野 反 湖

 野反湖は群馬・長野・新潟の県境に位置し、ロックフィル方式の野反ダムによってできた、周囲12qのダム湖。
 
 10年ほど前に釣りに行ったのが始まりで、以来、毎年行くようになりました。
初夏から初秋にかけて、様々な高山植物が湖畔を可憐に彩り、秋には湖面に映る紅葉が美しく、何度行っても飽くことはありません。

 とりわけ、7月上旬に黄色い花をつけるゼンテイカの大群落は、湖面やかんばの白い樹肌との絶妙なコントラストはみごとです。
 
 ここではゼンテイカは「ノゾリキスゲ」の名で呼び、親しまれています。

 昨年は6月末から7月にかけ3週通って、キスゲを撮りました。
 
 山の天気は変わりやすく、毎回、雨に追われました。

 可憐に咲く花は霧に覆われ、一段と美しくなります
レンゲツツジ
ツバメオモト

 野反湖は標高1500mにあり、10月も半ばをすぎると冬の足音が聞こえてきます。