Diary2002.3

back



3月31日()晴れ曇り雷雨。 <216>
白く濁った 硫黄泉。 日帰りで温泉に入ってきた。 そこはゲレンデの目の前で 湯船から出ると スキーヤーからまる見えになる。 古くからの湯治旅館として 炊事場もあった。 帰り道に 雹がバチバチと 車に当たる。 途中 チーズが有名らしい店により 試食品をつまみ食い。 初めてのブルーチーズ。 思ったより 口当たりが良かった。 あっという間の 楽しい2日間。 何か 自分にとっての刺激を求め こころを落ち着かせるための 2日間。 感激 歓喜 感動の2日間だった。

3月30日()晴れ!。
山梨県と言えば ぶどうの産地。 しかし もっとすごいものを見てしまった。 見渡す限りの桃の花。 まさしく桃源郷がここにあった。 言葉では言い尽くせない 荘厳な風景。 満開にはちょっと早かったことから 農家の人たちは 脚立に登り まだつぼみの固いものを摘蕾していた。 

3月29日(金)ぱらぱら雨.
ブルーベリー生産農家に朗報! バーク(樹皮)は製材所にとっては有料で処分してもらっているゴミなので 自分で引き取れば いくらでもどうぞとのこと。 ちなみに おがくずは立方当たり2,400円だそうだ。 製材所工場長の話では バークはある業者が引き取り 何かを混ぜて バーク堆肥を作っているのではと言うことだった。 これさえあれば 除草もかん水も要らないはず。 あとは剪定と収穫作業。 収穫はお客さんがするのだから 生産者は剪定をするだけの 低労働投資&低コスト型農作物といえる。 ネックとなっていた部分が 氷が説けるように 徐々に解けていく。

3月28日(木)晴れ
気分を一新させることと 給料泥棒をなくすため レイアウトの大幅な席替えを行った。 全員の顔が見える口型で まん中が応接。 かなり斬新なレイアウトになった。 思惑どうりになった。
退職者の送別会があった。 主賓から一番遠い席に陣取り 近所で盛り上がった。 ビールから始まって 冷酒 ワイン カクテル。 隣に座った人が悪かった。 普段は泣く人じゃないと思っていたが 気分がハイテンションになり 涙で化粧が落ち 筋ができていた。 最後の締めを 幹事から言い渡された。 技ありの一本! あまりこころにもないことを言うのは 気が引けるが 最後なので 泣かせる言葉を 並べてみた。

3月27日()曇りのち雨。
徐々に 自分がだめになっていくのがわかる。 もう我慢の限界に来て 爆発寸前の荒れ狂ったこころを 安らかに そして 優しく包み込んみ慰めてもらった。 何を目標に生きていいのか わからない。 何を信じていいのか わからない。 誰も頼りにできない。 暗闇の中を 触覚だけを頼りに 生きていくのか。 ふー。

3月26日(火)曇り.
きょうも ブルーベリーの相談に3人がやってきた。 大きくやってみたいという。 モデル園を見て 2時間程度のやりとりのあと やる気満々で帰っていった。 自分自身が ブルーベリーに傾いているため ひいき目の説明になっていることは否めない。 しかし やる気のある人が訪れてくるため ある程度の知識は持っているため 説明にもつい力が入ってしまう。 畑があれば 自分でやってみたい。 それでなければ 電話での投資勧誘と同じになってしまう。

3月25日(月)晴れ.
今があるから 将来がある。 冬は必ず春となる! と思うように心がけることにしよう。 と思うのだが いつまでこの決意が続くことやら・・・。 先が思いやられるが 与えられた環境でしか生きられない 雇われ人の辛さ。 さっそく 山逢いにある畑一枚を借りた。 農家の人は いっぱい空いてるんだから 好きなように使ってと 快く貸してくれた。 畑の目の前にある桜は つぼみの先端がピンク色になっているが 開花は まだ1週間先かな。 平地では 満開だというのに・・・。

3月24日(日)曇り
部屋のカレンダー 時計の文字 パソコンに打ち込んだ文字がボヤーッとしている。 6時間ほど夢中で本を読んだ。 その直後に 視線をほかに移すと すべてがこんな感じ。 オートフォーカスが壊れちゃったかな。 マニュアルだと大変だ。
髪の毛を切った。 長髪にしようかと思っていたが やっぱり短い方が活動的。 その後 ぶどうやさんの親父と しばし雑談。 昨秋 テンを2匹捕まえたそうだ。 今年も捕るぞーっと 張り切っていたが・・・。 良いとも 悪いとも 言えなかった。

3月23日(土)曇り
特に何をやる気力もなく 本屋さんに行って 立ち読み。 あるビジネス書を読んでいると 思い当たることがいっぱいあり 反省しながら読んだ。 誰でもそうだろうが その場はすごく反省する。 単細胞ゆえ 三歩歩くと 反省したことを忘れてしまう

3月22日(金)晴れ.
今後 最低一年間 まだまだ辛い日々が続く・・・。 あーぁ 変わり映えのしないメンツ。 農工大 信州大 山形大の名を汚す輩ども。 辞めてしまいたい。
ななが 12月4日以来行方不明だったが きょう以前に寝屋として使っていた付近に場所いた。

3月21日()曇り。
生憎曇って薄ら寒く 真っ青な青空のバックに栄える桜を期待していたが 残念だった。 久しぶりに イスとテーブルを持って 河原で楽しいひとときを過ごした。 土手には5部咲きほどの桜並木が 数キロ続いている。 酎ハイを飲みながら 以前テレビで見た お湯だけでマッシュポテトを試しに作ってみた。 スナック菓子とは思えない変わり様で かなりいけた。 ウインナーをボイルし お湯を捨てたあとに とろけるチーズをのせただけの簡単なおつまみも作ってみた。 生ものに ヨーグルトや生クリームも 甘すぎないものなら いっぱい塗りたくっても OK。 とろけるような 甘味で 癖になる。 収穫がいっぱいあった一日。

3月20日(水)晴れ.
とっても話のうまい 良識のある人の講演を聞いた。 知識に裏打ちされた話は 聞いていて心地よい。 そのなかで 私の名前が出てきた。 お世辞であろうが 前向きに励ましと受け取ろう。
一宮の桃 高遠の桜 伊豆高原の桜・・・ 一心不乱に 渾身の力を込め いざ出陣の気概に燃え 見渡す一面 きっときれいに咲き誇っているに違いない。 逢いに行きたい。 意志を持つものは 例外なく美しい。 美しさとは 見た目ではなく 研ぎ澄まされた感性から出る気迫であり 見るものの目を奪う。 君に逢いたい。

3月19日()晴れ..
ある首長クラスの会議で 講演を行った。 こんなにお偉いさんばかりの会議だといざ知らず 受けてしまった。 反応はいまいちだったが 事後に数人から声が掛かったので インパクトはかなりあったと思う。 
ほのかに霞がかかったように 窓の灯火だけがぼんやりと遠くに浮かぶ 摩天楼。 最上階の四隅には 赤い赤色灯が点滅していた。 こんなにきれいな都会のビル群を見たのは初めてだと思う。 こころが澄みわたり 感性が豊かな証拠。 こころゆくまで眺めていたかったが 高速道路を走行中なので 残念。

3月18日(月)晴れのち曇り
呆れるばかり・・・ 顔を見るのも 声を聞くのも 同じ空気を吸うのも 汚らわしい!
ハクビシンの耳を切って 冷凍庫にしまった。 DNA鑑定を行い 原産地を明らかにする試み。 今朝交通事故にあったハクビシンがいると連絡があり 引き取りに行ってきた。 2.5kgの若い雌だった。 野生動物が 車にはねられることが多い。 学習する機会もなく 犠牲になっていく。 生態系の頂点に立つ人間が 弱者である野生動物たちを守ってやらなければ 誰が守るのであろう。 痛みを感じる人間の教育も必要。
チチブベニシダレザクラ開花宣言! 確実に 昨年より15日は早い。 ちなみに昨年は4/2。 一昨年は4/4。

3月17日(日)晴れ
さくら こぶし もくれん れんぎょう・・・。 この暖かい陽気に誘われて 競うように咲き誇る 春の花たち。 世間は 一足早く 春爛漫。 さて 我が春はいつ?
いい汗を流した。 小型のユンボに負けまいと スコップでブルーベリーの穴を掘った。 友人宅のぶどうを切ったあとの園に 手間の掛からないBBを薦めた結果 ラビットアイ系2種10本を植え付けた。 お風呂に入って 腕を見ると 赤くなり 日焼けをしていた。 あまりの陽気に半袖で つちかたさんをしたおかげ。 首の後ろも赤い。 今年初めての日焼けだ〜。

3月16日(土)晴れ.
春になると 様々なものが芽吹いてくる。 雑草もその一つ。 遠い空を想いながら 庭のあちこちに生えてきた すすめのかたびらの草むしりをした。 

3月15日()晴れ.
つぶ 発見! 近くの喫茶店の床下にいた。 髭のマスターと一緒に 目を凝らして探したが 暗くてわからない。 バナナを2本やった。 まだ子供であることや 餌となるものがないためで 愛護の観点から。 1時間後 バナナが1本なくなったと 髭のマスターから電話があった。 18歳 早すぎる死。 ご冥福を祈るばかり。

3月14日(木)晴れ..
怒り爆発! いい加減なことはしてほしくないと 電話をたたきつけた。 こちらにも非はあるが 黙って不要と判断した理由に納得がいかず なめられた自分にも腹が立つ。 精一杯の姿勢を感じとり 押し上げてくれるのが上司というものと信じてきた。 あっけなく崩壊。 組織の中での仲間や応援団がいない寂しさ。 現場主義に徹する決意を新たにした。 きょうも 現場の人が訪ねてきてくれ 自分の確かなる方向性を確信した。

3月13日(水)晴れ.
突然 東京大学の先生が訪ねてきた。 来年度の打合せとなったが 準備もしないままだったので 慌ててしまった。 面白い取り組みで 成果が期待できそうだ。
3月いっぱいで仕事を辞め Uターンで新規就農者となる人と これからについて話を聞いた。 現実は厳しいが やる気のある人には 最大限協力を惜しまず 持ち得ている知識は提供したい。 人と人のつきあいを 大切にしたい。

3月12日(火)晴れ.
”つぶ”は 100mも離れていない 民家の裏にある朽ちて崩れそうな小屋の中にいる。 野生に戻ったまだ幼いつぶには この時期餌となる物がないので ちょっと厳しい。 親心で バナナ1本を そばに置いてやった。 すぐ近くで 野良猫が昼寝をしている。 この近所の親分。 鼻が黒くて 太々しい顔をしている。 いじめられないだろうか。 しばらくは 見守ってやろう。

3月11日(月)晴れ..
”つぶ”に発信器をつけて 放獣。 気力が続かない。

3月10日()晴れ。
目の前で 皮をのばして具を詰め焼き上げた 八角の味がした餃子(¥280)。 ラーメンの元祖ではないかと思われた 塩味の超極細湯麺(¥450)。 自分の味を守り通している こんな店が まだ地元にあった。 中国に行ったことはないが いままでの餃子やラーメンにはない本場の味に近いと思った。 ショックと感動。

3月9日()晴れ.
最前列で 映画を見た。 普通の物語かと思ったが 魔力を持った指輪の争奪戦を繰り広げる SFだった。 魔力によって そのものの虜になってしまうという 自分のこころの中が描かれていたような作品だった。 現実も見えるし 幻を見ているわけでもない。 魔力に酔いしれるのもいい。 このままずっと・・・。

3月8日(金)晴れ.
開放感いっぱいで ほんとに久しぶりに 思いきり気持ちよく  思ったように仕事ができた。 きょうまで 我慢に我慢を重ね ぎりぎりこの時期までじっと待っていた ブルーベリーの剪定と挿し木。 剪定は遅いが 挿し木には早い。 真ん中を取って きょう行った。 特に挿し木は この時期にはしないが ちょっとした妙技。

3月7日()晴れ.
やっと終わった。 あしたから また次の1年へ向けた地味な戦いが始まる。 さっそくBBの剪定と 金太とななを探しに 山へ入ろう。

3月6日(水)晴れ.
この2年間の集大成が あす明らかになる。 反応はどうでもいい。 納得のいく2年間だった。 決して 結果が良かったわけではない。 何事も 取り組み姿勢。 熱意と努力での結果だ。 我が師匠のように 素顔を厚化粧で隠すようなまねはしない。 自分自身の地で 青空の下にでる。 審判は 明日言い渡される。 

3月5日(火)曇り.
集中できない環境がある。  もう少し もう少しの辛抱とがんばってきた。 先が見えてきた今 気持ちの余裕がなくなり 限界が見えてきた。 
やっと 見通しがついた。 山を越えたところには 薔薇色の人生が待っていると 励ましつつ・・・。 乳白色のお湯に入って 気分は満開! ご褒美が待ち遠しい。

3月4日(月)晴れ.
立派な角がある鹿。 農作物を食害して満腹になり 油断したその帰りに角が農作物を守る網に掛かり 網をずたずたにして 山に消えていく。 鹿も驚くに違いない。 鹿から見れば 人間は餌を作ってくれる 大事な命の恩人。 人間は 手塩に掛けて農作物を育て 必死に鹿から農作物を守る。 何と奇妙な関係。 
ブルーベリーの講習会に 約40人。 1時間にわたって話をしたが みんな飽きずに聞いてくれた。 その報酬に 苗木5本をいただいた。 山逢いの集落 気のいい人たち 自然にこの人たちにと・・・ 力が入った。 この町に 3年後に道の駅ができる。 きっと ブルーベリーが 棚に並ぶだろうと 願いを込めて。

3月3日()曇りのち晴れ。
公園の梅の花は 5部咲きといったところ。 来週の土日は 満開になるだろう。 サンシュユの黄色い花は 満開。 午前中は寒かったが 午後になると日も差してきて お散歩日和。 やっぱり 外を歩くのは気持ちいい。 何も考えず まわりの花たちを見たり 歩くだけなのだが。 時の過ぎるのをただボーっと過ごすことが 何よりのご馳走。 今夜も 切羽詰まった資料作りに 精を出そう。

3月2日()曇り
いよいよ春本番! 梅も咲き 気温もだいぶ上がってきた。 ブルーベリーの植え付けが始まった。 関わっているだけで 650本。 最大手が200本 次が 100本・・・。 きょうも 3か所をまわってきた。 順調 順調。 
チョコレートでは高級ブランドの「?」とか言う 大人のチョコレートをいただいた。 確かに・・・。 キムチスパゲティも 大人の味だった。 

3月1日(金)曇り.
何やってんだか。 猿より軽い 国立大出身者の脳みそ。 白みそ 赤みそ それとも 腐っているんかな。 味噌に悪いか。
ハクビシンは まだ動き出さない。 今夜は すごく暖かい。 期待して 探したが・・・。 つぶは ガラス越しに 近寄ってくる。 慣れちゃったみたい。 逃がしても また戻ってくるんじゃしょうがない。