アウトドアストーブ

山の中で、沸かしたてのコーヒーや紅茶を飲むのは、なんとも楽しみなひと時である。

ということでいくつかのストーブを購入したが、登山形態によるものか、コンパクトなガスストーブ以外のものはほとんど必要を感じない。

焚き火の害が問題となり、今は自然の中でキャンプファイヤーなどとはいかないものだが、やはり火を使っていると心が落ち着く。

シエラストーブ SERRA STOVE  1999年5月購入
異色のストーブ。

なにしろ、燃料は、その辺にある小枝や葉っぱ・紙くずなど。

炉の真下にある小さなファンを電池でまわすことにより、強制的に吸気して、ほんの僅かな木片を一瞬で発火させる。

多少、湿り気のある小枝でも、炉の温度が充分に上がっている状態であれば、燃料として使えた。

本体重量や、水を沸騰させるまでの時間などは、登山用ストーブにはかなわないが、燃料が現地調達というのも面白い。
スノーピーク ギガパワーストーブ「地」 2001年12月購入
典型的な、専用ボンベ仕様のアルパイン・ストーブ。

なんといっても最大の魅力が、その軽量さ(89g)・収納サイズの小ささ(46×35×82o)。

燃焼性能については、他との比較ではどうなのかよくわからないが、とにかく安定した熱量である。

最近は、スノーピーク「ソロセット”焚”チタン」(重量約155g)と組み合わせて使っている。

エスビット ESBIT 2005年8月購入
ドイツ軍も採用しているという、固形燃料タイプのストーブ。

ポケットストーブの名の通り、収納時は100×77×23mmまでコンパクトになる。

金属板三枚とリベットだけで構成され、これ以上ないほど簡素なため信頼性は高く、故障はまず無い。

しかも、たったの950円(購入時)なのは、ドイツの良心だろうか。