Diary2010.4

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4月30日(金)曇晴
薄雲の中にぼーっとひかる月。 朝4時すぎの幻想的な夜空? きょうは遅れることができないので 携帯の目ざましに頼った。 柴田淳の歌詞に こんなのがある。 「コーヒーに月と星を浮かべて おいしいねと笑って 夜空を全部飲み干したら・・・」

4月29日(木)雨晴
久しぶりに芝桜を見に行ってきた。 8分咲きだとHPに書いてあったので期待して行ってみたが 害虫か病気なのかわからないが 随分禿げて花が咲いていないところがあり 植え替えなど管理の苦労の跡がはっきりとわかった。 話題性があり 多くの人から期待されているので 大変なんだろうなと思う。 その後 閉鎖したゴルフのショートコースを利用した 花回廊を見に行ったが 寒さのため開花が遅れ どの花もまだ固いつぼみ状態。 連休に合わせていたのだろうが なかなかうまくいかないものだ。 天候次第とは言うものの 管理している人たちはやきもきしているだろう。 

4月28日()雨曇.
エゾシカの肉が突然出てきた。 味噌煮 大和煮 生ハム 燻製 の4種類。 5市町が連携する獣害対策の協議会総会での出来事。 野生獣の肉を フランス語でジビエというらしい。 ハンティングや個体数調整で獲れたものを活用して ジビエとして活用するといった事業計画の審議中。 急いで参加者60人分が味見ができるように皿に小分けして 協議事項が終わったタイミングで出した。 さっぱりとした赤身で 牛肉と変わらない見た目と味だった。

4月27日()曇雨.
デモ・・・ 何を栽培していいかわからない だったら 手間のかからない果樹デモ植えとくか。 果樹には 代表選手として栗や柿などが入る。 でも栗 でも柿・・・。 そんなデモに近いものを栽培している組合の総会に出席した。 年齢構成はきわめて高く いいものを作ってやろうとするハングリー精神がかけているのかなと 話の端々で感じた。 生活費を稼ぐ必要のない年代の人たちには 目標がないのかもしれない。 梅栗植えてハワイに行こう なんていうキャッチフレーズは 具体的な目標として 認知しやすくいいと思う。

4月26日(月)晴
車に乗っていると暑い。 思わずエアコンを入れてしまった。 毎日がめまぐるしく過ぎていく。 総会の打ち合わせ 市長へのレクチャー 組合の作業打ち合わせ。 そんな中で ふと周りの風景を見ると 山々が萌え 薄緑色にもこもこと盛り上がっているように見えた。 山の四季の中で 今が一番活動的で 生きているんだーと思う瞬間。

かかし祭りが いまいち発展せず 盛り上がるどころか 出品数が減ってきており やめたほうがいいのではないかとの 空気が流れているという。 ん〜 辞めるのは簡単だが うまい解決策がないものか。 もしくは 代替え案が・・・。 空っぽな頭を使って考えてみよう。

4月25日()晴.
朝起きてすぐに隣の家の屋根を見る。 真っ白に厚い霜があった。 −0.4℃。 4月に入って 60数年ぶりの低温が続く中 農作物は前進することなく足踏みばかり。平年と比較すると 10日前後遅れているだろう。 特に果樹類や茶の萌芽が顕著に現れている。 今日の霜による被害は 生育の遅れたことが幸いして 被害は少なかった。

4月24日()晴曇。
もっと気温が上がるかと思ったが 風があり体感気温はすごく低い。 Bbの開花も進まない。 しかし 雑草は三寒四温をもろともせず こよみの流れに乗って旺盛に伸びている。

あす霜注意報が出た。 予報によると0℃。 風がなければ厚い霜が降る。 花が終わったばかりの李や萌芽した柿に霜害発生の心配がある。 調査体制を組み 出勤と決めた。

4月23日(金)雨
Bb園に蜂が飛んでないのですごく不安。 受粉は大丈夫なのかと 問い合わせがあった。 今年は気温が上がらず 雨もすごく多い。 確かに見ていると蜂は見かけない。 ここ数年 数匹程度しか見かけなくなった気がする。 しかし 毎年 結実量は確保されているので 心配はないと思ってはいるが…。 天気になれは 蜂たちも 陽気に誘われて 飛び回るに違いないと確信している。

以前 勤めていた職場の実態を知って唖然。 廃止の方向が出ているので 目立つことはせず 淡々と管理だけすればいいと。 私だったら やっていられない。 ただ草が生えないように管理だけ? それが仕事なのか。 使命感を持って 目標に向かうから 高等動物として生きていける。 あることを提案したらそれはできないと。 そんなやり取りの中で 現実が見えた。 その職場に勤務することになったら 私はどうするだろうか。 きっと・・・。

4月22日(木)雨
寒い。 朝草むしりをしたら 手がかじかんできた。 昨日は20℃を超え きょうは10℃以下。 どうなってるんだろうか。 Bbの開花が 昨年比8日ほど遅い。

ある連絡協議会の事務局を4月から持たされ 今日役員会を行った。 終始談笑しながらの話し合いだったため 時間が延び延びに。 来月のGW明けに 総会が宴会付きで行われる。

4月21日(水)晴
技術は身を助ける。 いちごの栽培が分からないので 同僚を頼んで見てもらった。 昔懐かしい ダナーという品種。 酸味があり 病気にも強いらしい。 灰カビにやられていて ダニもいっぱい。 的確な指摘と今後の管理についてテキパキと指導。 見方が変わってしまった。 

4月20日(火)曇
今朝は 2時間たっぷり楽園で芝の中に生えているタンポポ類の草むしり。 仕事前の本業? やっぱり畑仕事に向いているのかなーと思いつつ歌を歌いながら・・・。 気温もちょうどいい感じで 気持よかった。

わざわざ遠方から 退職のあいさつに来てくれた方がいた。 3セクに時限雇用で入って 親の介護という名目で退職。 なにげに新規参入を打診してみた。 心が動いたようで 熱心に聞いてくれた。

4月19日(月)晴
今日一日 いまいち体の調子が悪かった。 せっかく高校時代の同級生がやっているとっても評判の高い蕎麦屋に行ったが 気持が集中できないため味も分からず楽しめなかった。

危機的状況のりんごの生産組織。 総会にちょっとだけ顔を出したが 発足当時50人程度の組合員がいたが 24年目の現在では25人。 しかも 若い人の新たな加入がないため 高齢化している。 起死回生の一手はあるのだろうか。

4月18日(日)晴
毎晩 数回目が覚める。 だいたい1時と3時ごろ。 睡眠が浅いのだろう。 最近疲れが取れない原因は これなのか。 

4月17日()雪曇。
我が家の庭では 6時現在の積雪量は 7cmだった。 とっても重い雪だったので 農業施設と農作物の被害がないか気になったので 7時まで待って数軒の農家に電話してみると やっぱり被害が出てしまった。 1軒の農家でぶどうの雨よけ施設の倒壊。 それに伴って ぶどう棚も一緒に倒壊してしまった。 すぐ役場に電話し 待ち合わせて被害調査。 見るも無残。 ペッシャンコ。 ぶどう樹は分岐部や根元が裂けていた。 悪いことは重なり 露地栽培は共済に入っているが雨よけ栽培は入っていないと言っていた。 なんとかぶどう樹が元気に復活するように 対策を考えなくては。

4月16日(金)雨一時雪
なすの生産会議の後 4年ぶりに会うJAの懐かしい面々と ばかっ話しに花が咲いた。 仲間っていい。

夜の8時過ぎから 雨が雪に変わった。 積もらなければいいが。 現在 わが町では すももとももの花が咲いている。 大麦の穂も出始めている。 なすの育苗もされている。 また さまざまな芽が動き始めた。 この寒さのため なかなか打つ手のない農家の人たちは 被害が出ないか ひやひや。

4月15日(木)雨
ふー 溜息が思わず出てしまう そんな一日だった。 会議と講習会やって 役員会の通知配りして 走行距離120km。 部下が休んでいるため とばっちりも受けているので余計に忙しい。

4月14日(水)晴
日曜日の代休として 午後仕事を休んだ。 楽園でたっぷりと芝生の中の草むしり。 草の根が深くえぐりとれる新兵器を 以前百均で買っておいたものを使ってみた。 これが抜群にいい。 はかどるはかどる。 タンポポの類がほとんどであるため いままで放っておいた。 これならより一層きれいになる。

4月13日()晴.
積極的な関係機関の5人で協議し 「アグリコロニー促進事業」を実施することが決まった。 これから詰めの作業を行って 細部を検討していく。 よし!  

4月12日(月)雨
名付けて「アグリコロニー促進事業」 コロニーとは直訳で入植者 一般的には集団で暮らしが営まれる場所のこと。アグリカルチャー(農業)とコロニーを結びつけて、集落で新規参入者や各農家同士が助け合って農業を営むイメージをアグリコロニーとした。 この事業の企画提案書を ここ数日 夜な夜な作っていた。 やっと完成。 あすお偉いさんに説明をする。 さて この職場に来て初っ端の仕事になる。 採用されることに期待したい。

4月11日(日)晴曇
56,000本のマリーゴールドを育てるための 種まきをお手伝いしてきた。 約70人の参加者で 3時間ほどで終了した。 50日後 市内の学校をはじめ 花いっぱい運動に使われる。

第3楽園の土壌改良が終了した。 しかし 世間がにぎやかだ。 今日から 市会議員選挙の遊説カーが回り始めた。 なんだか みんな名前を連呼するだけ。 もうちょっと別な方法がないのだろうか。

4月10日(土)晴曇
硫黄臭たっぷり。 200メッシュという細かな粉状の硫黄を土壌改良に使うが これがなかなか臭いが落ちない。 内緒で硫黄温泉に入ってくると すぐばれるので要注意だ。

Bbの開花が進まない。 早いと思っていたが 昨年より確実に遅い。

4月9日(金)晴
土地改良が終わったきれいな農地だが 高齢化や後継者不足で 耕作する人がいない。 そこで 若い入植者を募ることを提案した。 その募集から生活費の支給 住居の提供 農作業機械のリース 栽培支援 販売までトータルな入植者に手厚いシステムづくり。 入植者や関係機関の金銭の負担なし 地域づくりもできるという画期的な 夢のような構想をぶち上げてみた。 役場 団体 土地改良組合の長は やってみようと積極的な姿勢。 今後 話し合いを重ね 実現していく!

高校卒業したての若者が 林業を生業としていく まれにみる舞台設定の小説本を読んだ。 その名は「神去(かむさり)なあなあ日常」 しょうがなく山仕事をしていくが 日々の山の変化や 林業に携わる人たちの山に対する思いが その若者の心を動かし変化していく。 農業よりさらに厳しい林業後継者不足の中で 追い風となる本。 一読することを勧めたい。

4月8日(木)晴
車を運転していて 日差しが眩しい。 桜が満開に近く 山のあちこちが薄ピンク色に染まっている。 県境にある限界集落に行ってきた。 昭和初期には小中学校の全校生徒が100人いたらしいが 今では廃校。 現在26世帯に落ち込み 35人ほどの人口で 平均年齢が80歳に近いと 花の世話をしていたおばあさんと立ち話。 桃源郷のようにきれいな集落なのに。 

4月7日(水)晴.
今日からフリーとなった。 早速 昨日依頼のあった案件を電話で済ませて 3セクの会社の社長と専務と昼食。 描いている将来展望を話してみた。 まかせたの一言で終了。 話が早い。

職場の歓送迎会。 100%の出席で大いに盛り上がり 2次会へ。 若い人にはついていけないが 人となりがわかり 楽しかった。

4月6日(火)晴
引き継ぎが終わった。 午前中は文書類の引き継ぎ。 午後は現地に行って 名刺交換。 現場はいろんな悩みでいっぱい。 ひとつずつ解決しながら 自分にしかできない仕事を見つけよう。

4月5日(月)雨
仕事量の1/4の引き継ぎが終わった。 午後から出張のため 忙しくあれこれ引き継いだ。 いままでに経験のない分野なので わけがわからず 質問さえ出きなかった。

4月4日()曇。
きょう 楽園には行けなかった。 いろいろな用事と 個人的なお付き合いのため もう4月だというのに 第3楽園の準備が終わっていない。 そのため まだ定植ができない。 天気が長続きしないこともあり 気持ばかり焦る。 来週こそは・・・。

4月3日(土)晴
昨年の大みそかに抜根したりんごの幹や根を 朝一で燃やし始めた。 幹回りが40cmほどで 20年以上たったりんごで 燃えるかなと 気合を入れて火を付けた。 なかなか燃えつかなかったが 燃え始めると勢いが付いてきた。 9時に火を付け 17時にはほとんど燃え尽きた。 やっぱり火遊びは楽しい。 燃え上がる炎にやかんを置き お湯を沸かし 3杯もコーヒーを飲んだ。 暖かい日で すごくおいしく飲めた。

4月2日()雨曇
引き継ぎに元の職場へ行ってきた。 何もないけど待ち合わせ場所として。 あちこち回って 挨拶して 引き継ぎして 疲れた。 早く寝よっと。

4月1日(月)曇
全体で72人 4部構成で 私が所属する部で19人 担当が10人の職場。 また違う職場の駐在が3人いるため 建物内に75人が勤務している。 勤務初日は 打ち合わせや会議 何をやったらいいのか分からず無駄に過ごす時間が多く 一日が長い。 まだ引き継ぎがないため どんな仕事内容かわからないが 基本的に人から受け継いだ仕事はこなすだけで 新たな仕事の構想があるので その仕事を思いきりやっていきたいと思っている。