秩父御岳山
(2006年1月25日)

普寛神社→杉の峠→普寛トンネル→山頂→剣が峰→杉の峠→下山


【狛犬が控える山頂の祠】

旧大滝村の落合という集落に、普寛神社があります。

この神社の脇を車で入っていくと、すこし広くなったところがあり、そこに駐車できます。

ただしあまり朝早く行くと、地元の人が駐車していていっぱいになっているかもしれません。

この駐車場のすぐ裏に登山口の標識が立っていて、登れば1時間半くらいで秩父御岳山の山頂に到達できます。

この山にはいくつも登山道があり、

落合コース:落合(普寛神社)←→山頂
贄川コース:贄川(三峰口駅)←→山頂

あたりが代表的なようです。

が、私はこの2コースはすでに踏破しているので、今回は杉の峠コースを登ってみようと(どたん場で)計画しました。

普寛神社裏の駐車場に車を止め、強石に続く林道を東に進んでいくと、登山口らしき標識がありました。

さっそく取り付いたものの、未舗装林道に寸断されて道がよく分かりません。

実はこの山は林道工事の激しい山で、麓のほうの道はどんどん変化しているようです。

仕方ないので杉の峠から登るのは諦め、落合コースへ変更することにしました。

山肌を削る林道を利用して、落合コース登山道まで移動します。

登山としては好ましい風景とは思えませんが、こういった仕事で生計を立てている人たちもいるわけで…

やがて普寛トンネルが見えてきました。

この脇から登れば、落合コースの登山道に合流するはずです。

実は、この日、地図さえ持ってこなかったのですが、この山は3度目なので、このような予定外のコース変更も自由自在です(笑)
杉林の登りをすぎ、岩場に差し掛かると、山頂はまもなくです。
山頂の祠。

初めて登った2004年と変わらないたたずまいです。

変わったことといえば、傍らに鐘があるのですが、その鐘を鳴らすハンマー?が立派なものになっていたことくらいでした。
山頂をわずかに東へ下ると、ほったて小屋があったのですが、つぶれてました。

確か2004年9月にはまだ立っていたので、その後に壊れたのでしょう。

まあ、もともと崩れそうなのが怖くて近づけないような小屋でしたが…

〔2004年1月〕


〔2006年1月〕
今まで通ったことがないルートを使って下山してみよう、ということで、杉の峠コースへ入りました。
このコースの途中には、剣が峰という場所があるそうなので、一度見てみたかったのです。

剣が峰といっても、小ピークという感じで、山頂よりも標高は低いということです。

実際、杭が立っているだけのやせ尾根のコブ、といった感じの場所で、標識も何も無く、知らなければ全く気がつかずに通過してしまいそうな場所でした。
下山はなんども林道をまたぎ、途中で面倒になったので、林道に出て楽々下ってきました。

途中、林道工事をしている人たちとすれ違いながら下ると、駐車場に着きました。


落合コース登山口の普寛神社周辺は集落になっていて、蕎麦屋や温泉センターなどもあり便利です。