Diary2001.10

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10月31日()晴れ。....<177>
ワクワクはあるが ドキドキはない。 明日は楽しくなりそうな予感がいっぱい。 自分でやっていることを認めてもらい それが発表できることの喜びは この上なく名利に尽きる。 普段いやどこに行っても見られない映像もついているので 参加した人は いいお土産になると思う。
いくつになっても子供っぽさは抜けないもの。 それがあるから 男は大きな子供でいられる。 60歳を大きく上回った大人が とっても生き生きしている。 私が乗せられたのか 乗せたかは定かではないが その家族とのおつきあいが深まりつつある。
ある村長さんが 私を訪ねてきた。 わざわざ資料を持ってきてくれた。 運転手付きの黒塗りで来たもんだから ただのおっさんではなく さすが村長と敬服した。 これからも 真摯な気持ちと行動で その誠意に応えていきたい。

10月30日(火)晴れ.
秋桜と寒桜。 一段と冷え込みが厳しくなった今 満開を迎えている。 カラット澄みきった青い空に映してみると ほんのりと柔らかいピンク色が寂しそうに見える。 秋桜は 鮮やかな色が引き立つ。 相反しているが そのコントラストが美しい。 もうそろそろ こたつや温泉が恋しくなる季節。 手足を伸ばし 黙想にふけることも 時には必要。 ただ こころの底から安らぎを覚えるには・・・

10月29日(月)晴れ.
12ページの資料が完成した。 カラー印刷で 誰でもわかりやすい文章。 専門家に見せたら 笑われてしまいそうだが 誰のための報告かを考えると 笑えば と。
直売所の唐辛子を買い占めた。 およそ2kg。 この唐辛子が 大化けするかもしれない。 自分では 期待できると確信している。

10月28日(日)曇りのち雨
ロクロの上で 小さな 小さな一輪挿しを3つ作った。 初めての経験。 先生がよかったおかげで 楽しくできた。 1ヶ月後には お披露目できると思う。 自分の机上を 野に咲く可憐な花で飾りたいと 心を込めて作った。

10月27日(土)晴れ.
三日月を 真上に仰ぎ見ながら 寝湯につかった。 肩と足の裏に噴き出されてくるお湯に 心地よい疲労感と 様々な想いめぐらせた。 きっと 同じ月を 遠いところでも眺めている人がいる と想うと

10月26日(金)晴れ.
今朝 楽しい電話があった。 栗を蔵の前に置いていたら 何かに食われてしまったとか・・・。 その何者かを捕まえてやろうと ゴキブリホイホイ版ねずみ取りの一番大きいやつを仕掛けたという。 その結果は ホイホイがとんでもないところで見つかり 野生動物らしき体毛がついていたそうだ。 楽しい人だ・・・。
自分で言うのも奥がましいが この6、7、8、9、10月は ほんとによく仕事をした。 そのおかげで 思いもよらない結果に結びついてきた。 ある全国レベルの会議の講師を頼まれ その資料をまとめてわかった。 まだ続くのかな。 ちょっと疲れた。

10月25日(木)晴れ.
朝から晩まで 集中できた一日。 自分でも納得できた価値ある一日。 ざわつく喧噪の自席より 静かな図書室。 さて いつ自分の机といすを移動させようか。

10月24日()晴れ。
朝帰りで 寝込んだところに リリリリリィ〜ン 運悪く3本もきた。 そのうち1本は うれしい電話。 結局ボーっとしたまま寝られず。 うだうだしていたらお昼。 一生懸命詰まっている仕事をこなし 夜は酔いしれる。

10月23日(火)晴れ.
みんな頑張っている。 目に見えないところで 頑張ってもらっている。 その努力に対して 誠意を持って答えていきたい。 そのためには いい成果を残さねば。 多少疲れたところもあるが 先は長い。 しかし いつでも短期勝負と思って 精一杯の努力と 執念を持って取り組んでいる。 影の努力の人に対しては頭が下がる思いがするが 健康だけには注意してもらいたい。

10月22日(月)曇りのち晴れ.
ちょっとしゃれたアンティーク風の電話が鳴る音に設定した 新しい携帯電話が鳴った。 早く鳴らないかと 待っていた矢先に鳴った。 リリリリィーン こんな感じ。
今日一日 誰も来ない 何の音もしない会議室にパソコン2台と資料をどっさり持って 閉じこもるつもりで 資料の作成を開始した。 ところが 仕事の邪魔を 足を引っ張るやつがいる。 人に頼らなければ何もできないやつ。 いまにも死にそうな情けない声で 助けを求めてくる。 助言しても理解できない 時間の無駄と思いながらも 幾度となく求めてくるので 重い腰を上げた。 やっぱり案の定。 無駄な時間だった。 足を引っ張るのはやめてくれ! 自分の子守は自分でしろ!

10月21日(日)曇り
昨日とうって変わって 日が陰り肌寒い一日だった。 公園の木々も 赤く葉を染めたものが目立ってきた。 初霜が降るのも もうすぐだろう。
新しい携帯にした。 電池が持たなくなったから。 毎日 大切な人の声と こころを感じるためのものだから 電池を切らすわけにはいかない。

10月20日()晴れ。
公園の小さな丘の斜面に寝そべって わずかな時間だが昼寝をした。 斜面と太陽光の角度が直角だったため 頭や顔が驚くほど熱くなった。 芝生には無数のありが働いていて 冬ごもり用の食糧確保に忙しそうだった。 小さいありと大きなありが喧嘩をしていた。 どちらが勝ったかは定かではないが 小さいありが大きなありに噛みついていた。 ありの世界を高所から見ていると ちっぽけ。 ガリバーにでもなりたい。 お湯を沸かしコーヒーを飲みながら そんな風景に見とれた。
ふと思い出した。 二十歳の頃 コーヒーを飲みに友人宅のある 路面電車が通る福井市に行ったことがある。 ただコーヒーを飲むために。 片岡義男の世界にあこがれたわけではない。 安穏とする人生がつまらなかったように思う。 そんな同じ思いを実行している友がいる。 何かあると思うと 体がむさぼるように動いてしまうらしい。 無言実行と気力 体力に脱帽。 誇りに 自慢できる そして何よりその生き方に共感できる友を持ったことは 財産であり 自分の価値創造の原点である。

10月19日(金)晴れ.
我が母校である高校には 20aほどのぶどう園がある。 そのぶどうが野生動物による食害を受けていないか 聞きに行った。 そしたら 3年ほど前からぶどうが食べられていた。 その犯人が誰だかわからなかった。 実はハクビシンが犯人だったのだが まさかそんなものがいるとは思わない。 そこで グランドが近いことや そこでは野球部が連日練習をしていたことから部員が疑われていた。 笑えるようで笑えない話。

10月18日(木)雨..
惜しまるゝ涙に影はとまらなむ 心も知らず秋はゆくとも・・・  残念だった。   山奥では まだら模様が鮮明になってきた。 
集落調査2日目 全51戸面会聞き取り調査終了。 耕作放棄地の真の原因が見えてきた。 高齢化による労働力不足は否めないことは確かだ。 その上に 獣類の被害による耕作意欲の低下 こんにゃく価格の低下による栽培意欲の低下と新たな換金作物の未検討が浮かび上がってきた。 現在の作付けは 自家用のみが現状で 世帯員1〜2名では 1aの畑をネット等で囲うことで 生産量が間に合う。 それ以上作付けするには 被害防止ネット等の設置が必要で 人件費は除外するとしても 売り上げでは間に合わない。 よって 作付けするほど設備投資が必要となる。 悪い条件が3重 4重にもなっている。

10月17日(水)雨.
縁語=言葉と言葉を繋ぎ 巧みに交わり 入り組んだ模様を綾なす思慮深き表現と言葉。 数百年前に書かれた日記を何気なく読んでいたら ある言葉に注釈があった。 縁語と書かれていた。 目の前が急に開けた感じがした。 2年2か月前から 心の奥底に引っかかっていた2つの文字。 当時は隠れた意味を解読し理解したつもりでいたが これによりより深く言葉の意味をこころで感じた。
警察に出頭した。 といっても相談に行ってきた。 挨拶をして名刺を交換した。 眼光鋭く何となく一般の人と違う雰囲気。 相談を始めると話を聞きつけた人が 話に加わってきて ちょっと盛り上がった。 さすが人も眠る丑三つ時に仕事をしている人たち。 なんと言うことはなく パトロール中にタヌキやキツネを目撃した話。 03時ごろ多いという。

10月16日(火)晴れ.
一日中 車の助手席に乗った。 カーブを曲がりきれないと思ったらブレーキを踏みながらハンドルを切る 対向車とすれ違うたびにブレーキ 直線ではすごくゆっくり・・・。 おかげで酔ったようで 頭が痛い とっても疲れた。 こんな 不器用な人って 多い。 しかし こんな人に限って 運転をしたがる。 被害者は多いはず。

10月15日(月)晴れ.
期待は薄かったが とても残念。 ななの首から 発信器が脱落していた。 できればななを再捕獲したいため その付近の小川に3つの檻を置いた。 ななの特徴は 左耳の先端が2mmほど切れていること。 優しくするから 捕まってほしい。
サルとアライグマの研究者とコンタクトがとれた。 お会いしたいとの旨の電話をしたところ 延々と今までの成果を話してくれ 今度の土曜日に結婚式があるが 披露宴は出るが式は欠席するから会おうと言っていただいた。 お互いの熱意が融合したようだ。 強力な助っ人ができた。 この人は元教員で 今では執筆活動をしているようだ。 過去に埼玉県のハクビシン進入経路を調査したことがあるという。 昭和53年には 車道で轢かれたハクビシンを確認し 埼玉県に生息していた事実を見ている。 ということは それ以降増え続け 23年たった今 農作物に大きな被害が発生していることになる。

10月14日(日)晴れ
BGMにSatie。 こんな秋の涼しい夜は とっても心地いい響き。 明日から気を引き締めて 仕事に取りかかろうとする 気持ちに優しい。 飾ることなく 自分なりに 生きていこうと思う気持ちになるから不思議。

10月13日()晴れ。
変わったパフェが十数種類。 コーヒーのメニューもとてつもなく多い。 オーナー夫妻がおもしろい。 特に旦那さんが 特徴ある人で 本業は建築設計士。 各種パフェやコーヒーを考えたご本人。 INETのうんちくを聞くのもおもしろい。 近くにも意外とおもしろい店が多いことに驚く。 
「たまご水」という看板。 以前から 何だろうと気にかけていた。 ついにその謎に迫った。 道案内の看板に沿って 車がやっと通れるような狭い山を道しばらく行くと バンガローが建ち並ぶ 古そうなキャンプ場があった。 管理人さんらしき人がいるので 営業しているようだ。 真ん中を突っ切るようにして さらに山奥へ。 あったあった。 川沿いに「たまご水」のいわれが・・・。 要は硫黄が含まれた水。 この水を沸かせば 温泉になりそう。 

10月12日(金)晴れ.
山の南面にへばりつくように 51戸の集落がある。 北斜面は雑木。 南斜面は杉檜。 山の山頂付近を見ると 紅葉が始まり まだら模様となっている。 畑はスキー場の上級者コースを思わせる急傾斜。 畑の耕作者の平均は75〜80歳。 これが 51戸の集落の様子。 畑には決まって 小豆 大根 インゲンが作られている。 その畑の周りには ネットが張られ 野菜たちを守っている。 時折 悲しそうなシカの鳴き声が聞こえる。 自動販売機もない。 もちろんコンビニもない。 唯一の娯楽は 畑での立ち話。 話すことといったら さる イノシシ シカが畑を荒らしたといったあんばい。 一見のんきそうな山の集落は 実は毎日が戦い。 

10月11日(木)晴れ.
ブルーベリーの話をしてくれと頼まれ 今日一日おつきあいをした。 とても楽しく過ごさせていただいた。 獣類の話も盛り上がり いい情報交換の場となった。

10月10日(火)雨.
山奥の 木工所に行った。 そこには ストーブが炊かれ 耳の遠いおじいさんが一人。 不審な顔をされたが 招き入れられ 大声で会話をした。 鬱蒼と茂る杉林の中に 粗末な小屋。 細々と慎ましく暮らしている様子がわかる。 これから先 いつまでこの木工所が続くのであろうかと 心配になる。 くま さる いのしし しかと共に歩んできた歴史を聞いた。 

10月9日(火)曇り.
桜が咲いた。 今年も 期待どおり 小さく淡い花が咲いた。 まだまだ少ないが 冬に向かうこの季節に咲く桜は ちょっともの悲しいものがある。   心なき身にもあはれは知られけり 鴫(しぎ)立つ沢の秋の夕暮れ  静粛の中に 暗い沢の奥から ななから発せられる音だけが響き渡る。

10月8日()曇り。
コスモスが揺れる河川敷を散歩した。 満開にはかなり早いが 1割程度は 赤やピンク 白い花が咲いていた。 なかには 黄色い花もあった。 水路には 飴のような甘い匂いがするという 棒 アメンボウが 水面を滑っている。 これから どこに行くんだろうか。
帰りには ゼリーフライ フライ 焼きそばを食べてきた。 以前にフライは食べたが ゼリーフライは初めて。 どんなものかと ワクワクしたが コロッケの衣がなく ちょっとおからが入っていて 油で揚げたもの。 なぜ ゼリー? 変なものがあるものだ。

10月7日(日)曇り
ある新興住宅街の ある家付近から 金太の発信音が出ている。 しかし踏み込む訳にもいかず 特定には至らなかった。 近所の人たちとも すぐにうち解け ハクビシンについて話をした。 山の中でなく 蜘蛛の巣のない道路を 気持ちよく歩けた。 右手が腱鞘炎になりそう。 最初は軽いが 10分もアンテナを持つ手を挙げていると やんなってくる。 受信機から出るあのザーザーという音。 長く聞いていると 幻の発信音が聞こえてくる。

10月6日(土)晴れ
このままずっと 馬鹿でいたい。 あまり世間を見てしまうと こんなことも あんなことも 馬鹿げて何もできなくなってしまう。 生涯青春でありたい。 そして 事務屋的にもなりたくない。 思ったこと 感じたことを ありのままに受け止められる自分でありたい。

10月5日(金)曇り.
新しいパソコンがきた。 XPなんて関係ない。 動けばいい。 液晶が大きくなって キーボードも打ちやすい。 よかった よかった。
養護学校の子供たちがきた。 低学年の子たちで みんな元気だった。 ぶどうをおいしそうに ほおばって うれしそうだった。
11日の視察研修の資料を作成した。 ブルーベリーの良さをPRする絶好のチャンス。 気合いを入れてA4で3枚。それもカラー刷りだ!

10月4日(木)曇り.
ななが心配。 まったく動いていない。 脱落した可能性が大きい。 後日 真相を解明する予定。 しばらくは様子を見る。

10月3日(水)晴れ..
のどがいがらっぽい。 鼻の調子も悪い。 風邪かな。 やっぱり寝不足が原因だと思う。 リズムが狂うと 体調もおかしくなる。
緊張感が足りないかもしれない。 毎日 日々 情けなさと 嫌悪感の連続。 キリッとした雰囲気の中で 切磋琢磨できる関係でありたい。
今夜はテレメ。 2回連続で きつねと遭遇。 顔 胴ともかなり細く 白っぽい。 道の端を早足で歩いている。 

10月2日()晴れ。
暗くなりかけた午後6時。 東の山の上に まんまるい月が 眩いばかりに昇ってきた。 地面には 木々の影が西に長く延びている。
日中は 申し分のない秋晴れの快晴。 からだに受ける日差しが気持ちよく こころも豊かに。 寿命が伸びるような 気持ちいい日だった。

10月1日(月)雨. <十五夜>
あーぁ またアンテナを折ってしまった。 力を入れなかったけど 折りたたむとき 力の入れる方向が違ったのかな。 まいった。
一番安いパソコンを INETで購入することにし 注文した。 通常の大型電気店より 5〜3万円は安い。 それでも155,400円也! アフターサービスも考え 地元の電気店とネットを組んでいるところ選んだ。 1週間以内に届くはず。 普段頑張っている自分へのご褒美。