Diary2001.12

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12月31日()晴れ。<194-80>
節目の時期が来た。 ただ世間の波に流され そう思うだけだが 振り返って反省することにより更なる前進の時期と捉えたい。
今年は スノボー カービングも体験した。 映画のロケが行われた古代の露天風呂 貸別荘 ただの古い温泉宿にも行った。 車とパソコンも買い換えた。 そして ハクビシンを追っかけ続け きょうも民家のしたに眠っているアナグマも撮れた。 ブルーベリーの大きな輪も広がっている。
いろんな人に お世話になりながら 頼りながら 迷惑を掛けながら これ以上がないほど 歩いてきたつもり。 一緒に歩いてくれた人 語り尽くせない 万感の想いを込めて ありがとう。

12月30日()晴れ。
真剣に 真剣に 朝から11時間ほど集中した。 年末恒例になりそう。 普段からこれだけ 休みも取らずがんばったのは ちょうど一年ぶりのように思う。 1年間の成果が またかたちに残る。 ありがとう。

12月29日(土)晴れ
久しぶりに 家の前で 近所の人と立ち話をする。 普段なかなか話をする機会はない。 立っているのが辛くなるほど 世間話をした。 家の前の道は 車がやっと通れるくらいの細い道。 その通りに 7戸が軒を連ねる。 そのうち定年で退職した人が 実に4人。 人呼んで 隣組定年隊!

12月28日(金)晴れ..
会議の前に お世話になった市環境管理課長さんに 今年一年の仕事の成果を 報告に行った。 口は悪いが 誠意に対しては応えてくれる人。 これからも協力をしてくれること 励ましてくれたこと やっぱり一人で仕事をしているのではないことを実感。 協力をしていただいた方に 謝謝。

12月27日(木)晴れ.
昨夜のテレメでも 金太 ななの両方が受信できなかった。 寒くなってから まったくと言っていいほど 行動がつかめなくなった。 同僚と話し合いをした結果 もしかしたら 冬眠をするのではないかとの結論に至った。 寝屋もわからない 行動もしない。 この厳寒の冬を乗り切るため 深い洞窟の奥で ひっそりと時の過ぎるのを 春が来るのを待っているのではないかと。 ハクビシンの生態を詳細に記述した文献はなく もしかしたら 現実であるかもしれない。 新たな展開を期待する。

12月26日(水)晴れ..
今年お世話になった方のところへ お礼のあいさつに行ってきた。 お互いの労をねぎらいつつ 来年の抱負を語り合った。 ある農家に行くと 昨日テンが交通事故にあったといって 死体があり 参考のためにと サイズを測らせていただき 写真を撮ってきた。
ある町の常任委員長の町議さんから電話があった。 その方は 昔の上司で 10年ほど前に退職して 地域で推されて町議になった。 近況やら世間話をし 仕事面で出来ることがあれば 応援をするといっていただいた。 現在の上司より 昔の上司! 本当にありがたい。

12月25日(火)晴れのち曇り..
「 年くれてわがよふけゆく風の音に心のうちのすさまじきかな 」

12月24日()晴れ。
金太とななの行動範囲と思われる地域を 普段の運動不足の解消も兼ねて 歩いて捜索した。 所々にある 寝屋やベースキャンプを見て回ったが いずれも空だった。 はたして どこへ行ったのか。 雑木を伐採しているところを歩いたら ”宿り木” を発見。 高い木の上にあるものだから 間近に見るのは初めて。 黄色っぽい実が付いている。 へー こんな木だったのかと・・・。 昼食は 中華料理屋さんへ行った。 象牙風の長い箸は使いにくかったが おかみさんの感じが良く また行こうと思う。

12月23日(日)晴れ
生け垣を直して 年賀状を印刷して うるるんを見ながら宛名を書いて・・・。 なんかつまらない日曜日。 頭が痛いので バッファリン飲んで これ書いて・・・ こんな一日でした。

12月22日(土)晴れ
風が吹き 寒い冬らしい日だった。 ある竹藪に行き 直径3〜4cm程度の 細い竹を10本を切ってきた。 家のべにかなめの生け垣を直して もう5年ほど。 あちこちが痛んできたので 新しい竹を使って キリッとした生け垣に直すため。 きっと 明日はきれいになるだろう。
年賀状の図案を考えた。 パソコンで作るが なんの取り柄もないものはつまらない。 見る人が楽しめるものがいい。 そこで 野生動物のちょっとした足跡図鑑ができた。 年賀状だよね? もちろん! だって あけまして・・・と書いたから。

12月21日(金)曇り.
早咲きの花 遅咲きの花。  早く咲く花は 早く散る。 遅咲きの花は 緩やかに咲く。 急ぎて咲く花もあれば 咲く時期を信じて咲く花もある。 花は花 人は人 それぞれ咲く。
opaにスタットレスを履かせた。 降雪があると 天気予報では騒いでいた。 昼過ぎに 空を見上げたら ちらほらと雪が見えたが はかなく消えていった。 できれば降ってほしかった。 ここのところはまっている足跡の追跡をしてみたかった。 休日返上でもかまわないと 腹をくくっていたが 残念。

12月20日(木)晴れ.
きょうも 心静かに 黙々と歩いた。 歩いて 歩いて 探すしかない。 日陰にある氷を踏んで割ったり 厚く積もった落ち葉を踏みしめ 時には 川を横断し 大きな木の根本にある穴を捜しながら歩いた。
着々と 足跡は順調に そして確実に軌跡として残る。 何と あのハクビシンが巻頭写真に載ることが決まった。 すばらしい仲間の 影ながらの応援のおかげ。 その仲間とは 職場外。 寂しいことだが現実。 その仲間に応えるべく 懸命に追い続ける。

12月19日()晴れ。
寝入ったところに またもや電話。 徹夜明けで頭が寝ていても 反射で携帯を取ってしまう悲しさ。 きっと ぶっきらぼうに対応したんだろうな。 今度は 切っておこう。
人は生まれつきの天性を持って生まれた人っている。 矢井田瞳もその一人だと思っている。 すーっと耳に入ってくる歌声。 とっても感じがいい。 車の中で大音量で聞くと まわりが見えなくなりそう。

12月18日(火)晴れ..
現在のところ2回。 これ一斉検問で止められた回数。 忘年会シーズン真っ盛りだから仕方ないか。 上下線で各1回。 テレメ中だから仕方なく検問のところを通らなければならない。 さて これから あと何回止められるか。
金太とななは まったく反応なし。 しかし 久しぶりに キツネのこんたに出会った。 これが検問しているところから100mほどのところ。 腰を下ろして 検問を見ていた。

12月17日(月)晴れ.
現状を憂う人から電話があり 今後の方向を話し合いたいと出向いてきた。 このまま進めば 結果的に何も残らず 悪影響が出ることは間違いない。 進むべき方向を3時間ほど検討し 12/28に進言することになった。 同志の出現とも言うべきか。 一人より二人。 一気に方向転換を狙う。 時代は改革に味方するだろう。
ブルーベリーの勢いがすごい! 100本が2戸 200本が1戸 そしてきょう250本 怖い感じもするが 勢いは止まりそうもない。 きっと成功するに違いない。 そのための努力は惜しまず。

12月16日(日)晴れ
「秘すれば花 秘せざれば花ならざるなり」  「天地偽らず 農は天地に交はること近し 故に 農は偽らず」

12月15日(土)晴れ 風が冷たく寒かったー
掘った 掘った。 BBの植え穴を48も。 しかも 掘ってみると大きな石だらけで よくこれで畑と言えるなっていうところ。 埋め戻すとき石を除いてしまうと ほとんど土が残らないだろう。 こんな畑で 育つのだろうか。 BBの師匠としてかなり心配。

12月14日()晴れ。
いつも 山の中を這いずり回っているものにとって 東京の空気は合わない。 一日中座って おしとやかに話を聞くことがないものにとっては辛い。 知識がない人が 親切な回答を待っているのに 有識者が頭ごなしに質問を否定するのは なんたる無礼! せっかくのいい雰囲気が台無しになった。 でも 最後のコメンテェーターがすばらしい人で良かった。 新たなる決意をした次第。 きょうの一言 「人の振り見て我が振り直せ」と 自分に言い聞かせた。
好奇心 誰でも持ち合わせているようで 持っていないもの。 その好奇心をかき立て 人生をも変えてくれた 我が師匠に 感謝を述べたい。 今ある自分は 確かに過去の上に成り立っているが 競走馬のごとく視野が狭く にんじんだけを見ていたように思う。 子供のように 見るもの触るものすべてが好奇の目で見られる。 疑問も湧く。 工夫もする。 なぜ こんなに変われたんだろうか。 その答えは 容易に思い当たる。 

12月13日(木)曇りときどきパラパラと雨.
会議中の空気が悪かったのか 途中から頭が割れそうなほど痛くなる。 議題は 机上の理論上に成り立ったもので 現場を精通したものにとっては また逃げ腰の姿勢では不可能に近いもの。 首が痛くなるほど上を向いている人が考えた 愚かな空想。 着実な前進の一歩があってこそなしえるもの。 

12月12日(水)晴れ.
昨夜は 眠れず。 眠ろうと時計を見るたび 目がさえる。 早朝5時の夜空の星は この上なくきれいだ。 活動前の空気はすみわたり 何一つ遮るものがない。
議論をして 全くと言っていいほど負ける気がしない。 あふれるほどのバックデータにものを言わせ 徹底的に打ちのめす。 最近は快感に変わりつつある。
昨日も 謎の野生動物は現れなかった。 一区切りを付けるため とりあえずきょうで終了する。 さて 何か写っているかな。 回収に行ってきます。

12月11日(火)晴れ.
昨夜の民家への訪問者は また来なかった。 きょうも19:00にセットしてきた。 もういい加減に写ってほしい。
昨日見つけた大きな岩穴を 懐中電灯を持っていき再度確認をした。 一番奥の方が曲がっているため 確認できないが 奥行きが10m以上はある。 その近所も捜索を実施。 3ヶ所ほど それらしき穴があった。 穴はいづれも50cm程度と浅く 木の実があることから 夏から秋にかけて使ったと思われる。
ちょっと痛む左手をかばいながら 3町村の山間地域を 獣害対策の実施状況を調査するため 車でまわった。 手段はトタンを使ったものが9割以上を占める。 どこの事例をとっても 苦労が忍ばれる。 まわっているとき 面白い地名を見つけた。 「法師落人」 バス停も 直近の橋の名も同じ。 名前の由来を地元の人に聞きたかったが 生憎 閑散としていた。
足を引っ張る人を かばうとは何事か。 本末転倒もいいところ。 管理職同士で対応しろと言いたい。 ぺーぺーには 誰も手助けはしてくれない。 必死になって いい結果を出そうと頑張っている。 管理職のしわ寄せをもらうのは もうこりごり。

12月10日(月)晴れ.
浮かれすぎて 足下をよく見ていなかった。 砂でできた大きな岩にのった瞬間 岩が崩れ 1mほど下に落ち 左手から落ちた。 アンテナをまた折ってしまった。 これで3回目。 左手の薬指が動かない。 お風呂に入って 揉んでみたがだめ。 明日の朝 動くだろうか。 浮かれた理由は 金太のベースキャンプを見つけた。 今までに見たこともない大きな岩穴で 中は真っ暗で見えない。 まわりには無数の金太の足跡。 長期に渡って使用しているようだ。
昨夜は 民家への訪問者はなかった。 さて きょうは19:00にセット。 これからビデオを回収に行ってきます。23:00

12月9日(日)晴れ
金太とななの近況 冬は寒いため 寝屋は日だまりになる南面傾斜の暖かいところか 夏場に使う穴より深い穴を使っている。 最近の糞を見ていると 空腹のためか 美味そうに見えない木の実が混じっている。 寒くなってあまり活動範囲が広くないく 数時間同じ場所に滞在する。 これから先 寒くなる一方 餌が心配。
約束どおり 18:30にビデオをセット。 さて 何が写っているだろうか。 これから回収に行って来る。

12月8日()晴れ。
お昼を食べに 小布施に行ってきた。 小さい町というのが 第一印象。 そして 栗きんとんの小布施堂を中心にした町おこし。 その思惑にはまり ちょっとお金を落としてきた。 収穫は お昼のデザートに出た 柿+クリーム。 この組み合わせは初めてだったが 意外と合う。 猪口1杯250円の酒も旨かった。

12月7日(金)晴れ.
今朝早く SOSの電話。 お宅に伺い 延々と一昨日と同じ話を聞かされた。 昨夜また得体の知れない野生動物が 庭に糞尿をしていったという。 確かに臭い。 3〜4日おきに来るという。 日曜の夜にビデオを仕掛けて 謎の動物を撮影し その後対応策を考えようとなり やっと解放された。

12月6日(木)雨のち曇り.
大きい声では言えないが 空気銃を撃った。 初めて触る銃は ずしりと重かった。 スコープを覗くとものすごく視野が狭く 標的に向かって静止することが難しい。 30m離れた空き缶をねらって撃ったが・・お見事!  

12月5日(水)曇り..
午後の会議は ピリピリした雰囲気の中 延々5時間に及んだ。 しかし 中身は全くなし。
新興住宅街に出る野生動物に悩まされている人たちがいた。 およそ10軒程度の新しい住宅が集まるその場所は 昔は武蔵野森林があったところ。 まわりは畑や林。 植木類に野生動物が登り 庭は掘り返された痕跡があちこち 苦悩の原因は 糞尿の臭い。 保健所では対処してもらえず ここにやってきた。 確かに臭い。 窓が開けられないで ノイローゼになりそうだという。 明日から 解決に向けた取り組みを行う。
きょうは夜間テレメ。 さっき泥棒に間違えられ 追っかけられてしまった。 追っかけてきた人は 以前に名刺を渡した 土建会社の社長さんだった。 笑い話ですんだが 最近泥棒が多いそうで 建設機材や道具を数回盗まれたらしい。 いい話は 卸売市場の場内からテレメをしたところ きょうの相棒の人と知り合いの人がいて 話に花が咲いた。 ご苦労さん まーみかんを一箱持っていけ! と愛媛産の10kg箱をいただいてしまった。

12月4日()雨のち曇り。。
久しぶりの 冷たい雨。 関東地方でも 高い山は雪が降ったという。 これから 暖かいふとんから出るのが だんだん嫌になる季節。 起きてパジャマから着替えるときの寒さ さっさと着替えればいいものを だらだらするほど 寒さを感じる。

12月3日()晴れ。
フィレンツェのドォーモの絵はがきを見た。 腹の底から歌い上げる歌声も聞いた。 おじやみたいなパエリヤとワタリガニのパスタも食べた。 ささやかであるが ちょっとイタリアを感じた。 数百年前の建物。 これから先 何年この建物を修復しながら 歴史をとどめていくのだろうか。 そう考えると 進歩がないように思える。 ロマンを感じるこの町を歩いてみたい。 10年後の約束もしてみたい。 変わらないものを求めて・・・。

12月2日(日)晴れ
久々の 日曜日らしい日曜日。 昼寝もできたし 本も読めた。 ゆっくりと過ごすことができた。 でも 物足りない。 うずうずと 疼くものがある。 平凡すぎる日々は送れそうもない。 一日を生きる目的 目標がないと けだるく ただ過ぎるだけの時間を ボケーッと過ごすのは辛い。

12月1日()晴れ。
丸まった楓の茶色の薄い葉が一面に敷き詰められたように積もっていた。 こころ穏やかな日は 自然の風景と風がまろやかに見える。 一日 暖かい とっても暖かい日を過ごした。 炭火焼きの濃い珈琲が トマトベースにきのこがたっぷり入ったスパゲティの後には 程良く苦みがあり 何とも言えぬ満足感を与えてくれた。