Diary2010.3

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3月31日(水)晴
♪住み慣れた部屋を今日限り引き払い また次の場所へ行こうと思うんだ 最後の荷物を車に積み込んだら いろんな思い出がふと通り過ぎた・・・昨日までの災いごとに 別れを告げ ドアを閉めて階段を下りる・・・ああ 今度こそ幸せになれますように そんなおもいで 車を走らせる 時のはざまの思い出はおいていこう・・・。 長淵剛が歌っていたのを 20代前半によく聞いた。 まだ歌詞を覚えていた。 まさしく 歌詞のような心境でもあり 先行き不安でもあり 疼いているのも確かである。 心密かに 次の仕事の計画を練り上げてきた。 思い通りになるだろうか。 

3月30日(火)晴
自分の机が片付けられ すでにいる場所がない状態。 あすは引っ越しだ。 通算8年間お世話になった事務所。 もうここへは二度と来ることはない。 今の職種になって 初めての職場だったので 思いで深い。 机やいす ロッカーなどが運び出されると 広い空間となった。 こんなに広かったのかと思い知らされる。 

3月29日(月)曇
職場の片付けが 佳境に入ってきた。 9割程度は片付いたのではないか。 職場ではネットワークを組んでいる。そのファイルサーバーを置いていくため 外付けHDDにファイルを移す作業をやったが 時間ばかりかかる。 特にデジカメの写真。 最近のデジカメは性能が上がり 画質が良くなったせいで 1枚当たりがすごく重い。 単なる記録写真なのだから 小さめにしてほしい。 

3月28日(日)曇
寒〜い一日。 植物の活動も止まってしまう寒さ。 寒風吹きすさむ楽園に 気合を入れて厚手のジャンバーを着込んでいざ出陣。 しかし 雪がパラパラ 雨もちょぼちょぼ 寒さに負けて退散。 / いただいた肉厚のしいたけを 塩コショウで味付けし バターで焼いてみた。 うまい! こりこり感が何とも言えない。 原木がほしくなった。
 ※ tougarasikaraiyoさんが描いてくれた 昨年と今年の3月25日の様子がomake1にあります!

3月27日()晴。
雹の被害を確認しに現場に向かう途中に 農家さんから電話がかかってきた。 今朝 自分や近隣の畑を確認したら 被害は受けていないと。 昨夜 被害を見に行くと言っておいたので 農家さんが気を利かせてくれて電話をくれた。 農家さんに助けられた。 すぐUターンして楽園に。 / 楽園についたのが まだ8時前。 寒かったので 火を燃し始めたら止まらなくなって 結局お昼までもしてしまった。 山ほどリンゴの枝があったが きれいになってしまった。 火遊びはなぜこんなに楽しいのだろうか。

3月26日(金)雨.
シイタケ三昧で しばしお別れの宴のようなお昼をごちそうになった。 年に数回はお言葉に甘えて プロ以上の腕をふるってもらった。 何やっても器用な人で 気が利きセンス抜群。 気が合っていただけに 今回で最後かと思うと すごく残念。 出張してもらおうかな。 / 今日もまたうれしい電話があった。 横断幕でお出迎えしようかと。 最高の歓迎のことば。 うれしい半面 あまり歓迎を強調していただくと 期待につぶされそうで心が苦しくなる。 / 勤務時間が終わって いろんなものの整理をしていると 電話がかかってきた。 ある市で雹が降ったとのこと。 農家さんに電話して詳しい状況を聞こうと思ったが 外が暗く状況が分からないとのこと。 電話をいただいたので あすの朝 1時間半をかけて現場を見に行くことになった。 被害がなければいいのだが。

3月25日(木)雨.
強い風にのって 情報が運ばれるのだろう いろんな人から電話がかかってきた。 特にうれしかったのは 元町長や ある事務局長からのもの。 待っていたぞ お祝いの席を用意するからと。 こちらからあいさつすべき立場なのに。 回りの人にささえられ 一緒に仕事が出来るこのうれしさ。 大きなつばさを与えられたようだ。 恵まれたこの人生を謳歌したい。

3月24日(水)雨
農家として認めるべきか。 研修期間のなかでの実績が認められ 晴れて 農外から新規参入が認められた。 私の住む町から 単身都市地域へ出てきての就農。 これからの飛躍を期待したい。 / あすの午前中に内示があるので 待機するようにと電話があった。 しかしちょっとしたハプニングで その電話が1時間ほど遅れた。 私の名前を見過ごしたようで 平謝りだったとか。

3月23日(火)曇
先日 畑デビューしたと思ったら もうBbを植えていた。 順調に育ってほしい。

3月22日(月)晴
一日中 第3楽園の土づくり。 スコップで土寄せをして高畝にするため 体力勝負。 明日は筋肉痛がひどいだろう。 筋肉が熱をもって 熱っぽい体になること必至。 しかし 無理をせざるを得ない。 休みといっても予定が入り 天気の都合もあり 作業ができない日も多々ある。 無理をしてでも一気にやってしまわないと いつできるか分からない。

3月21日(日)晴
強風が吹きまくる中 接ぎ木の勉強会。 知っている限りでBbを栽培している中で一番若い! 20代。 難しいと言っていたが 実際に経験を積むしかない。 / 今日から第3楽園の準備を始めた。 最近雨が多くロータリーが使えないため 作業が延び延びになっている。 強風が吹いていたが 作業は今日明日しかないと思い 硫黄を播いた。

3月20日()晴
コンビニで販売しているスイーツを作る会社が いちご園を経営している。 想像するに 自社製品に自家製のいちごを使ってつくろうというコンセプトだと勝手に解釈している。 工場のすぐ近くにある約10a程のハウスで とちおとめを作っていた。 スポンジの半端もんに 生クリームといちごをのせた簡単なデザートを出してくれた。 さすがスイーツ会社。 昨年まで観光農園としてHPで宣伝していたが 今年はHPがない。 理由を聞いてみると 生育があまり良くないようだった。 この農園に実際に行ってみて 唸ったことは 領収書を出してくれたこと。 通常の観光農園では 見たことない。 しかも 領収書っぽくなく 手作りで感じがいい。

3月19日()晴。
自分へのご褒美として 白く濁る温泉へ。 標高は1,800mを超え あたりは雪景色。 さっそく露天風呂へ。 硫黄臭も 濁りも強い。 あたりが暗くなってくると 湯けむりの中に 星が見え隠れする。 やっぱり温泉はいい。

3月18日(木)曇雨
いよいよ切羽詰まってきた。 いろいろな実績報告関係を 一気に書き上げた。 / ある街の元課長が訪ねてきてくれた。 まだ退職して1年だが なんか懐かしかった。 いまでは すっかり農家しているらしい。 / 今月いっぱいで退職する人の送別会を 体調不良のため 飲み会ではなく昼食会として行った。 見た目は元気だが 病魔に蝕まれているようだ。 今までできなかったことを 目一杯楽しむと言っていた。 

3月17日(水)曇
ちょっと高級なランチをごちそうになった。 飛翔の前祝い?かな。 

3月16日(火)晴
また 今年もかぼちゃが始まる。 品種と栽培方法について提案。 栽培管理は簡単だが 保管方法や販売に苦労する。 / 腰は大丈夫だろうか。

3月15日(月)晴
今日 畑デビューした人がいる。 ブルーベリーの栽培を勉強するため 楽園に何度も足を運んできたまじめな人。 しかし出鼻をくじかれた。 土づくりのため ピートモスと硫黄を撒き ロータリーで土と混和する作業をする。 そのため トラクターを借りてきた。 いざ作業を始めようとしたら変な音がした。 よく見るとロータリーが壊れている。 作業する前に壊れているのに気が付きよかった。 さ〜困った。 ロータリーがなければ何にも出来ない。 すったもんじゃのすえ 何とか借りることができた。

3月14日(日)晴
接ぎ木2日目。 やっぱり慣れてきたせいで1本当たりのスピードが速くなった。 2/3が終了。 果たしてどのくらいの割合で活着してくれるだろうか。 本数をこなすと いい加減になってくる部分と 手慣れてきて上手くなる部分がある。 95%はいってほしい。

3月13日(土)晴
楽園の畑に埋めておいたBbの穂木を掘り上げた。 保存状態がいいのかわからない。 家の庭で接ぎ木開始。 練習を開始して2本目で手を切ってしまった。 ナイフが新しいため よく切れた。 予定本数の約1/3を終えた。 それにしてもBbの木は堅い。

3月12日()晴。
接ぎ木テープと 接ぎ蝋を買ってきた。

3月11日(木)晴
ひえ〜 IEがつながらない。 いろいろといじってはみたものの やっぱりつながらない。 IEの閲覧だけなんだけど。

3月10日(水)曇
恐る恐る朝起きて外を見ると 20cmを超える積雪。 予想以上に降った。 5時から2時間雪かき。 汗びっしょり。 その後 通勤で峠を越えるが もー大変だった。 除雪しておらず 轍とデコボコ。 山側から平野部に向かっている車は スタッドレスタイヤをつけているが 平野部からきた車 特にトラックはスタッドレスやチェーンをつけておらず 大丈夫だろうという安易な気持ちできた車達は立ち往生している。 そのおかげで大渋滞。 いい迷惑である。 / 4月から1年間 農業の勉強してから就農をする青年を町の農業委員会へ連れて行き 面通し。 農地を確保するための準備。 その後 ブルーベリー観光農園へ連れて行き 観光農園の楽しさを伝えた。 ただ農産物を生産するだけの農業では 単なる百姓。 消費者との関わりを深くし 喜びを感じるのが農業本来の姿。 そんなことを伝えたかった。

3月9日(火)曇雪
片づけ2日目。 戸棚や書庫にあったものは そのほとんどがごみ箱行きとなった。 持って行くところがないことや 保存する場所もない。 引き取り手もない。 どうしようもない。 / 大雪だ。 10時前から降り出して 午後からは積もりだした。 帰宅の途中は峠があり 坂を上れない車や 追突の事故があった。 21時には 我が街では10cmの積雪だと天気予報では言っていた。 明日の朝 早くでないと行けない。

3月8日(月)曇
きょうから 本格的に閉店の準備に入った。 いらない本や書類を縛り上げ 部屋の隅に山のように積んでいく。 昭和20年代の茶色に変化した本や手書きの資料。 脈々と受け継がれてきたものが 途切れてしまう。 いいのだろうか。

3月7日(日)雨
朝から降り続いている雨に がっかりというか あきらめモード。 やりたいこといっぱいあるのに。 3月中にやらなければならないことは 移植 接ぎ木 土づくり 定植 芝切りの5つもある。 / ちょっと早いかもしれないが センチピートグラス ティフブレアを200穴のセルトレイに5枚は種した。 発芽適温は20℃というけれど 待っていられない。 適温でも2週間近くかかる。 マルチをして地温を上げよう。 

3月6日(土)曇雨
もう3月なんだね〜。 肥料をやらねばと ふと思った。 善は急で JAへ肥料を買いに行ってきた。 高騰した昨年から比べると 2/3ぐらいに安くなっていた。 ホビオのオイル交換をしてから 小雨が降る中 大きくなれよと声を掛けながら 一握りずつ肥料をやった。 その後 芝がBbの根域まで伸びていかないように芝を切ってすっきり。 

3月5日(金)晴
月曜日から木曜日まで事務所にほとんどいることなく 外での仕事だった。 そのため事務仕事が山積み。 片っ端から片づけていく。 途中 ある市役所からSOS。 すぐにすっ飛んでいく。 議会中ということもあり ぴりぴりした雰囲気。 議会答弁のため 課長に獣害対応のレクチャーをやった。 その後 事務所内の片づけ。 この3月で閉店になってしまう。 家でもそうだが いらないものばかり。 

3月4日(木)曇雨
新規に農業に参入する人が 農地を借り受けて実地研修を開始する。 そのための準備が始まった。 あるところからホイールローダーを借りてきて ピートモス240袋をトラックから降ろした。 このピートモス 何と1袋1,700円ほど。 普通に買うと2,500円から3,000円する。 かなり格安。 機械の威力は絶大で あっという間におろしてしまった。 手下ろしでなんて考えると ぞっとする。 普通ならこんなことは手伝わないが 新規参入者だから。 頼られることや 不安を少しでも和らげてあげようと 思っている。

3月3日()曇
半年間の短期研修が終わる人たちの 目標とする経営モデルの発表会に行ってきた。 みんな一生懸命調べ上げて 夢を語った。 大胆な発想の人は少なく 堅実で 細かいところに気を配ったものが多かった。 ちょっと物足りなさを感じた。 

3月2日(火)雨曇
エコファーマーは5年ごとに更新する。 そのお手伝いをやった。 ボールペンを持つ手が震え 文字が震えている。 更新に来る農家のほとんどが かなりの高齢。 文字が震えるのも無理はない。 

3月1日(月)曇
残すは1か月のみ。 全魂を込めて 新たな人生の出発に際し準備を始めている人に 話をしてきた。 進むべき道に灯りがあるわけでもない。 ただ周到に準備をすることで 自信につながっていく。