Diary2002.5

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5月31日(金)晴れ.
だいじな”つぶ”が逝ってしまった。 害獣とは言え 悪意は無い。 人間の欲に振り回され その存在自体が悪となってしまった。 生まれ変わるなら ふるさとがいいね。
つぶの弔いの席で・・・ バッターボックスに入り あの小さな球を打つ。 世界のイチローでも 打率4割は夢。 私は 毎回安打を狙いたい。 しかし その他8人も 打って守らなければ チームは勝てない。 勝つ執念が勝利を呼び起こすに違いない。 

5月30日()晴れ。<230>
きょうも新聞記者が来た。 さすがに 頭の回転が早いと思わせる場面が多々。 ものごとの筋道を 論理的に組み立てていく。 どんな記事になるのかとても楽しみ。 ちなみに 朝日新聞で あさって以降に載るらしい。
始めていった 市立図書館。 昼間だというのに 意外に暇な人が多いように思う。 いつも 切羽詰まらなければ 資料作りをしない 自転車操業。 明日の資料を見つけに いったが もっと利用したいと 本の揃いを見て思った。

5月29日(水)晴れ.
新聞記者が来た。 取材を受けるたび 思うことがある。 聞かれないことは答えない 情報をいかに出さないか 隠したがる体質に 嫌気がする。 事実は事実として明かすべきもの。 なんのために 仕事をしているのか。 本来の目的を忘れてはいけない。 人間 正直に生きることを忘れたら おしまい。 素直に生きることは 忘れない。

5月28日(火)晴れ.
4時を過ぎると 急速に空が明るくなり始める。 まだ ハクビシンたちは寝屋が決まらない様子で 動き回っている。 つぶの本日の寝屋は 草むらの中に泊まっている廃車された 今は懐かしい あまり売れなかった日産の”レパード”の下。 新聞配達が終わる頃 家に帰ってきて 布団にはいるが すでに日が当たってきているため 暑くてすぐに目が覚めて 寝られない。 日曜日の代休で休んだが 何もすることがないため 文庫本1冊を読み上げても まだ時間が・・・。 アンテナを持って 金太探しの散歩に出る。

5月27日(月)曇り一時雷雨..
一日不安定な天気だった。 あちこちで雹が降ったようだ。 被害がなければいいが。 来月の今日 ブルーベリーの検討会を実施する。 その通知を出した。 あまりいっぱい集まると困るが やる気のある人だけが集まることを望む。 ただお付き合いの人は遠慮願いたい。 今夜はテレメ。 

5月26日(日)晴れ一時雷雨
イベントは疲れる。 一日中立ちっぱなし 話しっぱなし。 とっても へとへと。 ウォーキングイベントの参加者がなだれ込んで 盛況ではあったが 何か空しい。 目的感を持ってきた参加者ではなく ただ通りすがりの人たち。 もし来年あるとすれば 参加はしたくない。 
とあるJA一年生と しばしの懇談。 今の状況と自分の置かれている立場を冷静にかつ客観的に分析していた。 現状の業務と 本来あるべき姿。 悲観的な将来像と 組織に埋没しなければならない一個人。 生活のための仕事とならざるを得ない現状。 理想と現実に揺れる 一年生がいた。

5月25日()晴れ。
ミーアキャットのごとく 2本足で立ち上がる犬がいる。 臆病がなせる技か。 いつかはと思っていたアイスの串揚げを 生まれて初めて食べた。 味と揚げの相性は ん〜 もういいって感じ。  トマトの串揚げ・・・なんかもあった。 HPで見つけた 串揚げ屋 すごく気持ちよく飲めた。 機会をまた作って 飲みに行きたい。

5月24日(金)晴れ.
ヘビが カエルをくわえて ニョロニョロと動いているのを 見た。 ヘビは 捕食するのを当然とし カエルは 捕食されるのを 必然と思っているのか。 残酷とも思えるこの瞬間も自然の営み。 そう 人間社会も同じ。 負けてたまるか。 

5月23日(木)晴れ.
浅葱色の山々が 深い緑に変化していく。 すぐそこに夏が控えている。 すでに モヤモヤとした水蒸気を含んだ空気で 山々がボーッと見える。 少年の頃 夢中で遊び 時間が過ぎるのを忘れ 薄暗くなるのもわからなかった。 今日も気づくと 防災無線から 音楽が流れ始めていた。

5月22日(水)晴れ.
発信器を付けている3頭の 寝屋の位置確認がそろってできた。 会議に行く途中 何気なく付けた受信機に発信音が・・・。 3頭目の”つぶ”は 放獣した3月当時 まだ生後3〜4か月程度の 可愛らしい子供だった。 生きているのかすごく心配で 毎日毎日探し回り 時には 近所の喫茶店の床下にいた時 マスターがバナナを与えたりしたこともあった。 その後 行方不明になったので もしかしたら・・・と思っていたが。 良かった 良かった。

5月21日(火)晴れ.
休憩時間 お昼休みもなく 一心不乱に ただひたすらに仕事。 あっという間に時間が過ぎていく。 久しぶりに 飲んだ。 中ジョッキ1杯 酎ハイ1杯で もうヨイヨイ。 安いもんだ。

5月20日(月)曇り.
お客さんが多く 自分の仕事が進まない。 今日やるべきことができなかった。 今日だけで 5組! ないがしろにすることもできず 困った状況。 毎日の コツコツとした積み重ねによって 得られるものが多い。 特に調査は やらなければデータが得られず きょうのデータは無。 昨年あたりから この無の日が多い。 タイムマシンがあれば さかのぼりたい。

5月19日()晴れのち雨。
こころの底から 安らぐときがある。 散歩のとき コーヒーを飲むとき 車に乗っているとき 好きなことをやっているとき。 きょうは いっぱい安らぐときを過ごした。

5月18日(土)曇り
自分のやってる仕事に 誇りを持つために ”私の仕事”を アップ。
赤く伸びた新芽を きれいに刈り込んでやった。 この紅カナメモチは 5月と9月に刈り込むのがポイント。 まだまだ赤くてもったいないように思って なかなか切りづらいが そこは思い切って。

5月17日(金)曇りのち雨.
きょうは ”なな”と 7か月ぶりに御対面した。  テレメ実施中の20:00ごろ 発信音が聞こえたので車から降りて 八木アンテナで探していると 黒いものが動いたので 懐中電灯で照らしてみると 首にオレンジ色の発信器がはっきりと見えた。 ななだ! 逃げる様子もなく ちょっとにらめっこ。 昨日に引き続き すごい感動。 生き延びていてくれた と一安心が 本音。

5月16日(木)曇り.
よく寝たなー。 21:30には ぐっすりと寝ていた。 耐えられない痛みに 頭痛薬を飲んで こりゃ寝不足かなと思い 何もかもあきらめて布団に。 体の不調には やっぱり睡眠だね。 お陰で 今日は快調そのものだった。
いつものように 何気なく”金太”に周波数を合わせてみると 微かに 鼓動が聞こえてきた。 昨年の12月以来 金太と半年ぶりの再会。 生き延びていてくれた嬉しさと やっぱり戻ってきたかと 期待を裏切らない金太の行動に 長いつきあいなので 気持ちが通じ合ったかなと 正直 喜びを感じた。 

5月15日(水)晴れ.
う〜 今日も一日 頭が割れそうだった。 会議の準備も その最中も・・・。
決定的瞬間を撮った! ハクビシンとヤマカカシの 一瞬の戦い。 ハクビシンがヤマカカシの上顎を ヤマカカシがハクビシンの下顎に噛みついた。 ヤマカカシは しばらくしてから息絶えた。 ハクビシンは 10分くらい 口を開けながら激しく頭を振り よだれを垂らし 痛さに耐えていた。 以前 ヤマカカシを見かけたと聞いたとき 今度見かけたら ハクビシンに与えてみようと 声を掛けていた。 私のところに 生け捕りで持ってきたので ガラス室の中に放り投げた。 ハクビシンはすぐに気付き ジーッと見つめ のそのそ動き出し 一瞬のバトルを展開した。 その後 息絶えたヤマカカシにハクビシンは数度近づいたが 懲りたのか 食べようとしなかった。

5月14日(火)晴れ.
すっかり夏日! 夕方から頭が痛い。 一日中あっちこっちへ車で移動した。 その車の中が真夏のように暑かったので 暑気に当たったか。 用事が終わり ちょっと遠回りをして 猿を見ようと言うことになり 出没頻度の高いところに言ったら 案の定 お出まし! 9頭の群れ。 一匹が見張りをしていて 全員が引き上げたところで 姿を消した。 
もの凄いものを見てしまった。 右の写真は ぶどう棚ではない。 猿による食害防止対策だ。 公園のまわりにある緑色のフェンスをつかって 天井まですっぽりと畑を覆っている。 天井部分が重いため 畑に数本の吊り支柱を立てて ネットを支えている。 この付近は サル イノシシ シカが多く出て あらゆる作物が壊滅するそうだ。 これほどまでに 畑を守ってやらないと 自家用野菜も穫れない。 付近一帯は 電気柵が設置してあるが サルには効果が薄いようだ。
5月13日()曇り。
ほとんどの花が終わった。 陽気のせいで かなり早めの開花だったが ここに来て落ち着いたのか。 今年は3年目なので 相当な量のブルーベリーの収穫が期待できる。
昼寝に対して夜寝。 1時間ほど寝たのだろうか すごく気持ちのいい しあわせな時を過ごせたような 満足感。 目覚めたときの腫れぼったいような 何とも言えぬ 眠さがまたいい。 寝過ぎて 自然に目覚めた時には 味わえない感覚。

5月12日(日)曇り
イノシシに餌を与えた。 1歳2か月の♀で 飼われているせいか とってもなつっこい。 バナナの皮だけでも食べてしまう。 普段は ドックフードを一日カップ4杯くらいしか与えないそうだ。 昨年の7月から見ているので あのことと比較すると 格段に成長した。 犬のように散歩に連れ出したときは 綱を放しても 遠くへは行かず 呼べば帰ってくるという。
ブルーベリーについたケムシが 2匹羽化した。 約1か月で 幼虫 蛹 成虫と変化した。 羽の模様はあまりきれいではなく いわゆる普通の小さな蛾だ。 これから図鑑とにらめっこをして 名前を調べる。

5月11日(土)曇り
警備員さんと しばらく立ち話。 数回 キャンキャン+チュンチュン÷2のような鳴き声を聞いたという。 餌を探しわまる中で 偶然に出会ったときの挨拶なのか 恋の歌なのか・・・。 飼育している2頭は 広いガラス室の中で 時たま顔を合わせ 鳴き合っている。 避けることはできるのに・・・。

5月10日(金)曇りのち雨.
真夜中にうろつく怪しいひそひそ話と足音。 犬が吠えるわけだ。 吠える犬は 番犬としての能力は高いが 夜中となるとうるさく 飼い主が何事かと外に出てくる。 ハクビシンを追いかけて 新興住宅街に入ったときの出来事。 苦情が出る前にと 区長のところへ行き 回覧板で理解と協力を求めるように 文書を回してくれないかと相談に行ってきた。 「ハクビシンの夜間調査について」と題した回覧板を 来週早々に出すことなり すぐに文面を考え 届けてきた。
ナンバー2の上司が来た。 初めての訪問だ。 自分の今までの華やかな経歴と実績ばかりを さも自慢そうに延々と話をして 部下の話など聞く耳を持たない。 口を挟むこともできなかった。 首が痛くなるような 人生を歩んできたのだろうか。 これからも 大変だろうな。 

5月9日()曇り。
またしてもハクビシンが・・・。 これで3頭になってしまった。 <なお><すぎ> きょうの<まり> それぞれ個性的だ。 降って湧いたチャンスは逃すことなく活用あるのみ。 電気柵に対する学習能力はかなりあると思う。 いい結果が期待できる。 この時期 山桜のサクランボが 色付き始めて いい餌になっている。 糞を見ると 種だらけ。 ハクビシンにとっては いい時期になり 活動が活発になる。 いよいよ本番! やるぞっ!

5月8日(水)晴れ.
さわやかな 気持ちいい朝 先日登った 武甲山の緑が鮮やかに 映えている。 ほとんど寝ていないにもかかわらず こんな朝は珍しい。 こんな気持ちで 毎朝が迎えられたら いいな。

5月7日(火)曇り.
朝起きると 体がだるく 何となくすっきりとしない。 連休疲れだろうか。 この連休に 2つの山を登った。 その時の筋肉疲労があるに違いない。 きょうは夜間テレメ。 スタートが悪かった。 市場警備のおっさんに捕まり 文句を言われた。 その後 住宅街で犬に吠えられ 家の人が出てきてうさんくさそうに見られてしまった。 まったく今日はついていない。 でも”なな”は元気に下水の中。 

5月6日()晴れ。
きょうも 外でランチ。  外食と来れば 安く簡単に 意外なものを使って 新しい味を作り出す 男の料理。 カメラを持っていかなかったのが残念だったが まーまーのものができた。 春雨+ゴボウのスープ 春雨+トマトスープスパ。 その後 定番のお昼寝。

5月5日()晴れ.
半袖でも 汗ばむ陽気。 のどのあたりが粘るようで気持ち悪い。 昨年の夏以来の感覚。 レジャーシートを 草むらに敷き ほか弁を買ってきて ランチ&お昼寝タイム。 シートを敷いたところが アリの通り道だったらしく もの凄い数。 シャケを小さくして ばらまいておくと 働きアリは 自分の何倍もの大きな餌にありつき 引きずりならが 巣を目指している。 昨日も今日も アリたちの懸命な 使命に生きる姿を見て感心。

5月4日()曇り晴れ。
一丁目から 五十二丁目まで。 途中三十二 三十三 三十四丁目には 大きな杉があった。 最も大きいもので 周囲5.4m。 秩父地方にある関東百名山の一つ 武甲山に登った。 山頂から北側を見ると 秩父市が一望でき 直下では石灰岩の採掘が進んでいる。 小持山をまわり 大持山を下山途中 あまりにも気持ちよかったので 雑木林のなかで 陽を浴びながらの昼寝。 起きて周囲を見ると 鹿の糞だらけ。 約7時間の山行だった。

5月3日(金)晴れ.
有り余る時間の中で Opaを洗車して ワックスを丁寧に掛けて 掃除機できれいにしてやった。 時間を掛けて 丁寧にやったつもりだったが 1時間程度で終わってしまった。 次は散歩で ブルーベリーに足音を聞かせに行った。 その次はビデオの編集。 ハクビシンの生態を撮ったものが いっぱいたまってしまった。 見直しても やっぱり可愛い。 

5月2日(木)曇りのち晴れ.
ハクビシンのテレメ用の無線機を2台購入した。 今までは 借用であったが やっと自前でそろえることができた。 これでまた力が入るぞっと!  ブルーベリーの病害虫を把握するため 農家に出向いて害虫の捕獲をおこなった。 開花中と開花終盤では 活動している虫が違ってきた。 シャクトリムシはいなくなって 小さなケムシが多くなり ハマキチョッキリが出てきた。 このままブルーベリーの栽培面積が増加すると 虫たちも多くなり 殺虫剤を撒かずにはいられなくなるのではと思う。  ハクビシンの写真を提供した雑誌が送られてきた。 ちゃんと提供者の名前入り。 自分の名前が掲載されるのって嬉しい。 これからもがんばろうと 再度決意する。

5月1日(水)晴れ.
ハクビシンが 2頭になってしまった。 ぶどう園に現れたところを 御用となった。 ガラスハウスの中に入れると 喧嘩をするかなと思ったが 片方が威嚇をして もう一方は 平然としている。 同種の生き物との認識で 噛みついたりはしないようだ。 仲良く暮らして貰いたい。