秩父虹寺

秩父神社

金仙寺本堂

鬼門きもんとは、鬼（災いをもたらす悪霊）が出入するところという事で忌み嫌われています。

古来より災いを封じ込める為に鬼門除けとして艮（うしとら）の方角に寺院が建てられました。例えば、京都では延暦寺、江戸では寛永寺が建設され鬼門除けとしました。

廣見寺も秩父の中心地から正に艮（うしとら）の方角に位置し、鬼門除けの寺として建てられたものと思われます。

そして、廣見寺と同時代に建てられた影森にある金仙寺（臨済宗建長寺派）は、西南にあり、裏鬼門として、秩父の町を守ってきたものと考えられます。（住職説）