Diary1999.10

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10月31日(日)曇り
 近い親戚が新築をする。その仮住まいへの引っ越し準備や不要品の処分を一日手伝った。11月3日が当日で また行くことになる。
 古い写真がいっぱいあった。 だれにも懐かしい思い出がある。 写真を見ながら 過去を思いだし 甘酸っぱい思い出に浸った。
 今朝は 珍しくイルカのライブを聞きながらの散歩。
  「君がまだ ちっちゃな頃から 僕は君を見ていたよ
            今ではすっかり きれいになって お日さまでさえ恥ずかしそう 君は僕の庭に咲く ばらのお嬢さん」
 ピラカンサスの赤い実がいっぱいなっている。小学生のころ どんな味がするんだろうと 学校帰りに味見をしたことを思い出した。

10月30日(土)晴れ
 むかし ”恍惚のやぎ” がいたところに 新たな生き物が住み始めた。
 きのう借用した資料を送り返すため コピーをしに職場に行った。 その帰りに 白くて毛むくじゃらな生き物が目に入った。
 犬だ。 かなりでかく 動きがのっそりとしている。 そのうち 慣れたら背中に乗れそうだ。 乗れたら写真を載っけよう。
 
10月29日(金)晴れ
 昨夜の宴会 別名 情報交換会を早めに切り上げ ぐっすり眠ったおかげで かなり体調がよくなった。
 コーヒー2杯の朝食後 野生動物保護学の権威である国立農業系大学の先生の元へ。 神様みたいな風貌を持った先生だ。
 さすが専門で ある動物の生態や行動を細かく話してもらった。 ひとつのことを掘り下げる楽しさを味わっているような話し方。
 忙しいなかで対応していただいた。 数々の資料もいただいた。 なまじっかな考えでは答えられない。
 一芸とまでは行かないと思うが この仕事に打ち込んで 野生動物の第一人者となりたい と決意した。

10月28日(木)晴れ
 出張に出かける前 寝込むわけにはいかないので 久しぶりに医者に行った。
 風邪ですね。そんなことわかってらー と思いながら そうですかと 落胆して見せた。
 鼻水用にティッシュ1箱と薬をバックに詰めて 某厚生年金休暇センターに向かった。
 デーブルの端にティッシュを置いた。時折 手を伸ばして そっと鼻をかむ。 難しい報告でシーンとなっている会場に響かぬように。

10月27日(水)あめー
 風邪のため気分が乗らない・・・。
 あしたのお泊まり出張はきついなー あさっても宿泊先から出張だ〜。
 そんなことで あしたは更新なしです。

10月26日(火)晴れ
 病は気から・・・ こころが苦しくなってくると体もつらくなってくる。 顔が火照って のどが渇き 鼻水がちょっとでる。
 あしたも あさって ずっとずっと寝込むことはできない。 あしたのために おやすみ。

10月25日(月)晴れ
 出張の帰り 夜の関越高速を走りながら ふとドアミラーを見ると 丸い月が写っている。
 空は澄み渡り 月は存在を誇示するかのように明るく 満月のように丸い。 星たちも月に負けじと輝いている。
 マッキーの歌を聴きながら 3車線の真ん中を100kmで走る。 時折 月を見ていたら 携帯が鳴った。
 誰だろ 名前が表示された。 もしもし・・・・・・・ん。今関越・・・・・・・ん。 ん・・・・・・・じゃあまた。 はあい。はあい。
 コンクリートジャングル いつもそう思う。 最近 良く行くようになったある大きな大きな政所(まんどころ)。
 こんなとこに毎日いると 動物園の動物みたいに 同じところを行ったり来たりするようになってしまいそう。
 担当の仕事には精通するが それ以外は盲目となってしまいそうで 怖い。 水戸黄門は偉い。 人生楽ありゃ苦もあるさ ・ ・ ・。

10月24日(日)晴れ
 本の中に引き込まれた。 夢を見ているような気分になった。 久々に貪った。
 この歳になって初めて読んだ「果てしない物語」<ミヒャイルエンデ> を思い出した。
 バーチャル・リアリティーとリアリティー。 頭の中はバーチャル・リアリティーの世界。
 夢や理想を追い求める。これって仮想現実の世界に通じる気がする。 空論? いや 希望だ。
 過去の研究者と漫画家は できないと思われていたことを実現し また 100年先の夢や希望を描いてきた。
 バーチャルはどこまで行ってもバーチャル?
 悪から見ると現実からの遊離と錯覚 善から見ると実現への第一歩。 善知識と前向きに捉えたい。
 危ないかな この考え? 現実から逃避したい。 普段の行動で丸見えですねきっと。

10月23日(土)晴れ
 青空の下 そよ風の中で”そば”の刈り取りを行った。 8月21日に種まきをして63日目だ。
 オーナーが集まり なれない手つきで鎌を握り 1本1本ていねいに刈り取った。
 12月にはオーナー自らそばを打ち 舌鼓を打つ。
 今が旬 山はきれいだろうな〜  温泉に行きたいな〜

10月22日()曇り。
 またひとつ来年度の仕事に 光がさしてきた。 月曜日は調整作業だ。 いっちょがんばるか。
 午前様になってしまった。 なにもかも忘れて 月に数回は溺れたい。 酔いしれてみたい。 酔ったあとのこの感覚がいい。
 時の流れが早すぎるのをのぞけば 最高の至福の時だった。

10月21日(木)晴れ
 気候は のどかな秋の一日だった。 上着を脱ぎ 気持ちいい時を過ごした。
 猫になりたいとは思わないが 一日中寝ていて なにを考え なにを思っているのか。 のどかな日々が続くとボケるかな。
 生まれて初めて ”おろしそば”を食べた。 青首だいこんと言うことだが 辛かった。 でももうひと工夫ほしい感じがする。

10月20日(水)曇り
 土壁の農家の軒先に 棒を渡して刈り取ったばかりの”そば”が干してあった。秋そばの収穫である。
 一面白い花で覆い尽くされていた畑は 刈り取られて残った茎が一列に並んでいた。
 きょうの昼食は 浴びるほどの”そば”が出された。去年のそば粉かな 風味が感じられなかった。
 何か足りない ん〜 薬味だ! 脇役だが 無いとなると主役が引き立たない。 ちょっとしたこころ使いのようなものだ。
 今の自分の仕事も脇役でいい。 なんとしても主役を引き立て 発展を願うのみである。

10月19日(火)晴れ
 新たな動きには敏感で受け入れられず 従来の慣行については道筋があることから
 短絡的とは言わないが交渉が成立しなかった。
 後押していただいた方には 本当にご苦労をおかけした。
 今後も見放さず応援をお願いしたい。

10月18日()晴れ
 悩んで 悩んで ついつい飲んでしまった。 酔った勢いで 飲み過ぎた。
 酒の味を覚えてはいけないと思う。 溺れそうだから ・ ・ ・。
 いろんな人から 仕事に関するアドバイスを受ける。
 きょうもわざわざ遠いところから 資料を届けてくれた人がいた。
 苦しいときに助けてくれた人 本当にありがたい。 心の財産として刻みつけておこう。一生足を向けて寝られない。 感謝。
 満開の寒桜が 丸い大きな電灯の光に照らされ 浮かび上がっている。 月に薄雲がかかり ぼんやりとしている。
 職場から出たところでの風景。 きれいだ。 写真を撮ったが きれいに写っていたら あしたここに載せよう。 思い出に。

10月17日(日)曇り
 性格って直しようがない。 性格を言い換えると”根っからの性分”とでも言うのであろうか。
 この状況から早く抜け出したい。 苦しい状況に追い込まれると悲観的になってしまう。
 しかし 現実を少しでもいい方に変革しようとする努力は精一杯している。
 「冬は必ず春となる」 の言葉を信じ 楽観的に人生を楽しみたい。 楽しみたい。 楽しみたい。

10月16日(土)曇り時々ぱらぱら雨
 焦ってる。 すべてに焦っている。 人の意見を聞かないと言われた。 そう思う。 自分だけが頼りだ。 信じられるのは ・ ・ ・。

 試験的に作っている辛味だいこんを まだ時期ではないが待ちきれなくて掘り取ってみた。 非常に辛い。
 その辛味だいこん5品種を割烹料亭に持っていった。 そこの社長からヒントをもらったもので いち早く試食してもらった。
 料亭仲間15軒でつくっている研究会ですでに話題となっていて 目玉料理として考えているらしい。
 今後 生産量を確保してほしい等々 トントン拍子に話が進み 試作している畑を見ることになった。 試作料理が非常に楽しみだ。

10月15日(金)曇り
 お金がすべての世界だ。
 水道光熱 消耗品 燃料等の維持管理 パート雇用 出張の宿泊等々 これらに支払うお金がすべてが無くなったら どうなるだろうか。
 架空の出来事ではなく 現実のものとなろうとしている。 自分で出来ることは精一杯やっている。 他にないか。 日夜考えている。
 昨日も書いたが 気軽に生きていたころが懐かしい。 過去を振り返るようじゃ おしまいかな。

10月14日(木)曇りのち雨
 きょうは心底疲れた。自分のもっているものすべてを吸い取られた感じだ。
 同じ給料をもらっている人とは思えない。人の振りみて我が振り直せとは言うが 自分がやっていることがばかばかしく思える。
 軽く人生を生きてみたい!

10月13日()晴れ。
 花は満開のときが一番美しい。 魅了する魔力を持っている。 花びらの変化もまたいい。
 花は散る定めがある。 知らない間に散ってしまうなら つぼみのまま摘み取り そばにおいておきたい。
 職場の入り口に 四季咲きの寒桜がある。 花びらがピンク色で こんな時期にと思うほど いっぱい花をつけている。
 きょうは 狂おしいほど咲き誇っている花びらを見つめ 思いを吹き込むように 話しかけた。 もっともっときれいにいつまでも・・・と

10月12日(火)晴れ
 友の病身のことを思うとこころが痛い。早く全快し今を謳歌してほしい。
 強い強い とてつもなく強い見方に出会った。 それはたのもしく大きく見える。一回りも二周りも大きい。
 こころも思いも同じ方向を歩んでいる。 幾度も床につきそうになるほどその姿勢に この軽い頭が下がった。

10月11日(月)晴れ
 甘い甘い香水のように 木犀の花の香りが一面に広がっている。その香りを感じながら 一日を過ごした。
 感覚では甘味な芳香に酔い 目は活字を追い こころは想い 脳味噌は仕事のことを考えている。
 全ての機能がバラバラになってきた。 なにをやっても中途半端になる前兆だ。 いよいよ切羽詰まってきた。

10月10日(日)晴れ
 夕方本屋に行った。何気なく文庫本を見ていたら 「ボッコちゃん」 が目に留まった。初版は昭和46年に発行され 現在74刷である。
 他の数冊とともに買って帰った。「ボッコちゃん」は50編の短編の一つで 3分もかからず読み終えた。6ページ足らずである。
 懐かしさと独特の節回しで 昔が蘇ってきた。 そー あのころとは16歳。ギターとバイクに夢中だったころだ。
 
10月9日(土)晴れ時々曇り
 ちょっと朝寝坊したので 朝の散歩は中止し 久しぶりに夜の散歩をした。 暗闇の中を目を凝らして歩くのは勇気がいる。
 ただ歩くだけでは恐怖心があるが 音楽があれば怖いもの知らずになる。
 秋を肌で感じた。 風が軽く半袖では寒く たるんだ体が引き締った? 山では紅葉が始まっているだろう。 行ってみたい。

10月8日()曇り。
 来年度の仕事を探すため関係者のところを廻り こちらの熱い思いを伝えた。 確かな手応えを感じたところもあったが前途厳しい。
 その中で同じ思いを抱いている人がいて 胸の内が熱くなった。 応えるためにもいい仕事をしたい。
 自分のなかでは過去になっていないものがある。葬り去られようとしているが この熱はさめることはない。
 今週は長かった。辛かった。その反動が一気に出たのか 辛島美登里を歌いながら4時間ほど酔いまくり乱れてしまった。

10月7日(木)曇り
 理論の組立は非常に苦手である。 現場でのアイデアによる組立には自信がある。
 現在の不況下ではアイデアだけでは乗り越えられない。 何をするのにも軍資金がいる。
 理想論を言ったらきりがないが 何事も理想を追い求めて 手段をつくし 夢を叶えようとする。
 そのためには 先立つものは必要である。
 それ故 個人としては充足効果なるものをつけ 最低限の支出で最大限の効果を生み出す試みをしている。
 しかし 仕事となると力のある人 頭のいい人のところにお金が集まるという不条理がある。 嘆いてはいられない。 やるしかない。

10月6日(水)晴れ曇り
 某地場産業振興センター主催の講演会に参加してきた。お題は「観光土産品の開発と流通」だった。
 何のことはない 現状と事例だ。具体的な示唆に富む内容を期待したが 馬鹿だった。
 講師たる者 講演する地域の状況ぐらいは調べた上で話をしてほしい。 雲の上では翼が無いため見に行けない。
 最近ひがみっぽくなったのか。 違う 夕飯前なので腹が減っているのだ。 冷静に自分がまだ見られる。 まだまだ切羽詰まっていないな。
 腕まくりでもして 明日の資料でも作るか。 しかし腹が減った。

 今 最悪だった3月ごろに盛んに聞いた歌を聴いている。 あのときの苦しかったこころが彷彿としてくる。
 小さな光がひしめく都会で・・・大人と子供が同居する自分を持て余す・・・迷子になっている・・・いろんな心の色・・・何か見つけよう
 目が覚める冬のよる・・・言いたくない・・・終わらない・・・こころの行方に何が見える?・・・時間はどのくらい?
 真夜中の事務所で幾度となく聞いた。 わかっている振りをする自分を壊したい。
 また苦しさが蘇ってきた。 だが 一人で抱えているのではないという 安らぎがあることが唯一の救いだ。
 しかし 周りを見ると一部しかついていない電灯 灰色の部屋 あのころと変わったのは気晴らしに登った屋上からみる
 摩天楼のような夜景がないこと。 あるのは 静粛と暗闇だけだ。 一点でもいい 光がほしい。

10月5日(火)曇り
 多忙な一日だった。AMはあるひなびた村へ。 PMはお隣の県へ。 夜は来年度の仕事の立案。
 時間がほしい。 明日も遅くなる予感。 きょうの仕事はもう遅いのであきらめて同僚とガストへ。
 仕事を支援してくれるあなたへ。 いつもありがとう 頑張るからね。これからもよろしく。

10月4日(月)曇り
 前途多難 多少の光が射したと思ったら いきなり厚い暗雲が一面を埋めた。 まだ 遠い向こうの方に一筋の光が ・ ・ ・。
 私のこころの友がダウンした。 きょうから約2週間の入院だという。 早く直ってくれよ 我が友PCよ!

10月3日(日)曇り
 鬱勃してくる魔物に蹂躙されている。 魔物とは? 自分の欲望? それとも絹糸に包まれたような怪しい蠢きか。
 懐柔させることができるのか。
 きょうは静かに 本を読んで過ごした。 花が題材に使われ あちこちに綺麗な花がちりばめられている。
 趣味は?と聞かれたら 読書ですと答えられるかもしれない。 本棚の上には無造作に文庫本が 今にも崩れそうに積んである。

10月2日(土)晴れ
 今朝帰ってきたが 6時に目が覚めてしまう。
 頭がボーっとしているが 月曜日までに資料を作成しなければならないので 職場へ行く。
 午後に 髪の毛が長くなったので 床屋さんにいった。 あのイスに座ると 途端に眠くなるのは自分だけ?
 その後 ローラーブレードを2時間ばかりして 汗をかいた。

10月1日(金)晴れ
 帰ってきたのがam3:00でした。 酔っぱらって 気持ち悪くて ・ ・ ・。
 県北の中心都市にある”池端”という飲み屋さんで 過去にご指導を受けた先輩方7人と一杯やりました。
 盛り上がった結果 ビールから酒へと切り替わり ヨイヨイになってしまった。
 鉄桶の団結の印 「くいだおれ」 ストラップの所有者5人の首領も参加し 気持ちも新たに堅い絆を誓い合った。