さる８月２７日 に秩父宮記念市民会館において設立総会が開催され､ 盛会のうちに終了しました｡ 会場には多くの会員と､ 記念講演を聞くために集まった市民の人達で満員となり､ 準備委員があわてて椅子を追加する一幕もあり､ 終始熱気に包まれた活気ある総会となりました｡

　設立呼掛人代表の石川先生から､ 設立までの経緯と新たに発足する会の３つの柱である ｢学ぶ､ 提言する､ 行動する｣ を合言葉に､ 素晴らしい秩父にするために多くの仲間の参加を得て出発できたことに感謝したいとの挨拶がありました｡

　来賓には埼玉県生態系保護協会の堂本事務局長､ 秩父野鳥の会の宮崎会長 (本会の会員でもあります)､ 秩父市の黒沢教育長が駆けつけ､ ｢秩父の自然と環境保護のために大きな期待をしている｣ とのご挨拶をいただきました｡ また､ 秩父市長と大滝村村長両名様よりのメッセージが披露されました｡

　設立呼掛人の坂本文雄氏を臨時議長に､ 会則と設立呼掛人代表の石川先生を会長とする役員を選出した後に､ 予算案の承認とアドバイザリィ・スタッフの紹介､ ４部会長の就任挨拶があり､ 設立総会が終了しました｡

　引き続いて第１回目の学習会に移り､ 医師であり秩父市教育委員でもある竹越先生の 『｢ニホンカワウソ｣ の生態と自然環境』 と題した講演が行われました｡

　ユーモアたっぷりにスライドを使った講演は､ 解りやすくもあり楽しい笑いもありましたが､ 環境の変化によって種の絶滅の危機にあるニホンカワウソを通して､ 自然環境の保護の大切さを考えさせられる､ 第１回目にふさわしい充実した講演でした｡