石 窯

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 2005.12.30

9尺のトタン6枚・・・。 何故かトタンの寸法は尺を用いている。
  合掌部は 太い孟宗竹を半分に割り パカッとかぶせた。

 
 2005.12.29

窯を雨で濡らすことはできないので 屋根を掛けなければ。
そこで なるべく太い孟宗竹をいただいて 骨とする。
支柱の竹の一辺が3.2m。 立ててみると意外に大きい。

 
窯を鍛える 2005.12.18

朝6:30に火入れをし 1時間ほど燃やして 薪を一杯に入れてから 仕事へ。
15時に再び火入れをし がんがん燃やす。 しかし なかなか燃えてくれず コツをつかむまで相当煙を出してしまった。
窯が暖まっていたので 1時間ほどで 真っ黒だった天井が スス切れて白くなる。
天井の表面温度が600℃ 窯の中の温度が200℃くらいらしい。 この状態でパンを焼く。

 

  
<完成!&初火入れ!> 2005.12.17

目地止めの残りを終え 本体工事が終わり 祝 完成!
連日 最低気温が−6となり モルタルが凍てつき 浮いてしまうことから さっそく火入れ。
ドームの合板の枠組みがあるため 燃やす口が小さく なかなが燃えてくれない。
2時間ほど燃やし続けたら 枠が燃え尽きた。 そのあいだ 目地のモルタルを綺麗に化粧直し。
レンガやモルタルから 湯気がモウモウと立ち上る。 窯って 生きているんだ と思える。
3時間ほど燃やしたが まだまだ乾燥には ほど遠い。 あと2回ほど火入れをして ヤワな窯を鍛える。

 
 2005.12.11

V字の溝に モルタルで目地止め。
すき間なくモルタルを入れるため 水でゆるめに溶き 細い棒でつつきながらの作業。
レンガに水を吸わせていないため ゆるいモルタルでもすぐにレンガに水分を吸収されてしまう。
このため モルタルが扱いにくい。
レンガに水を吸わせない理由は 気温が-5℃くらいになるので 凍結が心配で・・・。

  
 2005.12.10

細かい石を挟み 微妙なすき間を調整しながら 角と角を合わせるように 積んでいく。

  
 2005.12.4

燃焼室の高さを40cmに設定。 試しにドーム部分を積んでみると Rが扁平になりすぎ 左右の壁面が押されて開いてしまった。
そこで Rを燃焼室幅の1/2にして 真円のドーム型とすることにした。 すると 計算上の燃焼室内のたかさが51cmを越えてしまう。
天井高を余り高くすると 熱源からパンが遠くなるため 焼けが弱くなると 本に書いてあった。
  その対策として 立ち上がりの3段積んだレンガを1段はずして 2段目からRを始める。 これで 45cmとなり まっ いいか。
合板をドーム型に切り ベニヤがRに沿うように2cm間隔にカッターで切れ込みを入れ 合板に止めて 下地が完成。 

  
 2005.12.2

燃焼床から上に レンガ3段を垂直に積んだ。
これは 食パンなどの高いものを 端の方で焼くことが出来るため。
  扉まわりのレンガは グラインダーで丁寧にカットして 慎重に積んだ。