Diary2011.3

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3月31日(木)晴
今日が22年度の最後の日。 事業の検査が行われた。 ソフト事業としてはかなり大きな事業費で 綱渡り的な要素が多分に含まれ 検査の最中に最終の入金 支出が行われた。 ハラハラドキドキもので 全員が固唾をのみながらその時を待った。 お昼のチャイムが鳴り 携帯で入金を確認すると ばっちり。 ほっと一息の時が流れた。 / 明日の定期人事異動で わが担当も5人が入れ替わる。 その影響を受けて 机の位置が西に5mほど移動。 ♪住み慣れた部屋を今日限り引き払い また次の場所へ行こうと思うんだ 最後の荷物を車に積み込んだら いろんな思い出がふと通り過ぎた(長渕剛の二人歩記) 異動する人はみんなこんな思いなのだろう。 お世話になりました。

3月30日()晴.
退職者を 全員で見送った。 人生の半分を仕事に費やしてきたことを考えると 大きな環境の変化。 人生の残り時間をどう生きていくか。 自分ならどうするだろうか。 / 大きな心の荷物が下りた。 代金の半分が納金されないままに 月曜日に待望のコンバインが納品された。 きょうその半額が通帳に振り込まれていることが判明。 ほっと一息。 

3月29日()晴.
農作物を守る獣害対策には かなりの経費と労力が必要。 それを出すことのできない人は 農業をやめるべきか。 

3月28日()晴.
地元出身で 地元を愛し 地元で働く。 そんな仲間たちがいる。 その中で退職する人のお祝いをやった。 それも韓国料理屋で・・・。 気の合う仲間たちで・・・。

3月27日(日)晴
Bbの挿し木をして スタッドレスから普通のタイヤに履き替えて・・・。 一日が終わってしまた。 

3月26日()晴.
寒い。 ネックウオーマーをしての草むしり。 風も強く 集中できない とにかく寒い。 接ぎ木をやろうと思うが 手が動かないのであきらめた。 / お昼はビビンバ! もうちょっと安ければ 毎日でもいけそう。 韓国に住んでも生きていけそう。

3月25日()晴.
田んぼにブルーベリーをどうしても植えたいと 以前から相談があった。 相当な困難を伴うことを確認しながら 高畝で栽培することになった。 身障者施設の入寮者が管理を行い 訓練の一つだという。 / 韓国料理屋で チャミソルを飲みながら ブデチゲをつつく。 経営者は女性で ほかにお客さんがいなかったので 一緒に飲んだ。 今月3回目で もう常連気分。

3月24日(木)晴
予算規模の大きな事業の検査が行われ同席した。 事業の事務局として1年間やってきたが 事業規模の大きさからみると その事業実施効果 波及効果は低いと思う。  よくモデル事業と銘打っているものがあるが モデルで終わってしまっている。 この事業もしかりかな。

3月23日()晴曇.☆
役場の職員は 薄暗い室内で防寒着を着て仕事をしていた。 国道を走ってみると 大きな店の照明が落とされている。 節電対策が隅々まで浸透している。 そんな中で プロ野球界は ナイターをやるという。 国民の理解が得られるだろうか。 

3月22日()雨曇。
ガソリンスタンドに車の行列ができ始めて 一週間が過ぎた。 1時間待ちはざらで 品切れで空しく帰ることもあったという。 あれだけ大きな震災の後だから 誰も責めることはできないと思う。 実際自分でもあわよくばガソリンを入れようと思っていた。 きょうあちこちのGSが開いていたが ほとんど行列はなく 悪夢のような行列と渋滞は なんだったんだろうかと まだ半分近くあったが GSに寄ってガソリンを入れた。

3月21日(月)雨
せっかくの休みなのに雨。 それでも楽園に。 幸いにも小雨だったので 剪定枝をごみと一緒に燃やした。 ほんとは接ぎ木をやろうと 穂木と台木を用意したが 気持ちが乗らず7本だけやった。 珈琲を立て続けに2杯飲んで そうだ 火燃しをやろう・・・。

3月20日(日)晴曇
築20年の古民家を見てきた。 柱はまっすぐ立っていて ふすまというのか戸というのか 部屋を仕切るものは黒光りをしている板張り。 天井を見ると2本の電線が並行に走り ところどころに碍子がある昔ながらの配線。 4月から研修生が入ることが即決で決まった。 一人では広すぎるが そのうちに増えることを期待する。 家賃は固定資産税分。 母屋に 小屋に 畑がいっぱいついている。 

3月19日()晴。
きのう余ったジャガイモの種を3kgほどもらってきたので ブロッコリーを片付けて そこに植えた。 また スイートコーンのマルチを張った。 種まきは4月に入ってから行う予定。 / 獣によって誘引紐が切られるので ビデオを仕掛けてある。 そのビデオを回収して再生してみた。 そしたら人間が2人 猫が1匹映っていた。 人間は誰だかわからないが ツルハシを担いで 大きな袋を持っている。 楽園には普通の人は入れないようになっているのだが…。

3月18日(金)晴
しゃがいもの種450kgを 一日で植えきった。 明日 きっと筋肉痛だろう。 ふー

3月17日(木)晴
わが地域は観光農業が盛んで 今の時期はいちご狩りがシーズンです。 ハウスの中は暖かく 春の陽気。 地震を受けてガソリン供給の不安から 今日もガソリンや軽油を買い求める人がいっぱいで 道の左側には長い車の列ができている。 そんなことから 車での外出を控えているため いちご狩りに訪れる観光客や地元の人が少ない。 ハウスの中は 真っ赤に色づいたいちごがハウスの中にはいっぱい売れ残っている。 いちごは色づきを待ってくれない。 その対応策として 農家自ら摘み取って市場に出荷する人 ジャムなどの加工品に出荷する人が続出。 どうしたものか…。

その 3月16日()晴.
ヘルメットをかぶった人たちが 一斉に駐車場に走って出てきた。 市役所の職員の避難訓練の光景かと思った。 話を聞いてみると あの大地震の時 築50年を経過した市庁舎のガラスが数十枚割れ 柱に亀裂が走ったという。 確かに 議会報告を見たことがあるが 耐震強度が低いと以前から問題視されていた。 1時すぎに余震と思われる地震警報が出されたちょうどその時に 市役所で会議があるため その光景に出くわした。 みんなびくびくして庁舎で働いているらしい。 

3月15日(火)晴
きょうも計画停電は実施されなかった。 オオカミ少年になりそうだ。 / 野菜を栽培するうえで マルチを張って生育の促進や雑草を抑える。 そのマルチを張る機械 マルチャーを農業の担い手を育成する塾が導入した。 露地野菜の生産が少ないこの地域では その機械の導入事例はほとんどないといっていいと思う。 このマルチャーを使って あっという間にマルチを張り そこにトウモロコシの種をまいた。 

3月14日(月)晴曇
きょうは停電が行われなかった。 その背景には 電車の運休や間引き運転があったという。 しかし 通勤時間帯の運休は 影響が大きすぎる。 計画停電と銘打つなら もうちょっと考えてほしい。

3月13日(日)晴
きょうは一日仕事だった。 日曜就農相談会。 一人1時間の持ち時間で 5人から相談を受けた。 自給率が低いので…から 現実的に基礎研修を受けたので 農業を開始したい。 相談内容は様々。 現実の厳しさを知って帰っていく人が多いのが実態。 / 津波による被害と 原発の放射の漏れや爆発のニュースで テレビがあふれている。 電力の需給のバランスを取るため 地域を区切って計画的に転電を行う輪番停電が急きょ打ち出された。 とうとうここまで来たか。

3月12日()晴。
昨日の東北地方を中心にした大地震の悲惨な状況を 一日中テレビが放映している。 被害は津波によるものが中心みたい。 福島の原発も被害を受け 放射能が漏れているという。 被害の全貌はまだ明らかになっていないみたいだが 阪神淡路地震以上の史上最大の地震とともに 被害も甚大になる見込みのようだ。 戦争も悲惨だが 天災も悲惨。

3月11日(金)晴
新規就農してから1年経過した2人の方を訪ねてきた。 なかなか思うように野菜を栽培できなかったり 収穫のピーク時に人手が足りなかったりで 苦戦した様子。 やっぱり2人組みでの農作業が多いため 一人では辛そうだった。 / 東北地方で 強い地震があった。 詳しい様子は 停電のためわからないが ラジオを聴いていると 被害が出て人い様子だ。 ここ埼玉でもかなり揺れた。 このため 長い停電。 もう7時間以上経過した。 こんな長い停電は経験がなく 電気のありがたさを思い知らされる。 テレビ 電燈 固定電話 お風呂 こたつ・・・ すべて電気で動いている。 かれこれ10年以上前までキャンプをしていたが その当時のホワイトガソリンを使っているランタンを引っ張り出し 加圧をして着火してみると お〜灯った! かすかにシューという音を発しながら オレンジ色の光が何とも暖かい。 早く復旧してくれ。 

3月10日()晴
昼間は集団で猿が 夜は鹿が出没。 何もしなければ せっかく栽培している野菜が全滅してしまう。 昨夜飲んだ友達の畑の現状らしい。 鳥獣被害対策の専門家とともに畑を見に行ってきた。 山逢いに住む農家の宿命なので負けるわけにはいかない。 専門家のアドバイスに きっと平身低頭だろう。

3月9日()晴.
韓国料理屋みーちゃん 何と4時間半も飲んでいた。 ビール マッコリ チャミスルと飲み継ぎ へろへろ。 高校時代の同級生が仕事をやめ 農業をやるというので飲みながらの相談となった。 本場仕込みの焼肉はやっぱりうまい。 臭みもなく 苦手なはずが つい手が出てしまう。 楽しい仲間と いい店と 美味い料理と 美味い酒。 全部そろった飲み会だった。

3月8日(火)晴
朝一番にある社長に会い 多額の寄付についてすごく前向きな返事をいただいていたので 最終の確認に行ってきた。 不安が的中し その返事は一転しできないと。 気持ちの変化の原因はわからないでもないが ここまで来てひっくり返るとは…。 当てにしていただけに 落胆は大きい。 最終的には 責任を取る形で何とかしようと気持ちは決まっている。

3月7日(月)雪
毎日 苦しい仕事が続いている。 いろんな会社のことを耳にするが ほんとにこの不況をなんとかしないと みんな疲れてしまう。 あきれ果てるのは政治だ。 閉塞感を破るような 現在の状況をしっかりと認識した政治をしてもらいたい。 

3月6日()晴.
すっかり春の陽気。 雑草が動き出してきたので 草むしりをやった。 お昼は 彼女の差し入れ ロコモコとお好み焼き。 ツーカーだね。 / 入院していたホビオのナビが全快したと電話があり 車検代の支払いのついでに 取り付けに行ってきた。 ラジオとCDも合体型なので 2週間ほど音のない車だったので 運転が退屈で…。 これでまた知らない街にも行けるぞー。

3月5日()晴。
男爵を3kg 朝づくりで植えた。  / 昨年の夏 再度韓国料理屋を訪ねたが 看板は下ろされ 店じまいしていた。 先日 偶然細い路地を車で通った時 韓国料理ののぼり旗を発見。 すごく気になっていたので 店の前を通りがかったら ランチをやっていたので寄ってみた。 韓国出身の女性がやっていて 話しをしてみたら 店を移転してきたと。 あの店じまいした店だった。 テーブルは3つで 定員は12人のみ。 チゲとビビンバともに逸品! なんと500円と安かった。 来週友達との飲み会の予約をして 店を後にした。 

3月4日(金)晴
定年を迎える上司の送別会が行われた。 ちょっと早い気もするが 年度末なので早めにやったのだろう。 60歳というと 昔と違って栄養がいいせいなのか若い人が多いように感じる。 / 獣害対策のシンポジウムが行われた。 いろいろな取り組みが行われているが 実際には被害防止技術を普及させるには なかなか厳しい。 農家からも 柵を作ると機械で柵よりを耕うんするのが難しく 排水が悪くなるといった意見が出された。

3月3日()晴.
ひな祭りの今日 研修生が婚姻届を出した。 今後の経営方針は出ているが 収入が安定していない現在 苦労を覚悟の上だというが いまいち不安を感じる。 / カボスの剪定講習会の講師として参加した。 養分の流れから始まり 樹勢のコントロール方法など果樹の基本の話しから始めた。 今まで聞いたことないといったことが判明し 今までの指導はどうなっていたのかと・・・。 実際の剪定をみんなで検討したが 枝を見て色々な意見が出され活発に講習ができた。 終わっての感想を聞くと 樹勢の見方がわかったなど 手ごたえを感じた。 / 昨夜の倒れた人がなくなったと 知らせがあった。 確実に 着実に歳月が流れているんだと 自分の年齢を思いながら感じた。 無駄な時間を過ごすことのないよう 充実した時間を作ろう。

3月2日()晴.
愉快な仲間たち4人で飲んだ。 何の話をしたか覚えていないが 約4時間があっという間に過ぎた。 飲んでいる最中メールが来た。 こっそりと見てみると 以前の職場の仕事で知り合った人が倒れたらしい。 なんでも あっちの世界まで行って帰ってきたようだ。 どこまで行ってきたんだろう。

3月1日()曇.
今日は仕事を休んで 自主的研究グループの研修会に参加した。 その朝 明後日のカボス剪定講習会があるので 樹を見ておこうと その場所に行った。 そうしたら 雪で真っ白。 こんな寒いところに カボスなんか植えるなよと 素直な感想。