隠れた郷土の遺産、石段の魅力をあなたに!
五大尊の位置 | 石段の地形的な位置 |
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所在地 埼玉県入間郡越生町黒岩 | |
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段 数 | 116段[標準] | 磨滅度 | 中程度 |
長 さ | 約69m[標準] 石段部分=46m(67%) 踊場部分=23m(33%) |
方 角 | 西南西 西 |
高低差 | 約20m[標準] | 石 材 | 天然材(石灰岩) 人工材 |
幅 員 | 1.7~2.2m[標準] | ||
踏 面 | ❶ 23~33㎝[標準] ❷ 33~38㎝[広い] |
手すり | 有(中央) |
蹴上げ | 15~20㎝[標準] | 併置物 | 灯籠・石碑・鳥居・手水舎・手押しポンプ井戸 |
傾 斜 | 約30°[標準] | 築年代 | ? |
踊場数 | 5ヵ所 | 植 栽 | ツツジ・ツゲなど |
袖 石 | 有(幅17㎝) | その他 |
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石段とツツジのコラボ 五大尊はつつじ公園の中にある。グレーの石段と、赤と白のツツジのアンサンブルが目を楽しませてくれる(中段付近)。 |
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変化にとんだ石灰岩の踏み面 石灰岩はやわらかく、雨水にも溶かされる。踏み面の表面には窪みがあり、そこに枯葉などが溜まっている。石段も微妙にずれている。石段の上部から撮影(上段付近)。 |
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袖石のずれに注目 袖石をつくる石材がずれて、ゆがんで見える。造られた当時はまっすぐであったろう。地盤が御荷鉾緑色岩で、やわらかく滑りやすい岩石であることが影響しているのか?(下段付近) |
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踏み面上の穴 石灰岩の踏み面上にある楕円形の穴。長径は約5㎝、深さは約3㎝。すり鉢状の窪みはしばしば見られるが、ポッカリあいた穴はめずらしい(中段付近)。 |
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五大尊 五大尊には五大明王像が祀られている。五大明王とは不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王。長徳寺の廃寺後、現在の場所に移された。 |
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ツツジに埋もれる石碑 写し霊場コースの石碑が公園内に設けられている。色とりどりに咲き誇ったツツジの中に、石碑が見え隠れしている(石段下部の広場より撮影)。 |