隠れた郷土の遺産、石段の魅力をあなたに!
吾妻神社の位置 | 石段の地形的な位置 |
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所在地 埼玉県比企郡嵐山町根岸205 | |
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段 数 | 118段[標準] | 磨滅度 | 軽 微 |
長 さ | 約87m[長い] 石段部分=39m(45%) 踊場部分=48m(55%) |
方 角 | 東南東~南東~南南東 |
高低差 | 約17m[標準] | 石 材 | 人工材 (主) 天然材(一部/砂岩) |
幅 員 | 1.2~1.25m[狭い] | ||
踏 面 | 22~34㎝[標準] | 手すり | 有(右側/前半) なし(後半) |
蹴上げ | 11~21㎝[低い~標準] | 併置物 | 石碑・鳥居 |
傾 斜 | ❶ 33~34°[急の下] ❷ 37~38°[急の上] |
築年代 | 1935年(昭和10年) |
踊場数 | 10ヵ所 | 植 栽 | スギ・アオキ・サクラ・ユリなど |
袖 石 | 有(幅13~14㎝) | その他 |
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入口がわかりにくい 道路の東側を流れる小川に架かる橋を渡る。右の山道をすすむ。石段ではなく、普通の山道である。特に標識等もなく、入口がわかりにくいので、注意してください。 |
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袖石の苔 幅13~14㎝の袖石の表面に、苔が生えている。木々に覆われた山の中の石段なので、苔が生育しやすいと思われる。苔のしっとり感がいい(下段付近)。 |
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濡れていると滑りやすい 中央の石段の踏み面が、前方に傾いている。中央に2本のスジが見えるが、これは筆者がすべってころんだ時についたもの。濡れていると滑りやすいので要注意(下段付近)。 |
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せりだした踏み面 石段の一つが前にせり出している。その幅は約10㎝(白い矢印で示した折尺の黒い線が10㎝)。ずれた隙間には泥がたまり、草が生えている(中断付近)。 |
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手すり越しのユリ 手すりは、鉄パイプ製である。その間にユリが一輪。ユリは点在する程度で、多くない(中断付近)。 |
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玉石が使われている 吾妻神社の石段は、ほとんどが人工材である。これは玉石を利用した石段で、ここ1ヵ所のみである。その理由はよくわからない(中段付近)。 |
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石段の最上部 石段のゴール地点で、鳥居がある。吾妻神社の石段は、しばしば方向転換している。折れた石段、緑の中の赤い鳥居がよいコントラストである(上段付近)。 |
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鳥居越しの本殿 鳥居の向こうに、こじんまりした本殿がのぞく。訪れる人は少なく、静寂にひたれる場所だ。 |