- 日日の色鉛筆で 彩った 欠片たち -
(*1)...2003〜2005...

しらゆり これが私のしらゆり 
白くもなく 空みつめて咲いている
    
眠っている国
そこで語られる夢物語り
未来に語り継がれる為に 昔むかしの夢発掘
失くしたままの輝く欠片も
そこから拾い集めて 虹の橋 渡ろう

私がいまほしいのは 冬の朝の匂いのする紅茶
静まり返った冬の夜 さむいさむいと手袋合わせて
静まり返った大空の 私のこの掌では届かない空の彼方
美しい美しい星の歌声
そんな秘密の匂いのする 似密の紅茶なんだよ

春の若草
陽だまりにまどろむ
春のひかりさ
夏のソーダースイ
ラムネ瓶に
水がひたたる
終わった夏 
海の夕日
それは 輝き…
一瞬一瞬に垣間見る
手にしたくて
覗き込む

昼間垣間見た光
森の中の通り雨
急ぎ足で駆けてゆく雨音に紛れそこをゆく






 聖夜 星星の輝き それは歌声
       鳴り響き 舞い降りて……    
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