Diary2010.9

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9月30日()雨.
見積もりも何とかなりそうだ。 いちごも何とかなりそうだ。 大学校への研修もできそうだ。 ハウスも何とかなりそうだ。 今日一日でいっぱい物事が動いた。 / 久しぶりのタイランド料理。 辛いものも 甘いものも やっぱり東南アジアは面白い。

9月29日(水)晴
無事 新規参入者の受け入れが決まった。 良かった良かった。 しかしこれからがスタート。 受け入れ基盤がまだ整備されていないので 早急に整えなければ。 焦れば焦るほど空回りするようで 何やってるんだと 自問自答する毎日。 

9月28日(火)雨曇
明日の新規参入者の受け入れ準備のため 役場に行って打ち合わせ。 情熱があれば難題も何とかクリアできるもの。 何とかなるとの楽観主義を貫くことが必要かも。

9月27日(月)雨
秋の長雨っていう感じ。 やっぱり雨が降ると憂鬱になる。 / 改めて今年の異常気象を振り返って Bbがどんな影響を受けたか考えてみた。 気象災害には強いといわれてきたが 全く平気ではないことが明らかとなった。 一番の弱点は 開花直前の寒さだ。 これは効く〜。 2番目は 収穫中の雨での裂果。 このふたつどうにも避けられない。

9月26日(日)曇
2カ月間 屋外に立っていた案山子を片付けた。 さすがにこの暑い夏を乗り切った案山子は 色があせ ところどころにほつれが見える。 さて 来年はどんな案山子を作ろうか…。

9月25日(土)曇晴
なすの立毛共進会に審査員として参加した。 同じ方法で栽培しているはずなのに 随分と収量が違う。 それは 栽培にどれだけこだわっているか 気持ちが入っているかで大きく異なる。 きれいに管理されている畑は 収量も高いし 間違いなく上位に入ってくる。 やっぱりその人の性格によるところが大きいのか。

9月24日(金)曇
20日と23日と25日は休みの日だが 半日ずつ出勤するため その代休として今日休んだ。 雨降るなーと願いつつ朝起きると 曇で降っていなかった。 そのまま一日降るなーと思いつつ 楽園で夏季剪定した枝のかたずけを行った。 20℃を下回ると 断然熱いコーヒーがうまい。 ナタを手に入れたので 細く木を割り 難なく着火。 すぐにお湯がわき 2杯たて続けに・・・。 

9月23日(木)雨
昨日は35℃ 今日は20℃ 半袖では寒かった。 午前中 雨が降っていない時間があったので 防鳥網を片付けた。 

9月22日(水)晴
山の中の民宿。 ふすまで隔てられた部屋を4つぶち抜いての宴会。 民宿のバスで送迎してもらった。 山々に囲まれた数十戸の集落にあり 道中の道は真っ暗で 何も見えない。 よく潰れないでやっているものだと感心。 きっと生き残っている理由があるのだろう。 

9月21日(火)晴
だれでも根回しなしに いきなり決断を含む難しい話をされても うんとは返事をし難い。 電話だけで済まそうとした結果 交渉をするまでもなく断られた。 本人はいたって事務的で 悪いことはしていない的で 反省なし。 日本人なんだから・・・。

9月20日(月)晴
ふー眠い。 朝4時に起きて 13時過ぎまで仕事。 その後 白菜の苗をいっぱいもらったので せっせと植え付け。 寒冷紗被覆で虫対策もバッチリだ。

9月19日(日)晴
勉強は苦手 コツコツも苦手。

9月18日()晴。
昼寝をしてしまった。 普段の疲れが ドパーッと出たようだ。 無防備極まりない姿で 眠りこけた。 野生ならそんなことはしていられない。 最近の仕事は 精神的ストレスがたまるようなものが多い。 ただ体を動かしているだけなら 疲労は消えてしまうが 精神的ストレスは蓄積されるみたい。 

9月17日(金)晴
小さな山逢いの限界集落。 人影がない。 夜になれば 家々の電気がつき 人口が増えるはず。 そんな集落の中を歩いてみると 柿や栗といった果物のなる樹が多く目につく。 それらを狙って 猿が出没。 餌となるものが多ければ 自然と寄りつく。 人間と猿との攻防が始まるかと思いきや そうでもない。 人間は静観しているだけのようである。 農業を生業としている人にとっては 農産物を取られてしまえば死活問題ではあるが 勤め人はなんの問題はない。 問題意識のずれが 集落が一つにならないわけか。

9月16日(木)雨
いちごの古〜い品種 ダナー。 すでに終わっているものを復活させ ジャムの原料生産を開始する。 おそらく全国的にみても 他地域での取り組みはないと思わる。 酸味が強いため 生食には 現在の品種と比べられては到底かなうわけがない。 しかし 酸味が強いという品種特性を利用してジャムを作るので レモンの添加はしないという利点がある。 しかも タンソ病にかからない特徴も兼ね備え いいことばかり。 

9月15日()曇雨.
一気に秋!って感じ。 気温が下がり 夜が早くやってくると なんだか物悲しい。 暑くて早く秋がこないかなと思っていたが いざとなると。 この夏 まだやり残したことがいっぱいある。 しかし秋には秋にやることはいっぱい。 ひとつに芽接ぎ もう一つにはタコつぼ。 がんばろう。

9月14日()晴雨.
約10年の獣による農作物被害対策の研究結果から得られた知見と その対策について話を聞いた。 結果は行動特性を利用した対策につきる。 ここ数年は新たな知見はなく 足踏み状態。 新しい発想がないのが残念。 また個から集団へと対策の取り組み主体が変化してきた。 現場では 絵に描いた餅との意見が強いが もっといい方策があるわけでもない。 なかなか難しい。 

9月13日(月)晴
切羽詰まると 思い切った行動に出られるものだ。 いままで躊躇して二の足を踏んでいたが 結果を出さなければならない時期になったため 交渉に向かった。 人生をかけた取り組みの代理人として 慎重かつ大胆に。 

9月12日()晴.
7割ほどBbの夏季剪定が終わった。 この夏季剪定は 自分なりに考えた結果 来年使用する枝のために行うもの。 何だかわからないけど切るのではない。 今日見に来た人には理解しがたいようだ。 普段から何のためにこの作業があるのだろうかと 考えることをしない人が大勢いる。 ただ切っているのではない。 そこんとこよろしく。 

9月11日()晴.
地球のラジエターが壊れたのではないかと思うほど また暑さがぶり返してきた。 楽園の芝を刈ってやったが 雨が降らないと今度こそは枯れてしまう。 / エアコンつけっぱなしや 室内外の温度差が激しいため のどを痛める人が多い。 

9月10日(金)晴☆
最後の夏休みを取った。 一日中 Bbの夏季剪定。 猛暑と乾燥により 樹がぼろぼろ。 特にひどい所は タコつぼ式にピートモスで治療しようと思う。

9月9日(木)晴
クリーンルーム内で育つ野菜。 植物工場を見てきた。 光源は蛍光灯 根は空中に伸び それに霧状の液肥をかけるというもの。 大腸菌数はすごく少なく 逆に水道で洗うと大腸菌が増えるという。コスト的に合うのかわからないが 確実に差別商品として消費層はいると思う。 一見 植物工場というと 農業とかけ離れたもののようだが よく考えると 栽培環境を変えるために 小トンネルやパイプハウス、温室  水耕栽培などの高設栽培 そう考えると 栽培環境を高度に制御する植物工場。 やっぱり農業だ!

9月8日(水)雨
待望の恵みの雨を 台風9号に頼むしかないと 首を長くして こっちに来るのを待っていた。 ところが すごく近くを通過したのに 雨量はたったの12mmのみ。 多すぎても問題だが ちょっと物足りない量。

9月7日()晴.
獣害対策を語る上で 加害獣の行動特性が非常に重要になる。 きょうはその道の第一人者の話を聞いた。 話の内容は新しいものはなかったが 長年の取り組みがうまくまとめられ 円熟みを増していた。 話を聞く分には 被害対策を講じるうえでとっても参考になった。 しかし 現場で活用する以前の問題点のほうが多い。 どう集落を動かすか。 問題意識を高く持ってくれる農家が少ないことが 被害対策が進まない原因だと思う。 / 楽園の芝がチョリチョリで枯れる寸前。 明日には雨が期待できるが 限界のようだ。 ペットボトルで少しずつ水を撒いた。 

9月6日(月)晴
なんだか 気ばかり焦って なかなか仕事が進まない。 人の仕事であり 自分の仕事でもある。 俗に言う 密接な連携のもとに仕事を進めていくやりかた。 主体がのんびり 順調に仕事が進むように支援する側が 焦る。 なんだか疲れる構図。 仲良しグループだからしょうがないか。

9月5日()晴。
砂漠のようなパサパサの畑に ブロッコリーの苗を植えた。 

9月4日(土)晴
普門館を 今一歩で逃してしまった。

9月3日(金)晴
同僚の奥さんが亡くなった。 その奥さんも同じ仕事をしている同僚だった。 身近で しかも年が私より若い人がなくなると 身に詰まる思いがする。 

9月2日(木)晴
築100年は経っているだろう 古い農家の屋敷に立ち入った。 都会から山間の集落に定住し 農業を志す若い青年が住むための空き家を見つけ 借りるための交渉に行ってきた。 玄関を入ると土間があり トイレもお風呂も外。 どこでも農家住宅は同じつくりで 懐かしい感じがした。 家主との交渉の末 家賃は税金分だけという破格となった。 / ブロッコリーの苗をいただいたので ピンポンダッシュで 楽園へ。 苦土石灰と肥料を撒いて トラクターで耕うん。

9月1日()晴
まだ扁桃腺は腫れているが ほぼ痛みはとれて 通常の生活に戻りつつある。 約2週間 長かった。 夏の暑さとのどの痛みで おそらく体重は7kgは減っていると思う。 このまま維持できればいいが 馬肥ゆる秋だから無理かな。 / もう9月か。 こんなに暑くなくていいので もっと夏を楽しみたい。 それにしても 雨が降らず 畑は砂漠化している。 たねまきシーズンと苗植えを迎え カラカラでは何ともし難い。