Diary2004.3

back



3月31日(水)晴れ.
ご苦労様でした。 感慨深いものが 込み上げてくる。 辛い冬から 希望も新たな春。
3月30日(火)曇り雨
幹線道の開通&土地改良完成祝賀会に参加した。 国会議員の秘書や地元の名士等100人余りが参加していたが 土地改良組合長のあいさつに感動した人は ごく少数だったに違いない。 完成までの苦難と これから先の将来について 飾らない言葉で 熱い胸の内を淡々とあいさつをした。 それに呼応するかのように 教育長のあいさつがジンと胸に響いた。 招待された意味を 改めて痛感した。 通り一遍ではすまされない重みと この人たちとなら同じ想いを抱けると 言葉一つ一つを噛みしめる。 / 送別会。 人は死ぬとき 自分の人生が 走馬燈のように駆けめぐると聞いたことがある。 自問自答。 自分の人生に満足したか。 一瞬にして そんなことを考えるらしい。 転勤についても やっと離れられる とか もうちょっと今の仕事をしたかったとか 様々な想いが駆けめぐるのではないか。 きょうの祝賀会に参加して思ったことは やり遂げてみたいと改めて決意したこと。 決して後悔を残さないこと。 数年後には送り出される側に立ったとき やりきったと振り返りたい。
3月29日(月)晴れ
知り合いの農家のおじいさんが 農道を歩いていたので 声を掛けた。 最近買ったトラクターがエンストして 再びエンジンがかからないらしい。 そこで一肌脱ぐことに。 何のことはない。 安全性確保のために あちこちにセンサーが付いている。 一つ一つ解除して 無事始動。 マイコン搭載・・・うたい文句はいいが 昔ながらの手動が 使いやすかった。 / 送別会。 仕事が終わらず 1時間遅れて参加。 ちょっと飲み過ぎた。 うっとくるものがある。 明日は飲まないぞー!
3月28日()晴れ。 <367>
春は何色?  だれもが思い浮かぶ色は おそらく黄色ではないだろうか。 スイセン レンギョウ 菜の花・・・とにかく黄色い花が多い。 県境の小さな用水の橋を渡ったとき 視界の端の方に 黄色が入った。 その方を向いてみると 土手に真っ黄色の絨毯のように 菜の花が満開に咲き誇っていた。 突然現れたため 車を止めることができず 帰り道に寄ろうと決め 先を急いだ。 その帰り 側道に車を止め 歩いて満開の菜の花を満喫。 顔を近づけてみると 蜂が忙しそうに 小さな花を渡り歩いている。 1本だと小さく目立たないが それが群がると感動もの。 
3月27日(土)晴れ
春の光りと ぽかぽか陽気を十分に満喫。 庭に机と椅子をセットし コーヒーと文庫本 看板とのみを用意。 昼はそこでカップラーメン。 時折眠気が襲ってくるが その時は看板を彫り 目が覚めると本を読んだ。 春の陽を浴び 充電が完了。
3月26日(金)曇り. テレメ実施1
昼まっから ちょっとだけビール。 4月を待たずに 気の早い総会。 混沌とした世の中だからこそ 明るいあいさつをした。 どれだけ 想いを感じ取ってもらったか。 / 細く真上を向いた上弦の月が 西の空に低く出ている。 暗い夜だ。 そんなことを考えながら歩いていると 発信音が急に大きくなった。 懐中電灯でその方向を照らしてみると 鈍いオレンジ色に光る目が2つ。 ベッカムだ! なんと半年ぶりの再開。 ひとしきり感動を味わってると その光る目が消えていった。
3月25日(木)曇り.
よかった よかった。 きょうは人事異動の内示。 その内示を受けた人たちは 新たな職場への不安が 言葉や顔に表れている。 誰しも不安で しかし 1年も経つと 誰が来るんだろうと そっちが心配になっている。 人事異動がある職場は 異動する人だけではなく 在勤者にとっても 新らしい人たちによって 新鮮な空気が吹き込まれて 爽やかな雰囲気になるところがいい。
3月24日(水)曇り
ラズベリーの萌芽が始まり 節ごとにびっしり付いた花芽が大きくなってきた。 防鳥ネットの準備も着々と。 どうやら今年は 大豊作となる予感・・・。 / 東北地方の人の話を聞いた。 音響施設がぼろいためと その人のこもるようなしゃべり方と方言で 2時間の内の99%が 何を言っているのか理解できなかった。 すごい熱弁で 本人は気分良くしゃべっていたが 聴衆はしらけていたようだ。 / 身を清め ただジッと・・・。
3月23日()曇り。
のどの痛みが 和らぎ始めた。 切羽詰まらないと 嫌いな医者に行けない性分。 年寄りは 社交の場にしているというのに。
3月22日(月)雪
朝一で 耳鼻咽喉科へ。 鼻から胃カメラのようなものを突っ込まれ ハイ動かないで・・・。 そんなこと言ったって 痛いものは痛い。 一杯のお茶が 夕方帰るまで机の上においたまま。 
3月21日(日)晴れ
奥歯が疼くように痛い。 気道が極端に細くなり ものを飲み込むことができない。
3月20日(土)小雨一時霙. ☆
やっと雨が降った。 でも まだまだ少ない。 そんな中 半日ほど 農家のお手伝い。 こんな時に限って降ってくる。 畑が粘土で 長靴に土こびりついてくるため 途中で引き上げ お茶のみに。 / どうものどの調子が悪い。 ものを飲み込むたびに痛い。 恒例のテレメをする気が失せてしまった。 看板を彫っても のりが悪く 途中で放棄。
3月19日(金)晴れ
一品一品にセンスが光り 対価相応以上の満足感。 もてなす心は もてなす側のセンスであり 妥協をしない強い心の現れと そんな風に思う。 感じても 思っても ものを言わぬ人が多い。 それに耐え抜いたところが成功する。 オピニオンリーダーの存在は大きい。
3月18日(木)曇り一時小雨
雨がほしい。 畑の農作物は のどが渇ききって 色も悪いし 伸びてこない。 遊休地対策に蒔いた カラシナが干害で枯れて全滅。 気合いを入れて降ってほしかったが 雀の涙にもならなかった。 / 海なし県の山の中。 昔は蚕業で栄えた我が街。 捕鯨をめぐり 展開される小説舞台の半分がこの街。 石灰が採掘される山もあることから 昔は海だったとされているが それにはまったく触れていない。 鯨の肉なんて 口にしたのはいつのことだっただろうか。 今では 調査捕鯨のみとなっているらしい。 昔は 食料難を鯨で乗り切ったと言われている。 結末までは読み切っていないが 乱獲による生息数の減少で 価値が上がったようだが 生物の頂点に立つ人間のエゴが見え隠れする。 同じほ乳類同士 仲良く共存できたら。
3月17日(水)晴れ
平均年齢が70才超。 ある組合の長が悩んでいる。 行く先が見えている。 明確な目標が無く 沈滞ムードが漂っている。 ある本で読んだ事柄を話した。 優勝戦線から脱落したオリックス。 その時監督は ショック療法として 鈴木一郎と佐藤和宏の名前を それぞれイチローとパンチ佐藤にした。 マスコミに注目されることで戦闘意欲が回復した と。 濁った水は常にかき混ぜていないと沈殿して 透きとおった水になってしまう。 何から始めるか まだ目標や手段もわからないが かき混ぜる手助けを これから必死に考えたい。 何となくではあるが 組合長の顔が明るくなった。
3月16日(火)晴れ
車に 消臭を兼ねた芳香剤を入れた。 微香だと思っていたが 新しいからなのだろうか 臭いがきつく感じる。 ほんの微かに 香ればいいのに。 / 有害物質を吸収する 観葉植物を買った。 ペンキや接着剤などに含まれる ホルムアルデヒロなど10種類ほどに有効らしい。 現代病ともいうのか 化学物質に敏感な人が多いようだ。 安らぎを与える緑と 実用性には疑問も残るが 面白いと思う。
3月15日(月)晴れ
緑が待ち遠しい季節になった。 梅の花が満開 春を呼ぶ黄色い花も咲き始めている。 一雨あれば 一斉に咲きそろうだろう。 職場の机の上に 挿し木をした鉢を2つ置いた。 ブットレアとグミ。 緑の葉が少しあるだけで なんとなく雰囲気が違って見え 潤いが感じられる。
3月14日()晴れ
半日ほど 農家のお手伝い。 スコップで ピートモスと硫黄と土を混ぜ合わせた。 休みの日だからこそ 長時間一緒に作業ができる。 5年後の姿を思い浮かべながら 筋肉痛が出なければよいがとの思いで 歯を食いしばって力を込めた。
3月13日()晴れ。
狭くて急な階段を下りていくと 花が出迎えてくれた。 HPで おもてなしの心を大事にと言うようなことが書かれていた。 何となく安っぽいことに気がつき よく見るとみんな造花。 だまし か 営業努力か。 やっぱり本物のおもてなしがいい。 
3月12日(金)晴れ
あちこちに人影が動いている。 その人影を求めて 近づいてみる。 年老いた夫婦が まるで漫才でもしているような駆け引きをしている。 いたぶるような言葉を浴びせている おばあさん。 ハイハイと聞き流している おじいさん。 今度は 2世代の夫婦。 年老いた夫婦が 嫁に対して もっとしっかりしないと と。 旦那も一緒に なんだおまえ。 嫁が だってさ・・・。 あちこちで 方言丸出しで 漫才をしている。 ブルーベリーを植えながらの風景。 本物の漫才師が見たら ネタとしてメモっているのではないだろうか。 
3月11日(木)晴れ
春を飛び越え 夏日。 なんと気温が25℃を越えた。 畑では のどをカラカラに枯らした農作物の生長がストップ。 菜の花は 枯れ始めている。 一雨降れば 生き生きと伸びるであろうに。 / 春を感じているのは 自然界に生きるものすべてのものだろう。 人間でも例外ではない。 ただ 気温が上がるとストレスになる場合もあるようだ。 集中力が無くなり 仕事がはかどらないといった声も聞こえる。
3月10日()晴れ。
豊葦原の瑞穂の国。 / 若者が卒業した。  みんなのお陰で 今までやり通すことができた。 楽しい思い出もいっぱいできた。 さて また一から出直しだ。 がんばるぞっと。 
3月9日(火)晴れ
ずっと気になっていた報告の電話があった。 見事合格。 将来の仕事に夢見て 進学を決意した高校生。 2度失敗して すごく心配していたが 諦めずに受験した甲斐があった。 あすは高校の卒業式。 ぎりぎりのセーフ 嬉しさもひとしお。  ハクビシン捜索隊のメンバー全員の進路先が決まった。 卒業祝いの電報も打ったし あとは 打ち上げをみんな揃ってやるだけだ。
3月8日(月)晴れ
空間を売る こころでものを売る こころをつなげる。 同じようなことを考える人がいたことに感動。 古い民家と蔵を 休憩所とし 将来的には 喫茶店のようなものを考えていた。 方向性はまったく同じ。 しかし 30年という永年の経験から 損して得取れ的な考え方が根底に流れ 仕掛けとして使われていること。 魚釣りの撒き餌を連想してしまった。 ともあれ 王道を行く川場村のブルーベリーの振興方策を聞いて とても参考になった。
3月7日()晴れ。
切り出してきたままの 欅の丸太に挑んだ。 直径20cmくらだが 乾燥していないためすごく重い。 ノミで彫り始めてみると 分厚い皮が剥がれる。 しかも その下の年輪が剥がれてしまう。 生木は彫りずらい。 / 言葉では言い尽くせないものがある。 態度でも表し尽くせないものもある。 日々の積み重ねの中で 繰り返し繰り返し・・・。 人の生き様は様々。 自分らしく。
3月6日(土)晴れ.
きのうから 本当に良く歩いた。 昨日は夜中。 今日は昼間なので いろんな人と話をする機会があった。 偶然に出逢った自転車捜索隊のメンバーの母親 定年して桜草を育てている人・・・あちこちで立ち止まり 話に花が咲いた。 / 将来はパン工房を開く予定で 大きな石窯を持っているぶどうを作っている人が まだ焼きたての温かいパンを持ってきてくれた。 そんじょそこらでは味わえないおいしさ。 開店が待ち遠しい。 
3月5日(金)晴れ テレメ実施1
一日 よく遊んだ。 午前中は 生育が芳しくないブルーベリーの樹のまわりに穴掘り ピートモスと硫黄を追加しながら埋め戻し。 およそ10本くらいやったかな。 午後は 花木をいただきにあるところへ。 30本くらいいろんな花の咲く木をいただいた。 次に ぶどうやさんへ いらなくなったパイプがあるとのことで 見に行く。 なんとパイプハウスがいただけることに。 持つべきは やる気のある楽しい人。 夕方寒くなったので あまりきれいとは言えない ラーメン屋で 体を温める。
3月4日(木)曇り
おばあさんの知恵はすごいものがある。 食糧難を乗り越え 狭い畑で穫れた野菜を 様々な工夫で 保存食とする。 お茶受けに 大根が出てきた。 乾燥したするめいかのような大根。 これがこれになるんだよ。 甘辛く煮てありとっても美味しい。 へー。 何でも捨ててしまう時代だからこそ 知恵を次代に残してほしい。 
3月3日(水)曇り
今朝は早起き。 かなり冷え込んでいたので 歩いていこうと思ったが 車で出発。 このごろ また冬に戻ったように寒い。 木々たちは 春の装いを始めたが 震え上がっていることだろう。 ベッカムもやっぱり動いていない。 / ブットレアの苗を注文した。 6月ごろから11月まで 円錐形の細長くて紫色の花が咲き続ける。 この花を シンボルツリーとして 集落を埋め尽くす。 「ブットレアが咲き乱れるブルーベリー園」計画だ。 耕地全体が見渡せるため 視覚的にブットレアで起伏を持たせ 間仕切りの役目も担う。 構想の第2弾が始まろうとしている。
3月2日(火)晴れ
アイデア ひらめき一つで 成功できる。 農家の方々と 現状を話し合う中で 人と違う道を模索していることが 切々と伝わってくる。 今のままでは 伸びるどころではなく 尻すぼみになってしまう。 現状を打開しようとする 知恵と勇気を結集して 打開策を求めていきたい。
3月1日(月)曇り.
お誘いを受けたが 先約が入っていたため 後ろ髪を引かれながら 断った。 よっぽどのことがない限り 誘惑には負けるようにしている。 何よりの楽しみだし 生き甲斐としている。 年に数回あるかないかの 貴重なお誘い。 残念だった。 / 何がいけないのだろう。 3年経つと しぼんでしまうように 急速に勢いが無くなる。 きょうも 年老いた木々を見た。 快適環境を整えているようなのに なぜ?と頭をひねる。 まだまだ 意志の疎通ができていないのだろうか。 言葉を持たないハイブッシュBB。 このままでは 樹木医どころか 育て親になれない。