秩父ミューズパーク

秩父市と小鹿野町にまたがって拓かれた公園がミューズパークです。

訪れたことのある方は、このような光景を思いだすのではないでしょうか。

公園内を横断している公道と、車窓からみえる、遊歩道。

遊歩道は、延々と3キロ近くも続きます

いつも多くの人たちが、散歩やジョギングをしています。

ここの自然環境は、至って人工的に整備されています。

雰囲気的には、西洋のガーデニングのように、人工的な造形美といった印象があります。

しかし、フィールドワークには、少しでも本来の姿に近い自然が必要です。

このようなところで、いったいフィールドワークが成り立つのでしょうか?

ところが、このミューズパークというもの、けっこう奥が深い。

枝道を丹念に探していけば、まだまだ昔ながらの里山の環境が残っているところがあるのです。

さすが歴史ある山里の国・秩父!


さて、ここからは、いくつもの施設があるミューズパークの中で、比較的、知る人の少ないと思われるいかにも地味(?)なジャンルを紹介します。


これは「健脚の道」

その名の通り、やや高低差・距離があって脚力を要するコースです。

散歩道としては、といった程度ですが。

今まで、一人も歩行者に遭遇したことがありません。

アウトドア用のしっかりした靴をはいていったほうが良いでしょう。

ちなみに、写真中の犬は、我が家の飼い犬です。

「紅葉ヶ湖」

ここは「紅葉ヶ湖」だそうです。

…が、あまりきれいな写真ではありませんね…

時期が悪かったのかもしれません。

この休憩所は、かなり奥まったところにあります。

静かなところが好きな方は、探してみてください。

いままで、誰も人がいるのをみたことがありません。

ここへいくルートはいくつかありますが、展望台のほうから行くルートが良いと思います。

さて、この堰はいったいどこにあるのでしょうか?

ヒント。「健脚の道」から見える堰ではありません。

ミューズパークから歩いて来て、ここを見つけることができた方は、かなりの散歩好き(?)。

もう公園の敷地を外れているかもしれません。地主の方、ごめんなさい。

この辺は、人工でない風景がかなり残っていて、きれいです。

<展望台について>

ミューズパークの展望台は、けっこうにぎやかなことがあります。

夏の夜など、真っ暗闇の中なのに若者がワラワラいます。ロマンチックな夜景目当ての男女たち、といったところでしょうか。。

森の中に聳え立っている展望台は、奇怪な形状をしていますが、展望台をつくるだけあって、眺望は素晴らしいものがあります。


展望台から撮った画像です。ちょっと雑ですが、パノラマ写真として見て下さい

ミューズパークは秩父の名所ですが、地元の人にもあまり知られていないようなところがまだまだあります。(特に、徒歩でしかいけない所)

機会があれば、一度足で全容を確かめてみるのも楽しいと思います。