Diary2009.6

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6月30日(火)曇
メールはもっぱら携帯になった。 以前は携帯は電話機だ! といって メールはPCでやっていた。 ところが 携帯に文字を打ち込むのは 至難の業。 メールをするのが億劫になってきた。 なれないせいかイライラする。 その点 PCは文字が打ちやすく 慣れたものですいすい。 メールはまたPCを使うようにする。 緊急時はしょうがないので携帯で。 

6月29日(月)晴曇
農家になるための実地研修をしている人の状況確認と関係機関の話し合いに参加。 現在ある市で4人が50aの畑で日々実地研修を積んでいる。 栽培品目は様々 畑の使い方も様々。 無農薬栽培をしようとしている人 とにかく売り上げを確保したい人・・様々。 特に畑の使い方に個性が光る。 家庭菜園のように 細かく区切るひと。 長い作を作り 1列ごとに違う作物を作る人。 それぞれ独自の理論を持っているため 効率的な作付について話をしてみるが 聞き入れてもらえない。 農業経営もセンスが必要だ。

Bbin鶴岡の続き  参加者との雑談の中で気にとまったこと。
1 周辺の野菜残さ 腐った野菜にはショウジョウバエが発生する。 これがBbに移ってくる。 必ず運び出すか埋めること。
2 ハイブッシュBb ミカンは静岡から西 リンゴは長野から北。 北部ハイブッシュは関東平野部では気象条件的に厳しい。
3 接ぎ木栽培 気象条件の合わないところで無理やりハイブッシュはいかがなものか。 日焼けなどが発生する。
4 相性 台木と穂木との相性は 接いでみないとわからない。 
5 迷わず ハイブッシュ北部、南部 ラビットアイ 何を植えるか迷ったら ラビットアイを植えること。 台木として使えるから。

6月28日(日)曇雨
疲れがないせいか 6時には楽園で作業開始。 バークを敷き 野菜類の収穫と管理。 お昼は作業しながら 立ち食いではなく 作業食い。 ブルーベリーがほしいというお客さんの対応など いくら時間があっても足りない。 夕方急いで家に帰って シャワーを浴び 今度は 若いしのHPの立ち上げ。 組合で一番若いので 収入も一番になろうと ちょっとしたお手伝い。 私かかかわって立ち上げたHPはこれで6つ目かな。 みんながんばれ〜!

6月27日(土)晴
Bbin鶴岡 2日目。 今日はシンポ。 何といっても 今回のシンポの一番の収穫は基調講演!だった。 岩手大学の 横田名誉教授。 未来を展望すると題して話をされた。現場を知らなければできない話ばかりで感銘。 現状の話から 今後の課題へ。 その課題が 生産者から 行政 研究機関 協会に至るまで すべての人に対してのものだった。 食品としての定着 消費者教育 栽培技術 病害虫 どれ一つをとっても ん〜と唸ならせるもの。 最後に なし ぶどう りんご もも・・・などの全国大会は 300人も集まらないらしい。 しかし きょうは500人を超えていると。 山形で500人か 関東ではその倍? 確かに元気があると思う。 生で話を聞いた人たち みんな感じる点が多々あったに違いない。 現場を見て 話を聞いて 考える。 参加し刺激を受けなければ 発展 進歩はないと思う。

休憩時間に JA支店にいって だだちゃ豆の種をほしいと言ったら 何を言っているのか聞き取れない。 何回も聞き直してないらしいことが分かった。 そこで引きさがったら わざわざ埼玉からはるばる来た意味がないとばかりに 食い下がった。 ちょっと聞いてくるからと 姿が消えて 数十分 手には袋が握られていた。 品種は庄内7号。 一番晩生のものらいい。 にんまり!

シンポが終わり 帰り道は 日本海側を南下した。 温海温泉 笹川流れなどを通過しながら 1,000円で高速を降りる。 往復900km 帰り道のほうが20km少なかった。 3,000ccの車を長時間運転したが 疲れが全くない。 車に対するストレスがないからなのか。 

6月26日(金)晴
山形へ向け 自宅を03:30に出て 同伴者を迎えに行き そこで3,000ccのどでかい車に乗り換える。 軽自動車で行くつもりだったが 同伴者のBb組合長が軽じゃ疲れるから嫁の車を借りるからと。 東北道を120km/hで巡行。 休憩を3回程とって 7時間で鶴岡市羽黒に到着。

日本ブルーベリー協会 産地シンポジウムin鶴岡は13:30に開幕。 開会式後 バス10台に分乗し 3か所のブルーベリー園を見学。 月山の広大なすそ野にそれぞれあって 眺めが素晴らしい。 私の見学のポイントは 管理状況 特に剪定と樹形。 次に 地元の人をとっ捕まえて 生の話を聞く。

1 雪囲い ブルーベリーの株の中心に2mほどの棒が立っている。 これは 2mほどの積雪があるので 雪囲いをするのに使うそうだ。 圃場の端のほうにやはり2mくらいの棒が山積みになっていた。 聞いてみると さらに3本を樹の周りに立てて 広がっている枝を縄でコンパクトに縛りあげ 雪害から守るそうだ。 年内には終了させるとのこと。
2 剪定  雪囲いをしてしまうと 剪定はできない。 さらに突っ込んで聞いてみると 春の雪解けの4月に 雪囲いを外しながら 雪折れ枝を除去しながら 剪定するそうだ。 雪のないところでは 冬の間中剪定できるが 開花前のわずかな時間に剪定するとなると どうしてもざっとするだけ しかできないみたい。 どの園を見ても 剪定は少なめで 枝が込み合っていた。

3 出遊び 地元の人と話していくうち 若いころの話になり 20代のころは 出稼ぎに埼玉に行ったことがあると。 あの頃は 出稼ぎだか 出遊びだか? わからなかったとか。 出稼ぎに行けば 遊べるので 楽しかった…。 想像に難くない話だった。

夜は 地元の居酒屋で一杯。 人気店のようで カウンターしか開いていなかった。 それがすごく幸いした。 板前さんや 隣席に座った地元の人と 会話が弾み 地元の珍しい食材などが すごく勉強になった。 なかでも ”みず”という山菜。 ”がさ”という海老。 月山筍の焼き物・・・。 もずくのてんぷらなんかもおいしかった。 よいよい。

6月25日(木)晴
せっかく丹精込めて育てたスイートコーン。 直売所で売ろうと思っていたところに 夜な夜なハクビシンがお出まし。 その証拠に 可愛らしい足跡が動かぬ証拠。 何とかならないかと農家から相談があり 市役所と相談し 捕獲檻をしかけた。 さて 掛かるだろうか。

6月24日(水)雨晴
昨夜飲んでしまったので 早朝に車を取りに行ってきた。 通勤はざっと片道1時間。 行き帰りともに眠くてしょうがなかった。 暑さで疲れ アルコールと睡眠不足で へろへろ。 

6月23日(火)晴
暑かったー。 気温は高いし 湿度もあった。 汗をかいて上着がびしょびしょになったので 2回着替えた。 ハクビシンによるぶどうの食害で 農家が悲鳴を上げていた。 そこで 網を登る性質を使って侵入を防止する電気さくを設置した。 / まだ週が始まって2日目。 元豚屋さん 現桃屋さんが 新しく直売所を作ったお祝をやった。 参加者はレストランのオーナーや市役所職員など さまざま職業の人16人が集まった。 A5クラスの最高級の霜降りが大盤振る舞いされ 生でもとろけるような舌触り。 盛り上がり 気づいてみれば お昼に近かった。

6月22日(月)雨曇
気力と肉体は鍛えれば衰えることはない? 笑顔だけは 衰えないかな。 

6月21日(日)雨曇
全くよく雨が降るもんだ。 これじゃBbが水に酔ってしまう。 作業ができず その代わりに 訪問者が4人。 採り放題 ケープファーをとっていった。

6月20日(土)曇
20数年前の元上司の一周忌の法事に参加した。 法要 お墓参り 宴席と4時間に及んだ。 笑顔の写真に 懐かしさと当時の思い出がよみがえった。 当時一緒に仕事をしていた人も参加していたので 昔話に花が咲いた。 / 早朝と夕方 楽園で作業。 でかっ! 500円玉大のチャンドラーが1粒採れた。 世界一大きなブルーベリーとうたい文句の通り。 しかし 全部が全部そうではない。 

6月19日(金)晴曇
久ぶりのいい天気。 こんな日は 木陰で昼寝をしたい気分。 / かぼちゃの成長量には驚く。 一日に1枚の割合で増えて つるを伸ばしていく。 果実も 一回りずつ大きくなっていく。 初めての取り組みなのに 600株。 3,000個のかぼちゃが収穫できる予定。 いまのところ 怖いくらい順調だ。

6月18日(木)曇
74歳のおじいさんに連れられて イノシシやシカによる農作物の被害状況を見て回った。 その畑は 山々に囲まれ 人の往来がほとんどないところ。 安心して 野生獣が餌をあされるような環境。 被害の防止対策として タオルを廃油に浸したものや光が点滅する機械で忌避させようとするものを行っていた。 効果はあるというが 現在では 効果がないと実証されているものだ。 しかし その熱意にまけて 否定はできなかった。 押し寄せる加齢に負けず 小さな努力を積み重ねながら 百姓を続けている。 これが 田舎の現状のようだ。

6月17日(水)曇雨
ピンポンダッシュで楽園にったら 石窯にブルーシートが掛けられていた。 農業委員会が またいちゃもんを付けてきたのだろうか。 あれだけきれいに使っていれば 文句はないだろうに! / お風呂で頭を洗おうとして リンスを手に取ってしまった。 しょうがないので その上にシャンプーをひと押し。 チャンリンシャンになると思ったが 泡立たず リンスも効かず。

6月16日(火)曇雨
仕事で支援をしている ゆずオーナー組合のホームページが出来上がった。 素人づくりだが こころは伝わるだろう。 できれば 最低150組のオーナーさんがほしいところ。 あちこちに リンクを張って宣伝をしていきたい。

6月15日(月)曇雨
朝一で 地元の警察署に行って 運転免許証の更新をしてきた。 待望のゴールド免許になった。 普段は 飛ばすことなく 車間距離も多めに取って運転している。 この5年間 運よくねずみ取りには引っかからなかった。 / よく降るな〜。 5月から梅雨に入ったような天気が続いていたが ここ数日 土砂降り。 もうしばらく雨はいいや。

6月14日(日)曇雨
楽園産にんにくとズッキーニを使って オリーブオイルで炒めて 夕飯のおかずとした。 ズッキーニが3本もあるので これから毎日収穫できそう。 ちょっとでも見逃してしまうと これでもか!と大きくなってしまう厄介者。

6月13日(土)曇
目いっぱい作業をするぞと 気持ちを入れて 目標を決めて作業に取り掛かった。 こんな時に限って 来客がある。 本日5組。 薪を割ってお湯を沸かし それぞれにコーヒーを入れ 楽園を眺めながら話をした。 すでに収穫が始まっている Bbを1パックずつ持ち帰ってもらった。

6月12日(金)曇晴
ズッキーニが驚くほど太くなってしまった。 完全な採り遅れ。 やっぱり毎日見ていないとだめだ〜。 / 広大な畑一面に 規則正しくかぼちゃのつるが伸びている。 壮観な眺め。 遊休農地に苗を植え付けて2か月。 1本のつるに2この小さなかぼちゃが結実。 大勢でつるの誘引 孫つるの除去 余分な果実の除去の作業をした。 数千個のかぼちゃの行方が気になるが 7月下旬から収穫になるだろう。 

6月11日(木)雨曇
今年初めてBbの収穫。 一粒一粒 裏側まで色が付いているか確認しながらの収穫。 毎年そうだが もったいないような 愛おしないような。 1年間 努力を重ねてきた結果が 果実が成果として実る。 ひと粒でも粗末にできない。 収穫時期になると 毎年そんな思いになる。

6月10日(水)曇雨 梅雨入り
疲れた〜。 この時期恒例の麦稈収集のお手伝い。 

6月9日(火)曇
ニンニクとトマトがこれでもかっと いっぱい入った特製パスタを作ってもらった。 この慣れた味もあと少しか と思うとなんだか寂しい。 まっどんな仕事しろ その世界に入ってみれば なんでも楽しい。 器用貧乏的性格と行動は どんな世界に行っても治らないからあきらめるしかない。 

6月8日(月)曇雨
午前中の会議で 正論で押し通す人がいた。 正論は正しい。 なにも反論の余地はない。 人間的な思いやりがみじんも感じない正論。 だれもが 言い返すことなくシーンとなった。 

6月7日(日)晴
朝6時に楽園へ。 今日は夏日になると天気予報で言っていたので 涼しいうちに作業をしようと思い 起きてすぐ出勤。 3時間みっちり 汗をかきながらバーク敷き。 午後になると 同じ匂いのするある役場の副課長夫妻が楽園に。 仕事中に いろんなことを話をする中で Bbを栽培している話になった。 そこで 裏庭? 裏山?でBbを栽培し始めたようで 楽園がどんなふうなのか見に来た。 2時間ほど コーヒーを飲んだり 楽園の中を歩き回った。 奥さんが 清潔感がありますねと うれしい一言。 なによりのほめ言葉。 果たして 参考になったかどうか。

6月6日()雨曇。
合羽を着て 楽園に出動。 休みとなると じっとしていられない。 ハイブッシュ系のBbが鳥による食害されるため 小雨が降る中網をかけた。 これで 鳥の鳴き声が気にならずに済みそうだ。

6月5日(金)曇雨
いかにも不器用に生きてきた人 といった感じの人の所に行ってきた。 半年ぶりだったので 相手も驚いた様子。 ブルーベリーといちじくの栽培を2年前に始めた。 50歳代と思われるが 大きな家に一人住まい。 複雑な理由でもあるのだろうか。 とにかくこの人は 渾身の力ではなく 愛情を注ぐ人。 一つ一つ雑草を手でむしり 化学肥料などは一切使わず 草を根元に積んでこれが肥料だという。 もう少し ずるい生き方もあるのではないかと 話している時いつもそう思う。 

6月4日(木)曇
素人は怖い。 知らないことは 何も怖くない。 大したことじゃないが にがうりを緑のカーテンと称して 窓から差し込む陽を遮る取り組みを始めた。 そのにがうりの苗に 一日に数回に水をくれる人がいる。 土の表面が乾けば すぐ水をくれる。 通常 苗が活着したら 根張りを良くするため 乾かしぎみに管理をする。 あまりの可愛さに 水…。 軟弱徒長に育ってしまう。 なかなか理解できないようだ。

6月3日(水)曇
何としても梅雨に入る前に・・・。 17:15に終業のチャイムが鳴る。 なると同時に席を立ち 車に向かって走る。 いわゆる ピンポンダッシュ! 急いで楽園へ向かう。 梅雨に入る前に 念願だったバークを 楽園全体に敷きつめたい。 暗くなる19:00まで 1時間はないが リヤカー5台くらいはバークを運べる。 わずかだが 日々の積み重ねが大事。 昨日3台 今日7台。 汗びっしょりになって 必死にリヤカーを引く。 雨が降らなければ 明日も・・・。 まだ1/4ぐらい。 知らない人から見れば なぜそんなにしてまで と思うかもしれない。 夢を追い求める信念とでもしておこうか。 必死になって働く姿 そんな自分がかわいい。 

6月2日(火)晴
なにやら農作物に新しい病気が発生したようだ。 きょう全国的に発生調査を実施している中で わが地域にも調査が入った。 調査に同行し 4か所の畑を見て回ったが 疑似的な症状はあったものの 心配はないようだ。 

6月1日(月)曇
きょうは金曜日の代休。 天気予報では いい天気になるはずだった。 しかし 曇りベースで雨が降ったり 一時的に日が差した程度。 / 防鳥網の棚を作り 完成。 とっても簡易な防鳥施設。 鳥害から農作物を守るためいろいろな方法が検討されている。 しかし なかなか難しい。 物理的に鳥から農作物を遮蔽するしかないのが現状。 なしやぶどうなどの果樹栽培では 高価な防鳥施設を作り守る。 貧乏人にはそんな費用はねん出できない。 できる限り安い費用でといろいろ考えた末 現在に至った。