Diary2002.4

back



4月30日(火)曇り.
母校の高校生11人と 共同研究するための話し合いをした。 と言っても こちらが一方的に話を進めた感じ。 自分が高校生だった頃 こんなに若かったのかと 今更ながらに思う。 食らいついてくる子もいたが 無気力な感じの子が多い印象。 

4月29日()晴れ。 <223>
申し訳ない想いがいっぱい。 打合せの不十分さが 大きな仇となり 辛い思いをさせてしまった。 二度と無いように 反省。 純白の地に 緑の文字とさわやかな写真。 何気なく見ると 手作りだとは思えないメニューに出会った。 センスが光る 作品。

4月28日()晴れ
一ケ岳 二ケ岳 三ケ岳 順番に頂を制覇しながら 最後が十二ケ岳。 富士五湖の西湖を眼下に望み 秀峰 富士を目前に見ながら 6時間あまり 息を切らした。 頂からは 河口湖 西湖 本栖湖が 小さく見え 富士山の5合目付近から上は 残雪が筋のように見た。 辛い思いをして上ってきた甲斐があった。

4月27日()曇
Opaの後席を倒すと 荷台から170cmの真っ平らの空間ができる。 まるで 寝泊まりをするように考えられた設計。 初めての 車中泊。 寒さに耐えるため シュラフに潜り込んだ。 湖に面した船着き場の駐車場兼キャンプ場。 日帰り温泉に入り 妙な男の料理を堪能し 明日に備えた。 

4月26日(金)曇り..
人数調整の会議に出席。 出る前から意味のない会議だとわかっていると 終わるとぐったりとする。 ”なな”側溝の中にいた。 

4月25日()曇り。
きょうも お客さんが多い一日だった。 これだけ来客が多いと 仕事にならない。 外に出ると 携帯で呼び出されてしまう。 一極集中って言う感じ。

4月24日(水)晴れ.
窓いっぱいに広がる 打ち上げ花火。 近所の神社のお祭り。 窓ガラスが ビリビリと振動する。 とっても眠い・・・。

4月23日()曇り。
ブルーベリーの花が 満開だ。 ミツバチが ブンブンとうるさいほど集まっている。 見ていると とっても面白い。 花につかまって密を吸おうとして 花とともに落ちていく蜂。 花の中に入ってしまっている 蟻や土蜂。 アブラムシを狙っている テントウムシとその幼虫。 枝に擬態しているシャクトリムシ。 ブルーベリーにも 社会がある。
”なお”に仕掛けた 電気柵。 ちょっと 行動特性にあっていなかった。 詳しくは ”なおの飼育観察日記”にて。 明日の朝も とっても楽しみ。 いい結果を期待する。 ぶそん!

4月22日(月)曇り.
職場の正門の脇にある家の人と しばらく立ち話をした。 幼い頃よく行った 店の娘さんだった。 とは言っても 今は50歳を過ぎているが。 当時 まだ国道140号線が砂利道であったころの話。 お互いに 妙に親しみを覚え 昔話に花が咲いてしまった。
昨夜あげた キャットフードは食べてない。 ハクビシンによる ぶどうの食害防止策を 限りなく安い単価で しかも簡単にできる技術を組み立てるために 電気柵の実験を今晩から開始した。 ビデオで ハクビシンの行動を撮影している。 さて 効果はあるのだろうか。

4月21日(日)雨
犬用か猫用か 散々迷ったあげく ハクビシンはジャコウネコ科であることから 猫用に決定。 1か月もの長期に渡る飼育で いくら好きでもバナナのみでは栄養面を考えると可愛そう。 そんなことで 餌を買ってきた。 10kg袋というわけにも行かず とりあえず3kg。 今晩 150g+バナナ1本を与えてきた。 きれいに食べてくれればいいが 明日の朝が楽しみ。

4月20日(土)曇り
”なお”の行動を 2時間ほど見つめた。 しゃがみ込む足が痺れ 時たま静かに体勢を変え じっと見つめた。 地面のある場所が気に入ったみたいで 動いてはそこに戻ってくる。 飲み水用に 桶をおいてあるが その中に糞をする。 1本の針金の上を なんの苦もなく歩く。 猫のように ほぼ全身を丹念になめ回して毛繕いをする。 大きなまん丸い眼は 闇夜に光らない。
レンタルCDを借りてくる。 パソコンでコピー。 やっぱりこれでは 売り上げは落ちるはず。 でも レンタル代+CD−R代=350円のコストで 同じものができてしまうのだから avexさんの処置もわかる気がする。

4月19日(金)晴れ.
ものごとが 先走りするように 進んでいく。 思ってもみなかった出来事が起きて 幸い的に作用する。 ハクビシンもその一つ。 チャンスを逃さず 活用するのも才能の一つか。 これからも チャンスを逃さず 積極的な攻めの姿勢を変えない。

4月18日()曇り.
早朝 携帯が鳴った。 駆けつけてみると ハクビシンが檻の中にいた。 ハクビシンを捕獲するために設置したのではなかったが せっかくなので 電気柵に対する反応を見るために 一時的に飼育することにした。 来週の月曜日から その様子を見ることにする。

4月17日()曇り一時雨。
やっぱり睡眠は大事。 頭がすっきりとしないし 体に力が入らない 気力が湧かない 疲れやすい 筋力の持続がない・・・。 弊害がいっぱい。 

4月16日(火)曇り.
久しぶりに 充実した一日を過ごせた。 思ったことが 思ったとおりに物事が進み 順調すぎてなんだか怖い。 電気屋 BB農家 材木屋 事務局・・・。
”なな”が意外なところにいた。 なんと下水管の中。 この時期は山には餌はない。 ハクビシンも頭を使ったのだろう。 下水管の中は暖かいし 野ネズミも 時にはその他も餌もあるに違いない。 アンテナを真下に向け 時間の経過に伴って マンホールをつなぐ線の上を移動している。 今まで行方不明だった原因がわかった気がする。 この分だと 里山に限らず 大都会でも生きていけそうに思う。

4月15日(月)晴れ
一日中 あっち こっちを飛び回り 顔が赤くなった。 一気に日焼けしてしまった。 首も赤い。 仕事を仕事としてできない仕事もある。 

4月14日()晴れ。
戦争ほど悲惨なものはない。 神のために人間があるのではない。 人間のために神がある。 神のために肉体を捧げるのは 本末転倒。 なんのための宗教か 教育か。 根本が間違っていると 自爆テロのように 尊い 何よりも重いはずの人命が 失われる。 指導者よ 目的は何か もう一度 深く思慮する必要があるのではないか。 と 痛ましい写真を見て思う。 宇宙から見た青い地球 点にも見えない人間。 小さなことで 争うより 人類 地球のために尽くす視点がほしい。

4月13日(土)曇り
本を読んで ちょっと散歩して 退屈な一日。

4月12日(金)雨のち晴れ.
このところ 肌寒い日が続いているので ブルーベリーの開花速度が ちょっと鈍っている。 つぼみの状態が長いと 虫たちに食害される割合が高くなる。 なぜか 花芽がふくらむのを 待っていたかのように 少なくとも5種類ほどの害虫がウヨウヨ出てきた。
午後には雨が上がった。 雨に濡れ しずくが残っているりんごの花の写真を撮った。 清楚な けなげに咲く花を見ると 気持ちが安らぐ。 

4月11日(木)曇り.
飲む気にならず ビールにちょっと口を付けただけ。 2次会に誘われたが 断る。 昨日の雨で 車が真っ白になった。 中国で最近 黄砂が問題になったが 飛ばされてきたのではないか。 相当広い範囲で 車が白くなったとの話を聞いた。 

4月10日()霧雨のち曇り。
連日の初夏の気候が嘘のように 肌寒い一日だった。 足跡やイチゴの被害が発生していることから ハクビシンは絶対に活動を開始している。しかし 発信器を装着している3個体のハクビシンの行方がわからないことから 徒歩での捜索を行った。 見事 ”なな”を発見した。 今までは 洞窟や岩穴を使っていたが きょうは小屋の中にいた。 雨宿りでもしたのだろうか。 収穫は他にもあり 沢ガニが動き出していたこと お玉じゃやくしがいっぱいいたこと。 餌となるものが この時期には無いと思っていたが よく見るとあった。

4月9日()曇りのち雨..
道ばたの青々とした草が 生き生きとして見える。 山々も萌えだし 薄き緑色のモコモコとした感じが初々しい。 一重の桜が咲く終わり 八重桜が満開。 りんごやブルーベリーの花が咲き誇り 虫たちも忙しく動いている。 短い一瞬の春が終わりかけている。

4月8日(月)晴れ..
暑かったー。 ピンセットと袋を持って ブルーベリーについている虫たちを集めてみた。 3年生の樹40本から シャクトリムシが12匹 ミノガの幼虫が5匹 ヤガの幼虫が2匹 ざっと見てこうだからもっといるはず。 胞芽直前の芽 開花直前の蕾を食害している。 放っておいたら 確実に収量が落ちること間違いなし。 午後は 延々と歩いた。 アンテナを持って 金太 なな つぶが居そうなところを 廻った。 ただ だらだらと歩くのはとっても疲れる。 ウインドショッピングと称する 目的のないあれと同じ。 暑さも加わり なんかぐったり。 早めに寝よう。

4月7日()晴れ。
春の一日 気持ちよかった。 天気予報は大はずれ。 急峻な山肌を流れ落ちる 豪快な滝。 シカの足跡。 キラキラ光る 透明感あふれる清らかな水。 背中に浴びる 暖かな日差し。 川面にできるいくつもの小さな渦で 屈折によってできる川底の丸い影。 野山を埋め尽くす 流れるような 濃淡鮮やかな芝桜。 からだも こころも浮き立つような充実感。 

4月6日()晴れ
バークの運搬と ブルーチーズときのこスパゲティ。 材木を掴む大きな爪のついた パワーショベルで バークを積んだ。 5台で10立方をブルーベリー園に フォークで手降ろし。 これでブルーベリー園の完成。 あとは歳月の過ぎるのを待つのみ。 きっと 大きな紫紺の粒を実らせることだろう。 昼食には 誰にもまねのできない スパゲティ。 ブルーチーズが溶けるとは知らなかった。 夕食に誘われたが 残念なことに予定が・・・。 タケノコパーティには是非。

4月5日(金)晴れ.
上司が替わったので  担当している仕事の内容を説明した。 その上司は非情に興味を持ってくれ 予算のアップをするように動いてくれることになった。 まだ 4日の付き合いなので どれだけ信用ができるかわからないが 期待をしている。 期待をするしかない。 がんばれー!

4月4日(木)晴れ.
7町村役場をまわった。 どこの庁舎も新しく 明るい雰囲気ですごく環境がいい。 決まって話題にでるのは 獣類被害の問題。 今後 研修会を企画したいと 行政も本腰を入れ始めたようだ。 いつでも 呼んでくださいと 快く返事をする。
歓送迎会。 参加者が多く 数人としか話ができなかったが 今後につながる話が聞けた。 愚痴などでたが 職場を良くしようとする前向きな意見。 若手の力を結集したいと 強く感じた。

4月3日(水)晴れ.
トンビが 大きな円を書くように 青い空に吸い上げられるような上昇気流を捉えて 徐々に高く上がっていく。 猛禽類の中でもひ弱さが目立つ。 高度を上げていくトンビに対して カラスがちょっかいを出していた。
ブルーベリーの花が咲き始めた。 ジッと花を見つめていると 急激な暖かさについていけないように見える。 準備段階がなく いきなり開花。 花の奇形があちこちに見える。 気にしすぎかもしれないが 花が小ぶりに見える。

4月2日()晴れ.
初夏のような一日。 長袖では暑く 半袖で仕事をした。 異動の挨拶に訪れる人が多い。 みんな笑顔で 嬉しそう。 ・・・。 なるべく事務所に立ち寄らないよう 精力的に動く。 木材センターに行って バークを無料で分けて貰う打合せ 積み込む大型のパワーショベルを自ら運転し サンプルを貰ってきた。 その他 いちご農家 ブルーベリー農家・・・。 一日が早い。 気を紛らわせるには 外の空気がいい。

4月1日(月)晴れ.
初夏のように 暖かい一日。 いよいよハクビシンが本格的に動き出したようだ。 昨日の雨で ぬかった土に 昨夜付いたものであろうと思われる 5本指の足跡があちこちにある。 いちご園でも いちごが食害され始めたと 農家の方からメールがあった。 ハクビシンの冬休みも もう終わり。 つなぐものは 見えない電波。 会話を楽しみながら 気を引き締めて・・・。