古文書と神社・四方神・風水

平成10年に見つかった古文書を解き、翌年の3月29日に測量してみると社務所中心から表鬼門の方向に岩根神社が配置されており、古文書に書かれているとおりであることが解りました。この上は古文書に沿って裏鬼門に一尊祀るべく、平成12年3月吉日に大山祇神社を建立致しました。
この地は京都流の配置でできていると言い伝えでは聞いていましたが、社務所を囲むように四方神様もあるので正にそのとおりだと思いました。また、古文書には記載されていませんが岩根神社東側に水路があることから、此は大地からエネルギーを得る中国の大都市に見られる風水の配置であることが解りました。風水を使っている日本の代表的な土地としては江戸時代まで天皇が住んでいた京都御所、江戸城などが現存していますが、ここ岩根の地にも風水の配置が取り入れてあることは驚くべきことでした。
ここまで解るとこの地は単なる一般的な物の考えかたで手を出してはいけない土地だという結論に達しました。