Diary2002.2

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2月28日(木)雨のち曇り.
自分を守るため きょう一日 仕事を放棄した。 甘いと言われてもしょうがない。 こころの病気にならないための 自己防衛。 だれも 身代わりにはなってくれないから。 夕方 会議の結果報告があった。 案の定 あきれ果てた内容だったらしい。 一年間の仕事の成果が 何もなかったと・・・言い訳のできない給料泥棒!

2月27日()曇り。 <210>
これ以上 自分の人格を下げたくない。 明日はくだらない会議があるので 休みを取る。 会議に出席すると イライラがドカ雪のように降り積もり 病気になりそうになる。 また 下品な国会議員ではないが 罵詈雑言が口から出てしまうので 自分がいない方がお互いにいいと思う。 この職場に来て3年になる。 自分の悪いところだけが目立つ。 環境って大事だと つくづく感じる。 仕事のできる上司の下で働きたい。 我慢の限界!
あまりにも気持ちよかったので 電話が鳴らなければ 寝込んでしまったかもしれない。 こころが安らぐ場所と時間が 常にほしい。 今一番ほしいものはと聞かれたら こころ安らぐ話し相手と 答える。 

2月26日(火)晴れ.
あしひきの 山の木末(こぬれ)の寄生(ほよ)とりて 挿頭(かざ)しつらくは 千年(ちとせ)寿(ほ)くとぞ   万葉集 <4136>
   木末=木の梢  寄生=宿り木  挿頭し=頭にかざす  
昨年の12月24日に 切り倒された大木に 青々とした宿り木が宿っていた。 その宿り木を手にとって 生命力の強さに古代の人が願ったように その”いわれ”を始めて聞いた。 知識の豊富さに驚くとともに その宿り木に向かって 目をつむった・・・・・・・。

2月25日()晴れ.
目を奪われ 釘付けになった。 あまりにも その素敵な笑顔 薄暗い室内で輝くその瞳 人目をはばからず そばにおいでと手をさしのべ 抱きしめたくなる衝動を覚えた。 ♪首に鈴でも付けようか 笑うととてもいいよ ニャオ ニャオ ニャーオ 君が応える ほんとに可愛い 僕の恋人さ

2月24日(日)晴れ
いつも純粋でいたい。 素直でありたい。 そんな想いで 日々を送っている。 変わらずにいること 変わっていくこと 大切なことは永遠にとどめ 見習うべき点は真摯に受け止める。 そんな 勇気を手に入れたい。

2月23日(土)晴れ
あまりにも ゆっくり のんびり。 頭が ぼー。 昼寝なんかしちゃったもんだから 体が固くなり 筋肉が動かない。

2月22日(金)晴れ.
逃げるとは・・・情けない結論。 自分に責任を持ち 部下を信頼できなかったのか。  この先の1年がまた長くなりそう。 組織改革 再編 ・・・ 首にならないだけ まだましなのだろうか。 先のことを考えると 憂鬱になる。

2月21日()晴れ。
「GREEN」〜農家の嫁になりたい〜 (講談社コミックキス) 秩父出身の漫画家”二ノ宮智子”が描いたコミック4巻を読んだ。 農家の跡継ぎにひと目惚れした和子(わこ)が 農家の嫁になるまでを描いた作品。 農業などしたことのない都会っ子が 惚れた弱みで 農作物の世話を始め 農業に魅せられていく課程が面白可笑しく描かれている。 これからの農業はどうあるべきか 示唆に富んだ内容で たかが漫画と侮れない。 是非 一読の書。

2月20日(水)晴れ.
一生懸命に 車を洗った。 車内も拭いた。 タイヤも スタットレスから普通のタイヤに履き替えた。 準備万端! 

2月19日(火)晴れ.
つぶのもつ運動能力の高さには 脱帽! まるで曲芸だ。 何としても食餌したいという 執念と努力には 見習う点多々。

2月18日()晴れ。
人間関係を離れて 人間は存在しない。 お互いに支え合って生きているという事実を 人間という文字が示している。 現職場では 少なくとも 自分は人間ではない。 ただ一匹の動物に過ぎない。 動物でもコミニュケーションはあるので 動物以下であるかもしれない。 さる いのしし はくびしん・・・ これらの動物たちとの攻防の中で 意識の移入により理性が失われ 野生化 原人化する傾向に拍車が掛かっている。 幻の秩父原人が出現する日は遠くない。

2月17日(日)曇り.
高校の同級生から電話があった。 同居していた父親が亡くなって ぶどう園と畑が残ったという。 ぶどうの剪定方法がわからないので 教えてほしいとのこと。 さっそく そのぶどうの剪定に行ってきた。 今後のことを考えると 素人では管理できるものではないことを伝えたが 残った母親のことを考えると 全部切ってしまうのも可愛そうだと言うので 管理しやすいようコンパクトに切る方法を教えた。 今後は ぶどうではなく 労力の掛からない ブルーベリーを試作していくことになった。 ぶどうを栽培していくのは 勤め人では無理。 でも 今まであったものを一気に切ってしまうのも酷だ。 わかっているが 果樹類の栽培は片手間ではできない。

2月16日()晴れ。
ふ〜 全身の筋肉が 疲れた。 スコップ一つで 16個の穴を埋め戻した。 これだけの肉体労働は かつてなかった。 石の多さには参ったが これも 夢実現へのワンステップ。  やっぱり 美味しいものをいただくときは たおやかに流れる時間と 愛の言葉・・・なんちゃって。 

2月15日()晴れ.
産みの苦しみ。 その苦しみから逃れる術は ただ一つ。 生み出すこと! 

2月14日()晴れ。
思いこみってあるよね。 それに気づくかどうかによって 今後の成長に大きな違いが出る。 相談相手による影響はさらに大きい。 きょうは 良き相談相手から 貴重なアドバイスをいただいた。 厳しいご指摘もいただいた。 重く受け止めたかに。

2月13日(水)晴れ..
あれだけ考え 期待したことが 無惨にも敗れ去った。 これからどうしたらいいのだろうか。 振り出しに戻って 再出発を期すが 当てがない。

2月12日()晴れ。
高学歴社会と言われて久しい。 しかし 学歴と仕事の質や社会生活は比例しない。 国立の吹きだまりと呼ばれて久しい。 まったく これほどまでに無気力 思考能力ゼロの人たちがいることは 世間の人は知らない。 一緒にいるだけで汚らわしく 病気になりそう。 早く 一刻も早く 別れたい。
まるで別天地。 汚らわしい職場から 生き生きと活力に満ちた 夢のような空間へ。 幸せなひとときを過ごした。 心が洗われるような 異次元空間。

2月11日()晴れ.
寒さがぶり返してきた。 この寒さの中 ろうばいや梅が咲いている。 今盛りとばかりに咲くこの花たちを 守ってあげたい。 きょうも 熱く苦いコーヒーを飲みながら そう想った。 思わぬ烈風や波浪から 身を賭して・・・。

2月10日(日)曇り
法事でもなければ 顔を合わない親戚がいっぱいいる。 たわいもない話をしながら ひとときを過ごす。 なんか 気疲れ。

2月9日()晴れ.
ハクビシンの”つぶ”を 2時間ほど観察した。 しぐさは とっても可愛い。 からだを舐める 掻く 寝かたは猫。 食べ方は犬。 歩き方はアライグマ。 歩くというより ちょっと小走りっていう感じの 足の短い動物特有の歩き方。 いろんな動物に動作が似ている。 しかし あの細い針金の上を歩くのには ビックリ! あの長い尻尾のお陰か。
秩父ビードロ美術館が開館した。 古い商家と蔵を改造した こじんまりとした美術館。 いつ開館するのだろうと 心待ちにしていた。 美術館へは 細い路地を奥へ進み 何と自動ドア。 料金を支払って 靴を脱いで入館すると 一見 昔のたたずまいそのままに 廊下や居間だったところに 花瓶やお皿が飾られている。 よく見ると安普請。 ちょっとがっかり。 併設されているレストランに行き コーヒーブレイク。 真ん中に古代遺跡調の太い柱があった。 まわりも古代の壁のような感じ。 天井を見上げると いぶし銀の日本家屋の屋根が見える。 せっかくの古い日本家屋。 なんで半端に改造なんか・・・。 センスが感じられない。 今後 訪れることはもうないだろう・・・。
ある大きな公園の 梅が咲き出していた。 まだちらほらと咲いている程度。 職場の寒桜も 昨年11月に満開になって 今また咲いている。 春は近いと感じた。

2月8日(金)晴れ.
年に1回くらいしか行かない医者に 行ってきた。 熱はなく 体全体がだるく気力が湧かない。 そういったら 風邪ですね と。 注射を打っておきますか。 年輩の看護婦さんが 打ちながら 指先がしびれませんか? よーく揉んでおいてください。
保護している”つぶ”ちゃんは ひなたぼっこをしながら寝ている。 今夜はテレメ。 ”金太”と”なな”も日中は ひなたぼっこをしているのだろうか。と 車の中で話し合った。 いままでは 寝屋が見つかっていたのに ここ2か月ほど さっぱり。 どうしてなんだろう。 いくら穴ごもりをしていても・・・

2月7日(木)晴れ.
何年ぶりになるだろうか 久しぶりに剪定講習会の講師をやった。 なし ぶどうは経験があったが りんごは始めて。 でも 果樹のなかでは得意中の得意だったので 気軽にできた。 来月は ブルーベリーの栽培講習会の講師を頼まれている。 これも とっても楽しみ。
きょうのつぶちゃんは ひなたぼっこをしながら ウトウトしていた。 ちょっと警戒心が薄れているよう。 あまり人間に慣れてほしくないので 極力近づかないようにしている。 つぶちゃんには 酷かもしれないが 実験に協力してもらうことにした。 忌避効果と 学習能力を ほんのちょっとだけ・・・。
あー やっぱり 風邪かな。 バファリンが切れると ひどい頭痛。 筋肉と関節に 嫌なだるさを感じる。 早く寝よ 風邪なんかひいていられない。

2月6日(水)晴れ.
頭痛がひどい。 インフルエンザの前触れかな。 バファリンを朝と昼に飲んで頭痛は緩和したが 気力が湧かない。
ハクビシンの”つぶちゃん”(圓)を 1か月程度保護することにした。 檻では狭くてかわいそうなので ガラス室を飼育場所として 地面に寝屋となる穴を掘り 遊ぶための止まり木を設置してやった。  ガラス室に放すと 一目散に天井付近の高いところへ登り そのまま降りてこなかった。
         つぶの保護(飼育)日記

2月5日()曇り。
警察から 会議中に 私宛に電話が掛かってきた。 呼ばれて電話に出る前に 一瞬 何かやったっけ?と不安がよぎったが 思い切って出てみると 明るい声が聞こえた。 ハクビシンの子供を保護したので 引き取ってくれないかというものだった。 とりあえず出向いてみると 可愛い子供のハクビシンが檻の中で ふるえていた。 とりあえず 家に連れ帰り 我が家の玄関で一泊して 明日対処を考えることにする。 ほんとに可愛い。
透きとおったスープに 細打ち麺。 飾り気がなく あっさりとした味は 火照ったからだを 再び芯から暖めてくれた。 そのころ 檻の中のハクビシンは りんご1個を たいらげていた。

2月4日(月)晴れ.
タンスの奥から 普段はかないズボンを取り出してはいてみたら 何ときつい! 腹回りの肉をつかんでみると だいぶ付いた。 気にはしていたが これほどとは。 3日坊主にならないように 運動を心がけているが なかなか。 

2月3日()雨。
朝のうちは雪だったが 願いが通じたのであろうか 昼前には雨となった。 朝から 仕事の手伝いをした。 世間は広い。 いろんな仕事があるものだと いろんな人たちが 支え合って生きているんだと 改めて 感じた。 目に見えない仕事も いっぱいある。 そのなかで 精一杯自分を出し 光り輝いている。 そんな人の 仕事が手伝えて 良かった。 さあ 明日からまた戦いが始まる。 がんばろー!

2月2日()晴。
こころの中が 歓喜であふれそうなほどいっぱいになった。 遠い未来は見えない。 明日も見えない。 必要なものは 永遠に渡る信頼と安定。

2月1日(金)晴.
別室に 穴隠りを始めた。 実質 避難生活の始まり。 いらぬ火の粉が降りかからないように 独り言が聞こえないように 嫌なものが目に入らないように 変な臭いを嗅がないように 蚊の泣くような声が聞こえないように 集中できるように 病気にならないように 仕事がはかどるように 精神衛生のために・・・。
日曜日に また雪が降りそうな 天気予報。 どうせ降るんだったら パウダースノーのようなかるい雪がいいな。 雪掃きが楽だし 獣の足跡がつきやすいし。 でも 車道には 積もらないでほしい。 心配の種が増えるから・・・。