Diary2001.9

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9月30日(日)曇りのち雨
 今朝 起き抜けに庭に出ると 金木犀の香りが からだの隅々まで染み込むように 心地よく感じた。 今日も元気だ! と気合いを入れて。
 パソコンを購入しようと カタログを真剣に見た。 いらない装備がびっしり。 こんなのいらないから もっと安くしてくれ〜。
 そんなこんなで 数年前の一番いいモデル並のやつで 動けばいいやと 一番安いものに決める。 明日 電話で値段を確認するぞっと!

9月29日()晴れ。 <171>
 アンテナを折ってしまった。 部品を注文に行くと ハンディ用の小さい受信機が発売されたと聞いた。 約40,000円 安いが高い!
 まだまだ 地元の隠れた逸品はたくさんある と感じた。 きょうは 大豆を使ったエスニック料理を 萎びた田舎の村で食べた。
 なかには食べられない人もいるとか。 それでもメニューに載せる この冒険心に感銘した。 でも 本音は あまり美味しくなかった。

9月28日(金)雨曇り晴れ.
 体裁を繕うための会議 あーぁ 疲れた〜。 何もやる気のない上司。 言い訳ばかり 聞き飽きた。 やっぱり定年に近いと もうだめか!
 車載用アンテナを付け 遠回りをしながら行方不明の金太を探す。 国道に出る信号機で止まると なにやら金太の発信音が聞こえてきた。
 まさかと耳を疑ったが まさしく金太のもの。 なんとしても探したい気持の だめ元が成功した。 またもや 金太に裏をかかれていた。

9月27日()晴れ。
 金太とななは ペアではなかった。 100mほどしか離れてないが 明らかに寝屋も行動も別々。 ちょっと寂しい気持もあるが・・・。
 香り 香りと言えば聞こえはいいが 実は匂い。 自分の匂いは わからないもの。 嗅ぐことは思わなかったものを嗅いでしまった。

9月26日(水)晴れ.
 6時に朝帰り。 昨日は 昼間から 今朝まで歩きどおしで 足の筋肉が悲鳴を上げている。 とっても疲れた。 代休をもらい うだうだ。
 朝電話をもらったが 寝ぼけていたようだ。 夕方を過ぎても 頭とからだが ボーッとして 起きない。 いくらでも 眠れそうな気分。

9月25日(火)晴れ.
 とってもうれしい。 金太とななの恋の物語をみているようだ。 手を取り合って恋の逃避行を演じているような そんな2頭の動き。
 捕獲のショックか かなり遠いところで金太とななを発見した。 両者100m程度しか離れていない。 野生動物がそんなに接近するか。
 ななはほとんど動かず。 金太は相変わらずいつものように動き回っている。 もしかしたら 乳飲み子を抱えているのか。 
 こんなに楽しいテレメは始めて。 最近は苦痛すら覚えたが 今晩はとってもうれしくもあり 楽しかった。 今後の進展が楽しみ!
 金太とななを探しているとき きつねに出逢った。 また 飼われているウリボウにも出逢った。 今度は 熊かな 鹿 それとも猿?

9月24日()晴れ!。
 昼間から一杯やった。 顔が赤い。 腕も赤い。 酔ったものと思ったが いつまでも赤い。 秋晴れの下 紫外線に焼かれたものだった。
 スーパーで買い物をして 河原で のんびりと煮込み料理。 昼寝をしたり 珈琲を飲んだり。 この上ない 休息の時を過ごした。

9月23日(日)晴れ!
 なな! に決定。 そっと檻の中を見たら 大きなおっぱいが4つあった。 ちょっと垂れ下がっているようだが かなり大きい。
 本物の”なな”より 大きいように思える! ちょっと失礼かな。 ハクビシンの名前も決まった。 これからが大変。 名に恥じないように。
 ハクビシンの”金太 ”あらいぐまの”まさ” あらいぐまの”けん” ハクビシンの”なな” さて次は”いく”か・・・。 とっても楽しみ

9月22日(土)晴れ.
 晴れて日射しがあったが かなり肌寒い日だった。 このまま冬になってしまうんだろうか。 なんかせつないようにも思える。
 ついにやった。 ハクビシン2頭目捕獲。 睡眠薬が効かないため 自宅に連れ帰って 様子を見るが 目がぎらぎらしている。
 瞬きするときは 片目だけするときと タイミングをずらして両目をするときがある。 かなり目が突出していて クリッとしている。

9月21日()雨。
 大きな 大きな勘違いをしていたかも知れない。 最近 細いものが 太く見えてきた。 いや 見方を変えると 細いかもれない。
 そんなことは たいしたことではなく 本質は何ら変わらないことは確かだ。 でも 心細いことも確かにあり 悩みでもある。
 ある確実な目標を持って進んでいる人 ただ生きているだけの人。 長い時を経過した時点で見ると 歴然とした差が 生じてくる。
 悠久の大河の流れに身を任せか 激流の木の葉のようにもまれるか。 明確な主義主張と確固たる見識のもとで 日々暮らしていきたい。

9月20日(木)曇り.
 ちょっと 待ちくたびれてしまった。 期待しすぎているのだろうか。 頭痛がだんだんひどくなってきた。 本気だからこそ 疲れた。

9月19日(水)晴れ.
 窓を開けておくと 闇夜から うるさいほどの虫の声。 いつの間にかすっかり秋になっている。 もの思いに更けようとすると うるさい!
 一本の電話。 申し訳なさと 今後の技術協力を 声の主に誓う。  メール。 忙しさに流され お礼もまだだった。 何やってんだか・・・。
 およそ10日前に ある誓いを立てた。 頭から離れることはない。 順調に推移している。 このままずっと時は流れるだろう。

9月18日(火)晴れ.
 早生系のブルーベリーの葉が 色づき始めた。 昨年の枝についている葉のみ。 今年伸びた枝の葉は 緑色のまんまで変化なし。
 地下道に檻設置。 糞は柿色。 消化されず そのまま出ている感じ。 しかも量が多い。 ぶどう園に来ないはずだ。
 情けない弱々しい声 視線を合わせられない自信のなさ。 見るだけで 気持がめいってしまう。 今日も事務所には近づかない。

9月17日(月)晴れ.
 新たな展開を期待して 捕獲檻を作ることになり 半分できあがった。 金太はすぐに捕まったが それ以降 捕獲ができていない。
 野生動物の地下道。 どこの道にもある ふた付きの側溝。 彼らの”道”でもあり”餌場”であると思われる。 新たな足跡が・・・。

9月16日()晴れ。
 朝風呂。 昨日と今日で 5回。 これだけ温泉に入るのは珍しい。 元禄の湯では 5つの湯船。 それぞれ微妙に温度が違う。
 鹿鳴館風の窓は 法師温泉に続いて2軒目の 積善館。 いずれも平面に多数の湯船がある。 甲乙つけがたいが 法師温泉に軍配。
 帰りの車では 疲れて居眠りが出そうになる。 また明日から仕事。 こころの休息がたっぷりとできた。 今度の温泉は 銀山温泉かな。

9月15日()曇り。
 1630年に立てられた 日本で始めての旅館建築の横に立つ ただ古いだけの建物に泊まった。 1泊2食で 何と7,500円。
 貧民がたまに贅沢をするのに もってこいの値段。 お風呂は4つもある。 そのうち3つのお風呂にはいった。 四万の湯。
 部屋の窓からは 見上げるように立つ近代的なホテル。 一見優雅に見えるが こころの充実感は お金では買えないものがある。

9月14日(金)曇り時々霧雨.
 最近の毎朝の日課は 野生動物の足跡や食餌の痕跡 糞を見つけることから始まる。 特に雨が降った翌日は 足跡だらけで楽しい。
 大きな声で呼ばれ 何事かと駆けつけてみると 側溝の中に足跡がいっぱいある。 マスのふたを開けてみると 四方に散っている。
 確認しただけで 数百メートルはある。 地上部に出ることなく 道を渡ることができる。 大きな発見に 大きな声が出たようだ。
 市街地で たくましく生きている。 そうでなければ コンクリートジャングルで 子孫を残すことはできない。 適応力に驚いた!

9月13日(木)曇り.
 睡眠薬の効きが非常に悪いため 発信器装着を無念の断念。 麻袋に入れて 装着を試みるが 怪我人が出るおそれがあるため 諦めた。
 檻のふたを開けたが 出る様子はない。 追い飛ばしてようやく 山の中に消えていった。 逃げる姿勢は とってもおっとりとしていた。
 捕獲3日間 餌は食べない。 非常に用心深い。 しかし 水は見ている前でも飲む。 食餌と摂水は別もののようだ。 なんだかねー。
 きょうから またハクビシンの捕獲にかかる。 アライグマはできればかかって欲しくない。 ハクビシンの足跡はいっぱいある。 かかれー!

9月12日(水)晴れ..
 明るく迎えた 21世紀の幕開けの年とは思えない。 凶悪事件 火災 テロ・・・ まるで 濁悪の世紀末の様相を呈している。 
 こころざしを重ねるほど こころ強く おもいも強くなる。 こころざし弱ければ なにごとも成就しない。 無気力 無思考 給料泥棒。
 アライグマに 噛まれた。 皮手袋の上からだったが 上下の犬歯が鋭いため つぶされた感じになった。 睡眠薬の効きがすごく悪い。

9月11日(火)雨.. <台風15号通過>
 緊張が走る。 合格者の受験番号が張り出される。 知識試験 合格! ホッとしたのもつかの間 次は まったく自信のない実技試験。
 猟具の架設と狩猟鳥獣の判別。 いきなりこの網は? ?? この猟具の名前と架設を・・OK。 この鳥の名前は? マガモ・・こんな調子。
 またもや張り出し 実技試験 合格! 思わず 隣近所の人と握手!! 無事「 甲種狩猟免状 」をいただいた。 とても長い道のりだった。
 いつの時も 試験とは嫌なもの。 でも 資格は取ってしまえばこっちのもの。 とってもいい勉強になりました。 勇気をありがとう。 

9月10日(月)雨..
 何でこんなに風雨の強いときに・・・。 また アライグマが捕まった。 前回の写真と比較したが 色や斑がちょっと違う。
 明日の準備にと 休みを取っていたが 無駄になった。 影からそっと見ていると 可愛いしぐさをする。 猫や犬にそっくり。
 寝っ転がり 片足を高く上げ 毛づくろい。 丹念に 尾も 手足も とどくところ全部なめている。 時にはバランスを崩して・・・。

9月9日()曇り時々雨。
 宮代町「新しい村」。 杉戸町「アグリパークゆめすぎと」。 最近オープンした農業施設に行って来た。 菖蒲農産物直売所にも寄った。
 新しい村は9/1にオープン。面白い取り組みは 農産物の販売方法。 コンテナ1つが1農家分。  いろんなものを入れて売っている。
 普通は 棚の上にいろんな生産者の農産物が混じっているが こういう方法は初めて見た。 生産者の写真付きで これはすごく親切だ。
 ゆめすぎともまだ新しいが これと言った特徴はない。 池のカルガモは可愛い。 菖蒲直売所は すごく活気があり 見本のようなもの。
 最近オープンした直売所等は 後発組の利点を活かしたものと 無難なものに分かれている。 新しい村は 前者。 ゆめすぎとは 後者。
 それより目を引いたのは 新しい村に隣接している小学校の校舎。 あんなの始めてみた。 南国に立っているような 変な作りの校舎だ。
 あんな校舎に通ってみたいと 誰しもが思うはず。 今までの常識を破り 子どもの視点で立てた校舎に思える。 素直な子供が育つと・・・。

9月8日(土)曇り時々雨
 鳥の名前って 覚えられないね。 同じような大きさ 形 色で 特に♀は みんな同じ。 庭にパイプイスを持ち出して 本を読んだ。
 気分を変えるためとは言え あっちこっちがかゆい。 蚊取り線香と キンカンをそばに置いて 3時間ほど記憶中枢を呼び起こした。
 agriativeMLで 案山子の話題が出た。 単に鳥よけではなさそう。 全国のあちこちで 案山子コンクールなるものが 結構開かれている。
 案山子の由来を調べるのも面白そう。 もしかしたら 猛禽類などの天敵の匂いとかをつけていたのかも知れない。 金太の天敵は・・・。

9月7日(金)曇り時々霧雨.
 今日久しぶりに とっても楽しい一日だった。 午前中は養護学校の子ども達と ぶどう狩りを楽しんだ。 みんな始めてのようで喜んでいた。
 ぶどうを手で握りつぶす子 皮を飲んでしまう子 服を紫に染めてしまう子 引率の先生は大変だが 子どもたちは 無邪気そのもの。
 午後はある村長と会い 想いと情熱をぶつけた。 村の振興のために私財を提供していただいたお礼と その取り組み結果を報告した。
 こちらの説明に対して 熱心にメモを取る姿勢には頭が下がる。 新たな課題の取り組みを約束し 帰りには 温泉施設の招待券を頂いた。

9月6日(木)曇り.
 ある資格試験を受験するため 医者で診断書を書いてもらった。 なんと4,200円也! 異常なしと書いて印を押しただけ。 坊主と同じ。
 受験のための証紙が5,300円 しめて9,500円。 結構かかるもんだ。 11日が試験日。 もし合格したら ここに載せることにしよう。
 さてと そろそろ勉強を始めなくちゃ。 落ちたら がっかりだもんね。 頭が回転するかな。 すでに錆び付いて始動しないかも知れない。

9月5日()曇り。..
 生きていて辛いことがいっぱいある。 毎日が 辛い。 そして その辛さがあるから 何気ないことが すごく楽しく感じる。 
 きょうは 楽しいこと うれしいことがいっぱいあった。 歓喜の渦が押し寄せるごとく こころの奥底に染みいるように 響いた。
 ポポーが早く大きくならないかな。 早く金太の足跡を窯で焼きたい。 萎びた温泉に行きたい。 楽しいことはいっぱいある。 ね。

9月4日(火)曇り.
 昨日の夜は辛かった。 22:30ごろから金太が行方不明。 結局朝まで見つからなかった。 車を使って 広範囲に探したが・・・。
 見えないものを 探す。 音だけがたより。 受信機から聞こえてくる雑音に 幻の音が混じってくる。 これほど疲れたことはなかた。

9月3日(月)曇り.
 最近 ぶどうの食害が極端に減っている。 足跡も少なくなった。 警戒しているのだろうか。 今夜はテレメ。 朝まで頑張ろう!

9月2日(日)晴れ
 昼間から チューハイを飲んでしまった。 大きな木の陰で飲んだ味が忘れられず 自ら買ってきた。 さすがに効いて 真っ赤になった。
 その後 2時間昼寝。 変わったことをすると 慣れないせいか頭が痛い。 同じことをしても やっぱり気分が違うんだな。 

9月1日(土)晴れ
 晴れているのに すっかり秋の気配。 過ごしやすい陽気。 しかし からだが何となく気怠い。 何もすることがないからだろうか。