埼玉の石段歩きを楽しみませんか


ひっそりとした山寺に続く、苔むした静かな石段があります。
春の桜や秋の紅葉に彩られ、巡礼の人々を迎える踏面の窪んだ石段があります。
寺社の高みをめざして緩急織り交ぜた石段は、昔から祈りを込めた多くの人たちとともにありました。
山地・丘陵・台地などの自然条件を巧みに生かし造営され、長い歴史を生きてきた石段の魅力にふれてみませんか。

埼玉の石段歩きを楽しみませんか

 
  •  上の写真は、埼玉県の東松山市にある「岩殿観音・正法寺」の石段です。格式のある山門から、味わい深い砂岩の石段がのぞいています。石段わきは季節には多数のアジサイで彩られます。


  •  『埼玉の石段60選』には、石段のさまざまな要素を表した「各種データ表」が掲載されています。車などの仕様書にある諸元表のようなものです。それらは石段の段数、長さ、高低差、幅員、傾斜などの数字で表されるものと、石材、摩滅度、施設等のように語句で表されるものがあります。

    『埼玉の石段60選』
著者 関根 一昭
定価 3500円+税
544ページ・フルカラー
出版年 2024年4月17日
出版社 埼玉石段研究会
販売者 岩船堂
運営責任者 関根 一昭

 「各種データ表」でさらに説明が必要な点、または個性的でユニークな点などが短く解説されています。たとえば、本石段は踊り場の比率が高く、約60%にもなることなどが記されています。

 著者は1950年、秩父市生まれ。43年間高校で地学教師を勤め、2016年退職。教育活動とともに秩父地域の地質学的研究、原発問題、平和問題にも取り組んできました。

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