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【 誰も知らないハクビシン ここだけのとっておきの話し 】


第2話 < 感電のポイント > 2006.10.27

 全身体毛に覆われているハクビシン。 背中に導線が当たったとしたらどうなるだろうか。 体毛は電気を通すかだが ちょっとだけのようだ。 背中に導線が当たった場合 皮膚がピクピクッとなるだけだ。 ん〜 そっか〜。 となってしまう。

 さて本題に戻って 体のどの部分で感電させるか。 どの部分が一番体毛が薄いのか。 猫を思い浮かべると解ると思う。 そー 前足と後ろの間 腹部だ。
 そこで どうやって 腹部で感電させるか悩んだ末 飼育しているハクビシンで 実験をした。 まず 地面から5cmの高さに導線を張ったらどう行動するか。 ハクビシンは それをまたいだ。 感電せず。 次に 10cmのところに導線を張った。 今度はくぐってしまった。 背中に導線が触れ ピクピクッ ムズムズッと皮膚が動いた。 今度は 5cmと10cmの高さに 2本の導線を張った。 はたしてどう対処するのか。 興味津々で見ていたら 2本をまたいだ瞬間 ビビッときたのか 体を縮ませたかと思うと すさまじい勢いで走り抜けた。 勝負あり。 5cmではまたぎ 10cmではくぐる。 最低でも2本の導線を張り またがせるしかない。