースにもさりげなく置石があり、石灯篭も加えられている。置石は竹垣に囲まれている。石段を下ってきたら、ちょっと覗いてみてください。 |
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遊歩道と松並木と綾瀬川 遊歩道、松並木、綾瀬川のコンビが長く続いている。散歩、トレーニング、写真撮影、風景写生などに地元の人からから親しまれている空間である。石段とともに散歩もぜひお楽しみください。 |
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おくのほそ道名勝の碑 百代橋脇に設けられた石碑。「国指定名勝 おくのほそ道の風景地草加松原」と刻まれている。 |