Diary 1999.9
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9月30日(木)晴れ
朝6時 折りたたみのいすをもって”そば”のかたわらに陣取った。
1時間ほど花や花に訪れる虫たちを眺めた。 数えてみると10種類以上の虫たちが 入れ替わり立ち替わり飛んでくる。
なかには”蚊”に似たものやホバリングする”?”みたいのもいる。
そばの花は小さいため 蜜が少ないのかすぐに次の花に移ってしまう。
蝶は象の鼻のような長い吸汁する管を器用に動かしながら ものぐさして1か所で2つ3つの花の蜜を吸っている。
蜂の類は1秒もかからず 次の花へ。 体が太い虫は一瞬 細い虫はじっくりと蜜を吸っている。
虫たちを写してみたいが 接写が効かないので 残念ながら・・・。 接写が効くカメラがほしい!
なんか 観察日記みたいになってしまった。
街角で人間ウォッチングするのも面白いが 人間以上に厳しい虫たちの共生(協生)や競争社会をみるのも面白い。
9月29日(水)曇りのち雨。
午前様だった。 すごく久しぶりに気持ちよく酔えた。 酔いながら秋明菊のことを思った。 やっぱり日本を代表する花だ。
花の色はくすんだ白とくすんだ赤だが またそれがいい。 ありのままで 自然体で 飾り気のないところがとっても素敵だ。
9月28日(火)晴れ
きょうも午後から頭痛がした。同僚に話したら こころの病が発展して 脳の病になったんじゃない と言われた。
そうかな〜と自分でも思う。 悩みではなく あーしたい こーしたいと思うことがいっぱいある。 それって悩み?
9月27日(月)晴れ
午後から頭痛がひどかった。 昼間からビール飲んだからかな。
きょうは代休だったため 日帰り温泉に行って来た。 過疎の村にある”遊湯館”で3hで600円。
体の疲れはとれないと思うが 仕事が休み 温泉 昼寝 などと思うだけで気持ちがリラックスして こころが豊かになる。
まして 世間は仕事の時間 優越感も加わる。 しかし 罪悪感もちょっとある。
9月26日(日)秋晴れ
秋風が心地いい1日だった。 5月以来のロラーブレードを足慣らし程度にやった。
ちょっと慣れるまでぎこちなかったが 徐々に感覚が蘇ってきた。 汗びっしょりになったが 心地よい風が加わり さわやかだった。
耳からは 今ではちょっと手に入らないマッキーの普通の感覚を超越した詩と曲が流れている。
他人を寄せ付けないように自分の殻に閉じこもりながら 気持ちよく 詩と曲に酔いながら 自分の世界に浸った。
9月25日(土)晴れ
蛇口から直接水を飲んだ。 うまかった。 ここ数年なかったように思う。
水を飲むこと自体が減った。冷蔵庫には烏龍茶や爽健美茶・・・。 外には自動販売機。 きょう 水のありがたさを知った。
きのうは十五夜 しかし 月が見えなかった。 きょうは 東の低い空にちょっと雲にかかっているがよく見える。
職場と同じように すすきを飾った。 牛乳パックに。
9月24日(金)曇りのち雨そして曇り
華道 武道(なぎなた 居合い抜き)の師範で教室を開いている先生と話す機会があった。
礼儀正しく賢者の立ち振る舞いで人格者であった。
やはり生け花の方向に話が進み 現在の状況を説明すると 若いのにすごいわね 偉いわ と。
さわりだけ アドバイスをもっらった。最終的にはその人のセンスです とのことだった。
久しぶりに本をお風呂に持ち込んだ。
涼しくなってきたため湯船に入るようになり それだけではもったいないので 新聞 本等読み物を何か持ち込まないときがすまない。
文庫本はふやけて厚くなり 新聞はよれよれになる。 ひんしゅくをかうのは新聞を持ち込んだ後だ。あのインクは変な臭いがする。
実はお風呂だけではない。 トイレにも持ち込んでいる。
長かった”7”日間が過ぎた。
9月23日(木)曇りのち晴れ
夏が終わった。 きょうは晴れて暑かった。 でも 半袖姿の人に混じって 長袖の人がいたが 違和感がない。 そう感じた。
5月がもっとも過ごしやすい季節なら 秋は夏に芽生えたものを育み 寒さに負けないように大きく育てる。
冬を迎えるための充実し満ち足りた季節に違いない。 そうしたい。 絶対に!
春から今までがとてつもなく長く辛い冬の時代であった。
これから 春までは長い。しかし 途中に冬の季節を迎えるが こころは常に春であり 秋でありたい。
古(いにしえ)の 神の時より 逢ひけらし 今の心も 常忘らえず <万葉集>
9月22日(水)雨
机の前に 彼方から飛んでくるカモメ?の絵が飾ってある。
その絵は 色えんぴつでいくすじもの線で描かれている水(地)平線と 彼方に吸い込まれるような雲がバックになっている。
まるで カモメが異次元空間へワープをするかのように 夜明けから逃れるように
飛ぶというよりたこが糸で操られているように 左右に揺れながらこちらに向かって描かれている。
6/25に飾ってから毎日眺めている。 毎日毎日 この絵の意味を考えている。 作者名は”魔物”さん。
9月21日(火)曇りのち雨
今日も終わった。 ホッ!
待ちに待ったものが ・ ・ ・。 春から待っていた。 秋明菊が咲き始めた。
この花が咲くと 秋の始まりです。 秋を楽しもう 夜を楽しもう。 さあ ・ ・ ・。
9月20日(月)曇り一瞬雨のち晴れ
小手先のだましのテクニックは 残念ながら持ち合わせていない。 あるのは 強い強い思いと情熱だ。
1週間でもいい のほほん たれぱんだ的に過ごしてみたい。 大の字で昼寝 や でれ〜っと鼻の下でも伸ばして ・ ・ ・。
”そば”と”だいこん”に寄り添いながら じっくりと話した。一方通行だが 思いを伝えた。 至福の時だった。
そばの蜜を吸いに集まる虫 普段は憎らしい葉っぱを食べる青虫 何を考えているのかわからないが同じ時を過ごした。
初めてだった。光とともに 風とともに 戦いはこれからだ 負けたくない。と話しかけた。
9月19日(日)曇り
ふるさとまつり2日目。 疲れた。
懐かしい人にいっぱい逢った。高校時代の恩師や元同僚 ・ ・ ・ 昔話に花が咲いた。
地元の職場に転勤になり つきあいが再開し 飲み会が多くなった。 反面 出費が痛い。
ブルーベリーの人気は絶大だ。 生を食べたことある人はほんの少しだが 摘み取りをやってみたいと言う人と
目によいことを知っている人は100%に限りなく近い。 時代は変わって行く。 欲求も味覚も ・ ・ ・。
しかし 変わらないものもある。 永遠とは言わないが それは ん〜 ・ ・ ・。 やっぱりいいものはいい。
9月18日(土)曇り時々雨
地域振興のためのふるさとまつりに参加した。特に何をしたわけではないが疲れた。あしたも1日だ。
何となく1日そばの花を見ていた。 午前中にいろんな虫が花を訪れた。いわゆる訪花昆虫たち。
黄色いちょうちょ 小さいはち 名もない小さな虫 いろんな虫が訪れた。 何を想って花を移りあるくんだろうか。
そんな虫たちを見ていたら なぜかカラオケに行ってみたくなった。思いきり歌ってみたい。最近の歌ではなく ’80年代のうたを。
温泉にもしばらく行ってない。のんびりと ゆっくりと 湯ぶね 昼寝 ビール 混浴もいいね。
9月17日(金)曇り雨。
2日酔いのため 午前中仕事を休んでしまった。 今朝方までずっと ・ ・ ・ ちょっと眠い。
きょう そら色の空は見えなかった。 でも 目を閉じると 飛行機の窓から見るように そら色が大きく広がる。
一昨日も 昨日も今日も 見つれども 明日さへ見まく 欲しき君かも <万葉集>
9月16日(木)曇り時々雨。
きょうはひどい目にあった。虫歯にかぶせてあったものが取れたので 15年ぶりに歯医者に行った。
30分で終わるはずが 1時間もかかり おまけに 局部麻酔で唇が思うように動かず うがいをした時水が漏れてしまった。
透明がかった秋の空のように こころが高く深く澄みわたり ほんのちょっとのはずが ・ ・ ・ 。
燃えてしまった。2日酔いになること必死。 そら色の空が眩しいことだろう。
9月15日(水)曇り時々雨
台風の影響だろうか 明るい薄紫から紫紺へと変化したそらを見た。その後激しい雨となった。
雷雨の前兆は 空が薄ピンク色になる。
明日の自分は狂おしいくらい激しく燃えるだろう。はたして何色に染まるのか。
9月14日(火)晴れ
昨日の会議後の懇親会から引き続き 日付を越えて飲んだ。しかし 途中抜けだし大きなお風呂に入った。
きょうは バスでの視察。 車中での観光案内役を言い渡されたが うまく説明できない。 いかに地元のことを知らないか痛切に感じた。
昨日の会議開催での主催者あいさつを上司が行ったが 非常にうまく地元の紹介や歴史を取り入れていた。 感銘。
これからでも遅くない。地元の名所旧跡 歴史ぐらいは勉強しよう。
9月13日(月)晴れ
「野に咲く花の生け花」が遂に全国デビュー!(詳しくは野に咲く花の生け花で)
花の生け方を習ったわけではない。生け花の世界では こんなのは生け花じゃないと言われるかも知れない。
bokkoワールドのコンセプトは「こころを素直に」だ。 なにごともこころではないか。 とは言うものの ・ ・ ・。
これをきっかけに生け花を習ってみたい・・・だれか・・・
9月12日(日)晴れ
近所に盲目?の人がいる。まるでまわりが見えるかのように喋る。
ボランティアとは大げさだが この人の庭の手入れをこのところずっとしている。
秋芽が伸びたので”つげ”の刈り込みをしていると いっぱい伸びるように強く刈ってくださいね。と
まるで 伸びているところだけかるく刈っているのが見えるかのように・・・。
9月11日(土)晴れ時々曇り
風に向かい 風にのっているカモメを見た。 強風にもまれながら 黒い海に白く波立つ海面を 見下ろすように。
重く立ちこめた暗雲の隙間から 太陽の光がスポットライトのように差し そこの海面が光り輝く。
映画のワンシーンのように UFOが降りてくる場面に似ていた。
9月10日(金)晴れ
ワインに酔った夜の顔を鏡に映し ニッ!と笑ってみると目が細くなる。
こどものような 秋空のような 純粋な目になる。
1月 2月 3月は 目がくぼみ険しく 闇夜に輝く幻の冬螢を探した。
4月 5月 6月 7月は 片方の目が細く もう一方の目は大きく開き ほろ苦く 毎日太陽の動きを見守った。
8月 現在は 目がややたれ気味に 七草とともにトンボを追っている。
日記を書き始めて半年が過ぎようとしている。4月10日に決意をした”毎日書く”との初期の目標は達成している。
半年経った今 振り返ってみると 状況はめまぐるしく変化した。
”こころの発散場所”としてスタートしたこのHPだが ”思い”や”想い”をストレートに表現できなくなり 非常に抽象的になった。
思わぬ結果をもたらしたものもある。 それは 毎朝の散歩はすっかり定着し HPに載せるものはないかと日々探しているなかで
いろんな”花”に出逢ったことだ。 今では 本当の花に出逢うこともできた。
9月9日(木)晴れ。
きょうも酔った。酔いつぶれそうだった。 無理はしないつもりだったが いざとなると ・ ・ ・。
すぐ近くにある七草 素朴だが心はしっかりとして 恥ずかしがりやのように見える。
生まれつき持っている資質だが ひっそりとそれでいて存在感がある。 こういう生き方っていい。
9月8日(水)晴れ
懲りもせず 仕事に対する姿勢や思いを切々と語ってしまった。 だからだめなんだ! と。
いつからだろうか こんなに思いを込めるようになったのは。
「この職場を世に送り出す」と 4月1日にこころに強く思った。
この決意と それに伴う行動はいまでもいささかも変わっていない。いや 増している。
常勝の歴史を創りたい。 ブブカでも飛び越えられないほどの高いバーを越えたい。 どうしても どうしても ・ ・ ・。
思いも寄らない人から電話があった。 ちょっとびっくりしたが 役に立てることがあったらどんなことでも。
9月7日(火)曇り
新しい思考。 いつでも どこでも 24時間触角がめまぐるしく動いている。
そのベースはhungry & challenge spirit 生まれつきの 自分がやらねばと言う損な性格。
足踏みでは後退と同じ。 死ぬときでも川上を向いて死ぬタイプかな。
きょうも 糸口さえ見えないことをやりたいと主張。 自分でやるしかない。
9月6日(月)曇り
行動 言動 自分の立ち振る舞いで傷ついた人が出た。 深く 深く 反省。
自分が気づかないだけで 今までにもいっぱいいたのか。 あわせて 過去に迷惑を受けた方に ごめんなさい。
いままでの関係が崩れなければいいが・・・。
9月5日(日)晴れ
わさびみたいにものすごい辛い大根がある。それが辛味大根。
その辛味大根を8/31に種をまいた。 きのうちょぼちょぼと きょう半分くらい芽が出てきた。
その芽をコオロギが・・・ よく見るとあちこちにいる。 このやろー! おまえらの餌じゃねえんだよ!
敵は一杯いる。 見えない敵 それは自分。 弱い自分を振り払い 辛味大根をひっさげて そば屋に殴り込みだ。
9月4日(土)曇りのちやや雨
今日一日職場で 月曜日に行う研修の資料作りを行った。 外は雨だ。
パソコンのCD−ROMドライブに今井美樹のCDを入れ 歌を聞きながら頭をひねった。
風が流れるような歌声が好きだ。 ちょっと飽きたら傘を差して 散歩もした。
明日も雨でもいい。 そしたら傘を差してまた散歩をしよう。
9月3日(金)曇り
いつも見慣れた風景も うれしいことがあった後は不思議と新鮮に写る。
朝日が眩しい。 山々が光っている。 花たちが輝いて見える。 鳥たちが楽しそうに見える。 あんなところに ・ ・ ・。
この思いは遠い昔にあった。 いや 最近も ・ ・ ・。
明日を新たな気持ちで迎えたい。 そして 次の日も また次の日も ずっと ずっと ・ ・ ・。
9月2日(木)晴れ
許されるものなら 心を許しあえる人と温泉にでも行きたい。
迷走してきた過去 不安定な現在 先行き不透明な未来 許されるならこころとからだを休ませてあげたい。
これから咲こうとしている秋明菊のつぼみのような 淡いちからでもいい 寄り添って息吹を吹き込んで欲しい。
9月1日(水)晴れ
今朝ススキを飾ろうと剪定ばさみを持って切りに行ったところ あったはずのススキがない。 昨日はあったのに・・・。
だれかに先を越された。
ススキと言えば 風にゆらゆらとしなやかに揺れている。 台風にも負けないしなやかさがある。
堅いばかりじゃだめかな。 強靱かつ柔軟な頭が欲しい。