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ニュース13-02
書籍紹介
永田豊『ハワイの波は南極から』丸善,1380円.
海の波について専門家が書いたおもしろく読める随筆。
人間が目で見て感じた波の高さを『有義波高』という。20〜30分間の間にやってくる最大の波の波高は有義波高よりずっと高く、だいたい1.8〜2.0倍になる。だから波の様子をざっと見て「ああ、ここまでは波は来ないだろう」と座り込んだり散策していると波にさらわれるということ。
サーファーで『リップカレント』を知らない人はいない。海辺には、沖からくる流れの他に部分的に沖に戻っていくリップカレントという流れがあります。この速さは条件が揃えば競泳選手の速さに匹敵する。水死事故のかなりのものにリップカレントが関与しているという報告もある。リップカレントの中を泳いでいる人は自分がその中にいるとはまずわからない。一所懸命に岸に泳いでも近づけないと思ったらこのことを思い出し、岸に平行に少し泳いで脱出するとよい。
ハワイの波がサーフィンに適しているのは理由がある。この大きな波の発生源は南極の海で、赤道を越えハワイへ、さらにアラスカへ伝わる。暴風域で発生した波のうち周期の長いうねりが遠くまで伝わるのだ。(ノースショアはアリューシャンで発生した波が やってくる。)
Copyright(C)1996, FUJIWARA Mitsuru

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