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【 誰も知らないハクビシン ここだけのとっておきの話し 】
第6話 < 住所不定? > 2006.12.13
大きな○に数字=ハクビシンの個体NO
小さな○に数字=寝屋
実践の枠=そのハクビシンの行動範囲
寝屋の数
NO1<7> NO2<7> NO3<5>
NO5<4> NO6<6> NO8<6>
NO9<7> 平均<6か所>
7頭のハクビシンを調査したところ 平均で6か所の寝屋を持っている。 人間で言うところの住所。 何にでも住所を書く人間界で考えると 6か所もかと思うとぞっとする。
春 夏 秋は 毎日寝屋を替える。 あっちこっち ランダムに。 住所不定?でもないか。 決まった寝屋を 変えているのだから。 考えるに 餌を探すため 広い行動範囲を持っていた方がいいのでとの判断だと思う。
では 冬は? 謎が多い。 全く動かなくなったり 動いたと思うと忽然と消えてしまったり。 雪の上に足跡があることから 私が考えるに ハクビシンは冬眠というDNAは無く 空腹になると寒さに耐えて餌を探す。
また 夏と冬では 体重が倍近くになる。 皮下脂肪を蓄えるのだ。 日本での永年の定住で 冬を越えるための進化によるものと思う。